『R&Cマガジン』にて、共働き世帯の家計実態を調査すべく、共働き夫婦1,000人に対してお小遣いに関する調査を実施。
今回は、『R&Cマガジン』が実施した調査の結果について紹介します。
R&Cマガジン「共働き世帯の家計実態調査」
調査対象:共働き夫婦1,000人
調査地域:全国
調査期間:2023年6月6日~6月7日
調査主体:R&C株式会社
調査委託先:アイブリッジ株式会社
近年、共働き夫婦が増加傾向にあります。
そのため、家計のありかたも変容してきているようです。
この記事では、「毎月のお小遣い」に注目し、共働き夫婦1,000人に対し調査を実施。
毎月のお小遣い金額をはじめ、それに対する満足度や理想額、さらにはお小遣いのやりくり方法など、リアルなお小遣い事情を明らかにしています。
アンケート調査記事でわかること
お小遣い制を採用している夫婦はおよそ半数だということがわかりました。
また、毎月のお小遣い額平均は夫婦で32,682円。
お小遣い額の満足度調査では、夫婦全体の66%が「満足している派」という回答がありました。
なお、自分でお小遣い額を決めている夫婦は51%。
お小遣い額アップの交渉経験がある夫婦は31%だということが明らかになりました。
ほかにも、夫婦別や年代別、理想のお小遣い額、足りない場合の対処法や、やりくり方法など、お小遣い関連の調査結果を多角的にまとめられています。
お小遣い制の割合
1,000人の共働き夫婦のうち、お小遣い制と答えた人は468人(46.8%)で全体のほぼ半数という結果となりました。
毎月のお小遣い額について
お小遣い平均額は32,682円、夫婦別で見ると夫は34,503円、妻は28,820円でした。
月収額に対する割合
月収額に対するお小遣い額の割合については、夫婦平均で7.6%。
夫婦別に見ると夫は6.7%で妻は11.4%です。
年代別のお小遣い額
お小遣い平均額を年代別で見ると、20代から30代にかけ上昇傾向にありますが、40代で下降しています。
お小遣い額に対する満足度
調査の結果、「まあまあ満足している」が42%、さらに「満足している」という人が24%で、合算すると66%の夫婦が「満足」していることがわかりました。
理想のお小遣い額について
理想額は夫婦平均で44,524円でした。
実際のお小遣い額の平均が32,682円だったので、理想額には約12,000円不足しています。
お小遣い額アップの交渉経験について
31%が「ある」と回答し、そのうち、成功したのは16%でした。
およそ2分の1の確率で成功しているようです。
「R&Cマガジン」編集部よりコメント
共働き夫婦1,000人調査の結果、毎月のお小遣い額の平均は夫婦全体で32,682円であることがわかりました。
この金額に対して、半数以上が「満足している派」でしたが、「満足していない派」も一定数おり、理想額は夫婦平均で44,524円。
理想と現実は12,000円もの差があります。
しかし、お小遣いが足りなくても、50%が「我慢する」と回答し、やりくり方法では「とにかく支出を抑える」が大差をつけ1位。
決まったお小遣いでひと月を乗り越えるため、なんとか努力している皆さんの姿が浮かんできました。
今後お小遣い制にする予定がある、またはお小遣い額を見直したいと考えている人に対し、この記事が参考になれば幸いです。
『R&Cマガジン』が実施した「共働き世帯の家計実態調査」結果の紹介でした☆