冨士麺ず工房が、1947年創業以来、生麺づくりに徹し、ラーメン店を中心に岡山県内外の人気店から支持されてきました。
今回、新発想から生まれたハイブリッド麺「十二麺体」(中華麺)と「ハタヤリン」(パスタ)を2023年6月1日(木)に発売。
また、去る2023年5月14日(日)に、岡山市内で、3代目社長となる波夛 悠也氏の社長就任式と共に、2種類のハイブリッド新作麺の発表試食会が行われました。
冨士麺ず工房「十二麺体(中華麺)/ハタヤリン(パスタ)」
冨士麺ず工房の麺は、2008年より中華麺製造から生パスタ製造の領域まで拡大し、現在は、100種類の中華麺と15種類のパスタを製造。
長年の中華麺製造から培った技術から、パスタ製造に繋がりました。
近年では、深刻な飲食店の人手不足問題もあり、イタリア料理店の要とも言われる生パスタは、手打ちであることがその価値を裏づける要素でもありました。
手打ち製法を徹底的に研究し、パスタ用の小麦と卵の配合、歯応えにこだわって生まれたパスタは、多くの有名シェフやミシュラン掲載店から支持され、今も販路を広げています。
ハイブリッド新作麺の発表試食会
大野氏による十二麺体を使った 「一照庵のクラム」
社長就任式への来場者は、地元メディア関係者14名、地元ラーメン店含む同社の取引先、155名が参加。
岡山で人気のラーメン店「一照庵」の大野 浩史氏が新しく切刃を一から開発した中華麺「十二麺体」を使ったラーメンを提供。
一方、卵黄と小麦だけで作ったパスタ「ハタヤリン」を国内外で活躍している東京の人気レストラン「ラ・ブリアンツァ」の奥野 義幸シェフと「No Code」の米澤 文雄シェフが提供しました。
ラーメン作りの発想から生まれた製造方法、味わいを徹底的に研究したパスタ麺が誕生、人気イタリア料理店からも支持されています。
波夛社長と3人のシェフによるクロストーク
左から、米澤 文雄シェフ、奥野 義幸シェフ、大野 浩史氏、波夛 悠也社長
波夛 悠也社長と3人のシェフとのクロストークでは、それぞれの立場から、新作麺の魅力や麺の開発秘話などを話しました。(それぞれのコメントを一言ずつ)
波夛社長
麺づくりにおいて、「不均質」というのは大切なキーワードにしている。
大野氏
麺が新しくて自分が持っている引き出しから言葉を出すことはできなかった。
麺自体は多加水でクリアな味。
これなら淡いスープが合うだろうとクラムと合わせた。
米澤シェフ
麺は手作りが良くて工業製品がダメということではなく、自分が妥協できないクオリティが波夛さんの麺では常に担保できている。
安心して使える。
奥野シェフ
イタリアンは麺を外注するのは邪道と思っていた。
波夛さんの麺を食べた時に工業製品のようにパチっと味が決まってない所に魅力を感じ、以降波夛さんの麺を使わせてもらっている。
波夛社長は、社長挨拶の際に、今回のために用意したPR動画を見せると同時に、時代が変わろうとも、常に美味しさを追求し未来につながる麺を作り続けたいと語りました。
各商品について
各商品は2023年6月1日(木)より冨士麺ず工房のオンラインショップにて販売。
冨士麺ず工房の麺を気軽に自宅お楽しめるよう、「十二麺体」には塩味のスープ、自家製チャーシューとメンマ、「ハタヤリン」には特製ソースをつけて販売します。
十二麺体 2食セット
価格:1,129円(税込)
断面がプラスドライバの形状になるように開発された中華麺。
「フレイア」というパスタからの着想でできた麺です。
この凸凹がねじれてうねることで食感の不均質さが表現され、柔らかくソフトな食感ともちもち感が複雑に感じられます。
ハタヤリン 1食セット
価格:1,480円(税込)
北イタリアで愛される「タヤリン」を中華麺の技術から発想されたパスタ。
10倍以上大きなロールで生地を鍛える事で独特のテクスチャーを引き出しています。
1.66mmの特製の切刃で切り出し、研究した製法により日本人が好む歯切れと食感を再現しました。
岡山の人気ラーメン店「麺酒 一照庵」にて、新作麺「十二麺体」が、新メニューに!
店名 : 麺酒 一照庵
所在地: 岡山県岡山市北区中山下2-1-21
「春野菜と海老のつけ麺 十二麺体Ver」並み 1,000円
「鶏中華そばクラム 十二麺体Ver」並み 1,030円
「麺酒 一照庵」(岡山)にて、つけ麺とラーメンの2種類のメニューに、ハイブリッド麺「十二麺体」が使用され「裏一照庵メニュー」として2023年5月28日(日)、29日(月)、30日(火)の3日間限定で販売されます。
冨士麺ず工房の新作ハイブリッド麺「十二麺体」(中華麺)と「ハタヤリン」(パスタ)は、2023年6月1日(木)に発売です。