文春時代コミックス『鬼平犯科帳』シリーズ(さいとう・たかを、原案・池波正太郎)の最新刊『鬼平犯科帳 118』が、2023年4月26日(水)に発売されました。
文春時代コミックス『鬼平犯科帳 118』
書名:コミック 鬼平犯科帳 118
定価:748円(税込)
発売日:2023年4月26日
体裁:B6判 並製カバー装
池波正太郎の名作「鬼平犯科帳」をさいとう・たかを氏が独自の脚色で描く大人気シリーズ『コミック 鬼平犯科帳』
さいとう・たかを氏の代表作のひとつであり、今回の118巻で347話を数える長寿作品です。
世情不安定な江戸の街を舞台に “鬼平”と呼ばれる火付盗賊改方長官・長谷川平蔵が、部下の与力・同心や密偵たちとともに、盗賊をはじめとした悪党たちを追う、捕物帳の物語が繰り広げられます。
最新刊の『コミック 鬼平犯科帳 118』は、原案者の池波正太郎の生誕100年記念企画として、「鬼平」と「ゴルゴ13」の顔を担当しているさいとう・プロダクションの作画チーフ、ふじわら・よしひで氏の特別インタビューが収録されています。
亡くなる直前、さいとう・たかを先生から直々に作画チーフに指名されたふじわら氏が、国民的キャラクターである「鬼平」と「ゴルゴ」をいかに描いているか?
その秘密に迫ります。
内容紹介
盗賊“稲城の文治”一味が呉服問屋に押し入り、番頭を殺して火を放った。
本格の盗賊として知られる文治がなぜ非道に手を染めたのか?
平蔵は腑に落ちぬものを感じる……。
(仕置ノ三百四十四 「狙われた男」より)
小金稼ぎのケチな盗人である伊吉が捕らえられた。
平蔵の温情により人足寄場に送られた伊吉は、深夜になると木彫りの仏像を拝んでいた。
伊吉には別れた女房と娘がいたのだ……。
(仕置ノ三百四十五 「鼠ばたらきの伊吉」より)
男を騙して盗みを働く“たらしこみ”を生業とする“おはん”には、手塩にかけて育てた一人息子の幸助がいた。
ところがその幸助が、こともあろうに女を騙す“牝たらし”になっていた……。
(仕置ノ三百四十六 「おはん」より)
猫の面をかぶる不気味な盗賊団が、江戸市中を荒し回っていた。
“猫又の進兵衛”率いる一味には恐ろしい“化け猫様”がついており、逆らった者は喰い殺されてしまうという……。
(仕置ノ三百四十七 「化け猫騒動」より)
『コミック 鬼平犯科帳 118』の紹介でした☆