三井化学の組織横断的なオープンラボラトリー活動であるMOLp(モル、そざいの魅力ラボ)と、三井化学ファインが、フランス・パリで開催された「ANREALAGE Paris Collection A/W 2023」へ参加したファッションブランドの「アンリアレイジ」へフォトクロミック材料を提供。
その世界観を実現するマテリアル・サポートが行われました。
三井化学「ANREALAGE Paris Collection A/W 2023」
開催日時:2023年2月28日(火)現地時間17:00~
場所:Theatre de la Madeleine
2023年2月28日(火)に、フランス・パリで「ANREALAGE Paris Collection A/W 2023」が開催されました。
「ANREALAGE Paris Collection A/W 2023」には、ファッションブランドの「アンリアレイジ」が参加。
今回「アンリアレイジ」のパリファッションウィークでのコレクションテーマは「=(イコール)」
19世紀のドイツの哲学者・生物学者であるヤーコプ・フォン・ユクスキュルが唱えた「環世界」の概念を表現しています。
ユクスキュルは、ミツバチやモンシロチョウが「見る」ことのできる「紫外線」は、人間が「見て」いながら「知覚していない」世界であるといい、光を受け取る知覚機能が異なることで、見える色も世界も変わることを提言しました。
人間の目で見える可視光線の色と、ミツバチやモンシロチョウなどが捉える紫外線によって変わる色、その人間が見える色と見えない光と色を共存させることで「環世界 ―等しく異なる世界―」の表現に挑戦しています。
三井化学の組織横断的なオープンラボラトリー活動であるMOLp(モル、そざいの魅力ラボ)と、三井化学ファインはそんな「アンリアレイジ」にフォトクロミック材料を提供。
「MOLp」は、素材の機能的価値だけではなく、感性的価値を加えた表現やプラスチックの新しいエージング表現といった挑戦、素材が五感や心に訴えかける感性価値を体験価値(UX)として表現する取り組みを行ってきました。
そこで、「MOLp」はアンリアレイジのコレクションコンセプトに共感し、フォトクロミック材料でパリコレクションにマテリアル協力しました。
また、三井化学ファインは、今回のパリコレクションのためにフォトクロミックマスターバッチを新規に開発。
共同開発中のフジボウテキスタイルと一丸となりフォトクロミック繊維として作り上げ、アンリアレイジが目指す新しい「表現」を素材面からサポートされました。
三井化学の「MOLp」と三井化学ファインが世界観を実現するマテリアル・サポートを実施。
「ANREALAGE Paris Collection A/W 2023」にて行われた「アンリアレイジ」へのマテリアル・サポートの紹介でした☆