1914年(大正3年)創業の蒟蒻製造メーカー「ナカキ食品」より、レトルトご飯パック『ヘルシーライス』が登場!
炒飯やリゾットなどに最適な、糖質・カロリー“50%OFF”のレトルトご飯パックです。
ナカキ食品『ヘルシーライス』
販売店舗:公式アンテナショップ「Kitchen Nakaki+」等
日本の伝統食品である蒟蒻を海外の人々に食べてもらえるように蒟蒻のもつ欠点(臭い匂い、水っぽい、味染みが悪い)を克服して着実に海外に成果を伸ばしてきた「ナカキ食品」
この蒟蒻ライスをベースにして白米とのコラボでレトルトご飯パックを海外向けに作りました。
日本人はある意味、米に対する考えは独特で、米単体が主食となり、旨味があってモチモチ食感があるものが好まれますが、海外から見れば一般的ではありません。
世界の米の需要からするとジャポニカ米は全体の20%にしかすぎず、インディカ米が主流になっており、他国では米は料理具材の一つとしか見られていないのが現状です。
そこで、インディカ米の性質を持っていて、糖質・カロリー50%以上カットのパラパラになる蒟蒻のヘルシーライスを世界中に売り出そうと考えました。
今回の製品は糖質・カロリーを50%以上カットしたレトルトのご飯パックです。
製法として米状のコンニャクにお米と水を加えて包装し、加熱する時にお米が煮上がるイメージで炊き上がります。
ナカキ食品が開発したナカキライスは水が出ない特徴をもっていますが、お米が煮え上がる時の水を吸収するエネルギーがコンニャクの水を保持するエネルギーより大きいため、ご飯がベタつきます。
この水を加減すると袋の上部の米が生煮えで硬く仕上がります。これをどうやって均一化させるかが難しかったです。
種を明かせば簡単なことですが、コンニャクの水を保持する力を強めて、またご飯が炊けるときの周囲から水を引く力が小さい品種の米を探すことで解決しましたが、5年もの歳月を要しました。
次に包装形態ですが、一般のレンジパックの容器ではそのまま食べるご飯としての先入観が強すぎると思い、写真のような袋に入れました。
ナカキ食品は日本より海外での販売を優先するため、調理する時の具材として使われやすい形態が良いと考え、中身のパラパラ感が見えた方が良いと結論付けて単袋の含気包装に拘りました。
空気が混入しますと、コンニャクの原材料に使用されている大豆の油脂分が酸化してしまうので、賞味期限を7カ月間保つために、不活性ガス充填で防ぎました。
「ナカキ食品」より登場している、レトルトご飯パック『ヘルシーライス』の紹介でした☆