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リスクモンスターが、第1回「オンライン社内会議における内職の実態」調査結果を発表しました。
リスクモンスター 第1回「オンライン社内会議における内職の実態」調査
調査方法:インターネット調査
調査エリア:全国
調査期間:2022年12月12日(月)~12月14日(水)
調査対象者:20歳から59歳の男女個人800名
有効回収数:800サンプル
多くの企業で実施が定着しているオンラインでの会議。
オンライン会議では参加者の手元が見えにくく、会議中に会議に関係のない業務、いわゆる「内職」を行うことも可能です。
そこでリスクモンスターでは「オンライン社内会議における内職の実態」を調査。
今回の調査では、オンライン社内会議中に「内職している」が約4割を占めており、会議回数「月5回以上」、「総会議時間月91分以上」において、内職しているとの回答が高い傾向があることがわかりました。
また、内職を行う理由を聞いたところ、「会議の内容が自身の業務に関係ない」が最も多く、次いで「会議時間が長い」の順に高い回答となりました。
会議の本来の目的である意思決定のための議論が疎かになることを避けるためには、出席者全員が会議に集中できるよう、会議の頻度や、議論・進行の仕方について見つめなおすことが必要ではないでしょうか。
あなたは、オンライン社内会議で内職をしていますか?
オンライン会議中における内職の実施有無について調査を行ったところ、回答者の約4割の人が「内職している」(回答率37.5%)ことがわかりました。
男女別においては、男女ともに「内職している」が約4割となっていますが、男性(同39.8%)の方が女性(同35.3%)より4.5ポイント高い結果です。
企業規模別では、企業規模が小さくなるにつれて「内職している」が高まる傾向にあり、零細企業においては4割を超える結果となっています。
オフライン(対面)での会議における内職の実施有無を調査したところ、「内職している」(同14.6%)は15%に満たない状態にあり、オンライン会議での内職実施率の高さが際立つ結果となっています。
1か月間のオンライン社内会議の平均回数と総会議時間を教えてください
1か月のうちに参加するオンライン社内会議の回数とその総時間を調査し、内職の実施状況との相関性を集計したところ、会議回数が多いほど「内職している」が高い傾向にあることがわかりました。
1か月の会議回数が5回以上では、「内職している」が半数を超えています。
1回(同26.1%)と8回以上(同54.7%)を比較すると、約30ポイントの差があり、会議回数の多寡による内職実施率の差が目立つ結果となっています。
総会議時間に着目すると、「90分以下」では「内職している」が2~3割であるのに対し、「91分以上」では、「内職している」(同42.0%)は4割を上回る結果となりました。
会議時間90分を境に10ポイント以上の差が生じており、総会議時間が内職実施率に影響しているといえます。
あなたが内職を行う理由を教えてください
オンライン社内会議で内職をしている人に対して、内職を行う理由を聞いたところ、「会議の内容が自身の業務に関係ない」(回答率48.3%)が最も多く、次いで「会議時間が長い」(同46.3%)となりました。
どのセグメントにおいても、内職を行う理由の上位傾向に大きな違いは見られませんが、男女別では、男性において「会議内容が自身の業務に関係ない」(同52.2%)が半数を超え最多となっているのに対して、女性では「会議時間が長い」(同46.1%)が最多となっています。
企業規模別では、「零細企業」や「中小企業」においては「会議時間が長い」(各同52.9%、39.4%)が最多であるのに対して、「中堅企業」では「発言する機会が少ない」(同46.3%)、「大企業」では「会議内容が自身の業務に関係ない」(同52.0%)が最多となっており、企業規模によって内職を行う理由の傾向が異なる様子が表れています。
また、役職別では「役職なし」と「管理職(課長以上)」において、全体と同様の傾向が表れていますが、「主任・係長」では「会議時間が長い」(同52.5%)が半数を超え最多となっており、役職毎の会議への関わり方に差が表れています。
約4割が会議中に内職、会議の回数・時間と相関性を調査。
リスクモンスターが調査結果を発表した、第1回「オンライン社内会議における内職の実態」の紹介でした。