JMDCとライフネット生命保険が、JMDCが保有する日本最大規模の匿名加工された医療データとマイナポータル上の項目を疑似的に再現した「仮想マイナポータルデータ」を活用し、JMDCが独自で開発した「引受リスク予測AI」の実証実験を開始。
実証実験を踏まえ、マイナポータルデータを活用した保険会社の引受査定の最適化に貢献することを目指します。
JMDC「引受リスク予測AI」
「健康で豊かな人生をすべての人に」という経営理念のもと、医療分野において社会課題として挙げられている「医療費の増大」「医療の地域格差」「生活習慣病の増大」「労働力不足」といった問題にデータとICTの力で解決に取り組むことで、持続可能なヘルスケアシステムの実現を目指している「JMDC」
保険事業では、これまでもJMDCで保有する医療ビックデータやデータ活用のノウハウを生かし、保険商品や健康増進サービスの開発など、幅広い領域のビジネスサポートが行われてきました。
今回、JMDCが独自に開発を進めている「引受リスク予測AI」とJMDCが保有する匿名加工された医療ビックデータを活用し、ライフネット生命とともに引受査定業務の効率化に関する実証実験を実施。
JMDCが保有する匿名加工された約1,200万人分の過去長期間に渡る医療データから仮想的にマイナポータルの医療保険情報に相当するデータを抽出した仮想マイナポータルデータを基にした「引受リスク予測AI」
将来どの程度傷病が発生するかを予測するAIであり、その有効性については既にJMDC内にて確認されています。
実証実験を通じて、引受リスク予測AIを査定オペレーションに組み込むことで、ライフネット生命の保険商品における引受範囲の拡大及び引受基準の最適化を目指していきます。
マイナポータルデータを活用した 保険会社の引受査定の最適化を推進。
実証実験が開始されている、JMDC「引受リスク予測AI」の紹介でした。
