産科婦人科及び新生児・未熟児・小児科分野の診療用医療機器・ME機器の開発・製造・販売・保守、製品の輸出及び輸入販売を行う「トーイツ」
トーイツが、オンプレ・クラウド対応の分娩監視セントラルシステム「emona CENTRAL(エモナセントラル)」を発売します。
トーイツ「emona CENTRAL(エモナセントラル)」
発売日:2023年6月1日(木)
販売名:セントラルサーバ用アプリケーション MF-7700
認証番号:305AFBZX00019000
推奨ブラウザ:Microsoft Edge、Google Chrome
これまで院内にサーバを設置する必要のあるオンプレミス型の分娩監視セントラルシステムを提供してきた「トーイツ」
しかし、現行のソフトウェアのバージョンアップ対応だけでは、医療現場からの「院内・院外問わず、場所にとらわれない監視環境を整えたい」「BCP対策の観点からデータの保存性を高めたい」「ユーザーインターフェースを向上してほしい」などのニーズに応えることに限界がありました。
そこで今回、新たな分娩監視セントラルシステムのプラットフォームを開発。
サーバソフトウェアのOSにLinuxを初めて採用したことにより、持続的にコストを抑えたシステム提供が可能になりました。
また、クライアントソフトウェアも様々なOS環境およびWEBブラウザから動作できるようにしたことで専用端末が不要になり、モニタの見やすさや操作性の向上はもちろんのこと、看護業務の負担軽減・診断価値の向上と拡張性の提供が可能に。
「emona CENTRAL」は、オンプレミスかクラウドかのいずれかを選択して利用できます。
用途・規模・予算に応じられる豊富なラインナップ・ソフトウェアオプションを用意しているため、医療現場それぞれの使用シーンに最適な使い方が可能です。
また、トーイツは同時期に「emona CENTRAL」との連携が強化された分娩監視装置「emona CTG」を発売予定。
今後も周産期医療メーカーとして、機器の設計開発および医師等との共同研究を進め、医療現場のニーズに合った魅力のある商品をお届けすべく努力が続けられます。
いつでもどこでもモニタリング
「emona CENTRAL」はWEBブラウザを利用しているため、専用端末が不要。
クラウドタイプの場合、インターネットにつながればPC・タブレット・スマホから、院内・院外問わずいつでもどこでも様々な端末で監視が行えます。
シンプルで見やすい監視画面
操作の時以外はメニューボタンを非表示にし、波形表示領域を約30%アップ。
多胎の場合に選択した胎児の波形を強調する「胎児心拍強調表示」や、リアルタイムと過去波形または過去波形同士を比較できる「波形比較表示」などの機能も追加されます。
データ喪失のリスク軽減
クラウドタイプの場合、サーバ設置に場所を取らず、故障や停電によるデータ喪失リスクを回避可能。
「emona CENTRAL」は多くの国や企業で採用されている安全性・信頼性に優れたクラウド基盤に構築されています。
サブスクでコスト削減
クラウドタイプの場合、費用はサブスクリプションモデルとなっています。
そのため、初期費用を低く抑えられ予算計画も立てやすくなります。
2023年6月1日よりリリースされる、トーイツ「emona CENTRAL(エモナセントラル)」の紹介でした。