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バレエで”日本の美”を表現する演目を4年ぶりに再演!熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』

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熊川哲也さんのオリジナル作品『蝶々夫人』

バレエで“日本の美”を描くという全く新しい発想で2019年の初演時には大きな話題を呼びました。

そんな『蝶々夫人』を、熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023が、ミュンヘン・バレエのプリンシパル、ジュリアン・マッケイをゲストに迎え、4年ぶりに再演します!

 

熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』

 

 

公演期間:2023年5月24日(水)~28日(日)

会場:東京文化会館 大ホール

チケット料金:価格は税込表記
S席 16,000円、A席 12,000円、B席 9,000円 C席 7,000円 D席 5,000円、A親子席 16,000円、学生券 4,000円

※A親子席:大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下 A席エリア)
※学生券:中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定
※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い

チケット販売場所:TBSチケット、チケットスペースほか

 

熊川哲也さんのオリジナル作品『蝶々夫人』

バレエで“日本の美”を描くという全く新しい発想で2019年の初演時には大きな話題を呼びました。

2019年、熊川哲也さんがKバレエ カンパニー20周記念作品として挑んだのはバレエで“日本の美”を描く『蝶々夫人』の創造でした。

プッチーニの傑作として名高い同名オペラに材を得て全2幕のグランド・バレエに生まれ変わらせた本作は、“オペラのバレエ化”を遥かに超えた独創性に満ちています。

オペラにはない新たな物語、海軍士官ピンカートンのアメリカ出発と、赴任地・長崎の遊郭で蝶々を見初めるまで、を第1幕に置いたオリジナルのドラマ展開。

アメリカの場面のみあえてプッチーニを離れ、ドヴォルザークの楽画を用いるなど大題に構成した音楽。

日米の差異がヴィヴィッドなコントラストをなすこの幕は、二国の色彩異なる華やかな踊りの見せ場であると同時に、その後ふたりが辿っていく、国境を越えた愛の顛末にいっそうの説得力をもたらします。

 

 

熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』では、ュンヘン・バレエのプリンシパル、ジュリアン・マッケイをゲストに迎え、4年ぶりに『蝶々富夫人』を再演。

そして、優れた演劇性に定評がある飯島望未さんが、初めての蝶々役に挑戦。

さらに、初演時のキャストの登場、初披露の役を演じるトップダンサーなど、見どころ満載です。

 

『蝶々夫人』ストーリー

 

 

開国まもない明治の長崎。

武家に生まれた蝶々は、幼い頃に父が自害し家が没落、今は遊女見習いとして遊郭に身を置いている。

一方、アメリカでは海軍士官ピンカートンが長崎への赴任を命じられ、恋人ケイトとの別れを惜しみつつ日本へと旅立つ。

長崎にやって来たピンカートンは、仲間と共に遊郭を訪れる。

あでやかな花魁道中に目を奪われる男たち。

そんななか、ピンカートンはひとりの可憐な少女に出会い、心惹かれる。

それは蝶々だった。

遊郭を取り仕切るゴローと遊女たちの世話役スズキの勧めにより、ピンカートンは蝶々を現地妻として娶ることを決める。

ピンカートンのもとに嫁いだ蝶々は、この結婚が一時的なものであるとは知らず、生涯の愛を捧げることを誓う。

改宗までした蝶々に叔父のボンゾウは激怒し、彼女を勘当する。

蝶々はピンカートンの優しさに慰められ、ふたりは初めての夜を過ごす。

ピンカートンが帰国し数年が過ぎた。

幼なじみのヤマドリの求婚を断り、幼い息子と共に帰りを待ちわびる蝶々。

だが、彼女の前に現れたのはピンカートンの妻となったケイトであった。

すべてを知った蝶々が選び取った道とは・・・

 

2023年5月24日(水)から公演される、熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』の紹介でした☆

©Yumiko Inoue
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