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コミュニケーションを通じて認知症を予防!理化学研究所 革新知能統合研究センター「ぼのちゃん」を使った共想法体験会

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理化学研究所 革新知能統合研究センター認知行動支援技術チームは、40代50代の方に向けて、認知症予防のための会話支援ロボット「ぼのちゃん」を使った共想法(きょうそうほう)の体験会を開催。

また、体験会では会話支援ロボット「ぼのちゃん」体験のほか、認知症を防ぐ4大ポイントを伝える講座や、現状の身体チェックなども行われます。

 

理化学研究所 革新知能統合研究センター「ぼのちゃん」を使った共想法体験会

 

 

日時:2023年6月8日(木)10:30~12:30

場所:理化学研究所革新知能統合研究センター(東京都中央区日本橋1-4-1日本橋一丁目三井ビルディング15階)

参加者:40代50代の一般女性(4~8人程度)

内容:共想法の実践:会話支援ロボット「ぼのちゃん」体験/認知症を防ぐ4大ポイント/現状の身体チェックその他

 

人口の高齢化の進展に伴って、要介護高齢者の増加、介護期間の長期化など、さまざまな問題が深刻化しています。

ほのぼのとした日常会話をしながらコミュニケーションをすることは、認知機能を向上させます。

ロボット工学博士の大武美保子さんが考案した共想法(きょうそうほう)とは、さりげなく面白いものごとに気づき、写真にとって、お互いの写真を持ち寄って語らう、コミュニケーションを促す手法です。

共想法(きょうそうほう)が、健常高齢者を対象としたランダム化比較試験を通じ、認知機能改善効果を確認している中で、今回、認知症は先のことだと考えている40代50代に向けて認知症予防のための体験イベントを開催。

「6月10日ロボットの日」にちなんで、体験イベントを6月8日(木)理化学研究所にて開催されます。

 

 

ロボットの「ぼのちゃん」は、話題の提供や時間の管理を行う司会者を担当。

会話量の測定をして、時間を区切ったり、聞き手と話し手が互いにバランスよく会話をしていないと、割り込んで発話量が少ない方に話をするよう促したりします。

また、認知機能の衰えは気づきにくいことも問題の一つです。

認知症を予防し、要介護にならないためにも、動ける身体を保つことも大切な要因になります。

そのため、体験会では、体内の糖化度や脳疲労とストレス、骨密度なども測定して、現在の自分の身体についても理解を深めるセクションが設けられています。

本体験会で、脳と身体の老化を遅らせる認知症予防について知り、将来的な認知症リスクを下げることによって要介護者を減らせる効果が期待できます。

 

2023年6月8日に開催される、理化学研究所 革新知能統合研究センター「ぼのちゃん」を使った共想法体験会の紹介でした☆

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