R&Cは、推し活をしている20~50代の男女1,000人に、推し活に使う月の平均金額や予算、使い方についてのポリシーなど、「推し活にかけるお金」の調査を実施。
推し活に使うお金の月平均金額を「推す対象」分野別にグラフ化し、推し活のお金事情に関するデータとリアルなエピソードが紹介されています。
R&C「推し活にかけるお金」アンケート調査
調査地域:全国
調査期間:2023年4月27日~5月2日
調査対象:20~50代の推し活をしている男女1,000人
調査元:R&C株式会社
調査協力:アイブリッジ株式会社
R&C株式会社は、推し活をしている20~50代の男女1,000人に、推し活に使う月の平均金額や予算、使い方についてのポリシーなど、「推し活にかけるお金」の調査を実施。
コロナ禍もひと段落し、推し活を後押しするイベントも増加。
関連するグッズやサービスも次々と販売され、推し活の状況はますます盛り上がっています。
そこで今回の調査は、事前調査として20~50代の男女8,000人に「推し活をしていますか?」と質問。
現在推し活をしている、または5年以内に推し活をしていると回答した方を対象に本調査が実施されました。
特に「推し活にかけるお金」をキーワードに、金額や使い方について重点的に質問しました。
さらに、事前調査にて「推しの分野」として挙げられた13の分野別に、お金を使う金額を分析し比較しています。
推し活に使う月の平均金額はいくらか
「推し活に使っているお金は、おおよそ月にいくらか?」と質問し、その回答から平均値を算出。
回答者全員の回答から出した平均値と、推しの分野ごとの平均額も出して比較。
全体では月平均16,605円となり、分野別では「俳優(舞台)」が1位に。
それ以外の分野は10,000円台という結果でした。
月平均の金額帯とその割合では、全分野で1~5,000円がボリュームゾーンとなっています。
推し活費は予算内におさめているか
推し活の予算に関する回答でもっとも多かったのは「予算の範囲内で楽しんでいる」で、40%でした。
次に多かった回答の「あまりお金を使わずに楽しみたい」(27%)と合わせると、67%の人が堅実なお金の使い方をしているようです。
推し活費用のために、やりくりの工夫をしているか
今回の「推し活にかけるお金」調査では、推し活費用のための工夫についても自由記入で回答が集められました。
推し活のために貯金や節約をすることのほか、クレジットカードなどでポイントを貯める「ポイ活」で推し活費用を捻出するという回答もありました。
推し活の中で何にお金を使っているか/もっとも出費を惜しまないものは
Q1〜Q3で、推し活をしている人の多くが、意外なほどシビアなお金の使い方をしていることがわかりました。
それでは、推し活にかけるお金の使い道を厳選している中で、何に一番お金を使っているのでしょうか。
推し活で使っているもの上位3つと、中でも特にお金を惜しまないものについて質問しました。
推し活のお金の使い道として1位になったのはグッズ類でしたが、お金を惜しまないものの1位は「チケット代・イベント費用」でした。
近年、形に残らない「コト消費」が好調だといわれていますが、推し活に使うお金に関してもこの傾向が出たという結果になりました。
「推し疲れ」を感じるか
また「推し疲れを感じるかどうか」について聞いたところ、「まったく感じない」人が57%と過半数でした。
「推し疲れを感じている理由」で一番多かったのは「出費」でした。
今回の調査では、推し活に使うお金のポリシーについての回答で「長く続けるためにも無理はしない」というコメントが見られたように、推し活をする人たちは推し活を続けたいからこそ堅実であり、お金の使い道を厳選していることがわかりました。
R&Cが実施した「推し活にかけるお金」アンケート調査の紹介でした☆