クリエイティブバンクは、全国の公務員・会社員及び役員1,100名を対象に、「IT製品・サービスの導入」に関するアンケート調査を実施。
停滞しがちな社内のデジタル化を進めるための最新調査レポートです。
クリエイティブバンク「IT製品・サービスの導入」アンケート調査
「デジタル化の窓口」を運営する「クリエイティブバンク」
クリエイティブバンクは、全国の公務員・会社員及び役員1,100名を対象に、「IT製品・サービスの導入」に関するアンケート調査を実施しました。
停滞しがちな社内のデジタル化を進めるための最新調査レポート。
ChatGPTなどAIを使った新たな技術が生まれるなど、デジタル化を取り巻く環境は日々変化し続けていますが、現在企業のデジタル化を担うビジネスパーソンはどのように進めているのか調査されました。
「サービスを導入する際、どのような役割を担っているか」と質問したところ、具体的な回答があったのは全体の回答のうち57.2%。
第1位の回答は「情報収集」。
多くの製品が類似の機能や特徴を持つ場合、まずはどの製品を社内で検討するか、情報収集を経て選択肢を絞るプロセスが重要です。
そのためか、この「情報収集」の段階には50代が関わっている割合が多く、業務の経験値をもとに自社によりフィットした製品やサービスを選ぶに欠かせない世代と示唆する結果となりました。
IT製品やサービスを導入検討する具体的なきっかけに関するアンケートの結果をみると、第1位は「効率化・コスト削減が必要なとき」となり、「上司から指示されたとき」の2倍超となりました。
予算削減などコロナの影響を受け、働き方改革などで少ない人員でいかに業務を回していくか、現場層が明確な課題に直面することで社内のデジタル化が進む様子が窺えます。
「勤め先でのIT製品やサービスの導入に向け、最初にすること」について尋ねたところ、「どういう製品があるのか選択肢を調べる」が第1位に。
複数の製品やサービスを比較し、自社の要件に最も適した製品を選択するための基準を得ることができるため、選択肢を調べることは欠かせません。
製品やサービスの特徴や機能、価格、導入に関わる要素などを把握し、導入計画の策定も視野に入れることで、導入時のスケジュールや予算の立案などへスムーズにつなげることができます。
実際の調べ方については、「IT製品・サービスを一堂に紹介している比較サイトで調べる」という回答が第1位となりました。
しかし、50代では第2位の「IT製品/サービスの公式サイトをひとつずつ調べる」という回答にも、ほぼ同数の票が集まっていることから、経験や知識のある世代では、公式サイトを個別に調べることで製品についてより慎重に理解しようとする傾向があるようです。
「ウェブなど資料請求などを行う際の名刺情報入力で、途中でやめたくなる事はありますか」と尋ねたところ、「はい」43.1%、「いいえ」31.9%となりました。
理由の第1位として「手動での入力欄が多く面倒なとき」に票が集まりました。
ポジション別に見ると特にこの傾向が強いのが、「経営者・役員層」で約6割が「はい」と回答し、時間の制約があり、業務に専念するために効率的なプロセスを求める傾向がより高いことが分かります。
最後に「『まとめ一括資料請求』や『まとめ一括見積』など行い、興味のない企業からの営業がストレスになった経験があるか」と尋ねたところ、「いいえ」40.5%が「はい」35.3%を少し上回りました。
さらにこの結果を世代別でみたところ、20代では「はい」の割合が一番多いことがわかりました。
一方で、「興味のある比較対象の企業のみからの営業なら許容できる」か聞いたところ、全体では「はい」の回答が7割であったところ、20代の回答では全体の回答より多い約8割が「はい」と回答。
この年代が希望とより合致する情報への関心度が高く、そうでない情報にはストレスを感じる傾向が強いことが分かりました。
デジタル化の窓口
「デジタル化の窓口」はSaaSをはじめとしたIT製品やサービスの導入事例や特徴・選び方を解説する紹介サービス。
多くのIT製品やサービスが展開される中、情報を選び出すだけでも時間的なロスが発生します。
「デジタル化の窓口」では、IT製品やサービスの特徴を解説、デジタル化したい分野の検索、そしてユーザー企業が自社の課題を解決した導入事例を豊富に掲載することにより、企業の課題をより早く解決でき最適なIT製品やサービスを見つけることが可能です。
クリエイティブバンクが実施した「IT製品・サービスの導入」アンケート調査の紹介でした。