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環境にやさしい材料を使って開発された熱電モジュール!アイシン高丘「ProVo(プロボ)」

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アイシン高丘から、熱電モジュール新製品「ProVo(プロボ)」が登場!

熱電モジュールとは、熱から電気を直接変換することができる熱電材料を用いたデバイスです。

アイシン高丘の鋳造技術を活用し、環境にやさしい材料を使って開発された熱電モジュール「ProVo(プロボ)」を紹介していきます☆

 

アイシン高丘「ProVo(プロボ)」

 

 

サイズ:約16.6×18.8×3.8mm

重さ:約2.5g

内部抵抗:1.0±0.1Ω

開放電圧:70mV±15mV (周囲温度25℃時、40℃の熱源に自然空冷ヒートシンク付)

使用温度:-40℃~170℃

 

アイシン高丘から、熱電モジュール新製品「ProVo(プロボ)」が登場!

熱電モジュールとは、熱から電気を直接変換することができる熱電材料を用いたデバイスです。

周りの環境から微小なエネルギーを収穫して、電力に変換する技術(エネルギーハーベスティング技術)として注目されています。

従来の熱電モジュールは、材料の希少性・毒性・耐久性に課題がありました。

「ProVo(プロボ)」は、アイシン高丘の鋳造技術を活用し、環境にやさしい材料から耐久性に優れた熱電モジュールを開発。

鉄(Fe)、アルミニウム(Al)、バナジウム(V)を主成分とした環境に優しく、入手しやすい材料が原料です。

ビスマス(Bi)、テルル(Te)やSe(セレン)などの原料は含まれていません。

鋳造で作られた熱電チップは熱や振動に強く、高耐久、高強度です。

2,000サイクルの熱サイクル試験経過後も内部抵抗が変化しないため安定した発電が可能です。

 

 

「ProVo」は熱電モジュール単体なので、ヒートシンクや昇圧回路を取り付けることが必要ですが、今後は「ProVo」をキット化し、より手軽に熱を電気に変換し利用できるデバイスの販売も予定されています。

 

アイシン高丘から販売されている熱電モジュール「ProVo(プロボ)」の紹介でした☆

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