大森花卉とJAとまこまい広域が、鮮度維持装置「WAVEMAGIC」を使った共同研究成果を発表。
ほうれん草の常温での鮮度維持輸送が可能になりました。
今回は、ほうれん草の常温での鮮度維持輸送を可能にした「共同研究」の内容を紹介していきます☆
大森花卉×JAとまこまい広域「共同研究」
収穫日:2022年9月14日
到着日:2022年9月16日
大森花卉とJAとまこまい広域が、鮮度維持装置「WAVEMAGIC」を使った共同研究成果を発表。
大森花卉とJAとまこまい広域は、販売中の鮮度維持装置「WAVEMAGIC」を使用し、ほうれん草の常温での鮮度維持輸送を可能にしました。
実験対象には、エチレンガス分解フィルム「FRESHMAMA」も併用。
「WAVEMAGIC」との相乗効果の確認もされました。
「WAVEMAGIC」は、特殊な電界を発生させ、青果物内の水分の構造を変化させることで、水分の蒸散を防ぐとともに、雑菌を抑制する装置です。
実験は、33℃を超える厳しい暑さの中で、ゆうパックによる常温輸送で実施。
3日間の輸送期間後の水分ロス率は、無処理の物が11.4%と大きく水分を失っていたのに比べ、
「WAVEMAGIC」と「FRESHMAMA」を併用した実験区は、わずか2%という驚異的な結果を示し、シャキッとした見た目や鮮度に大きく差が出る結果となりました。
この実験により、輸送による鮮度劣化の防止や、2024年以降の輸送日数の増加にも有効に対処できることが期待できます☆
ほうれん草の常温での鮮度維持輸送を可能にした鮮度維持装置「WAVEMAGIC」使用の実験。
大森花卉とJAとまこまい広域が発表した、鮮度維持装置「WAVEMAGIC」を使った共同研究成果の紹介でした☆