近畿日本ツーリストが、特別プラン「小夜の風雅 幽玄の宴 -映像にはない、息衝く「Real」を-」を販売。
姫路城の世界遺産登録30周年を記念し、城郭研究家の本岡 勇一氏とともに、初めて夜間に一般公開となる「夜間の姫路城大天守内」への登閣と、能楽ワキ方福王流 江崎 欽次朗氏による能「小鍛冶」が堪能できるプレミアムプランです。
近畿日本ツーリスト「小夜の風雅 幽玄の宴 -映像にはない、息衝く「Real」を-」
姫路城プレミアムプラン商品詳細:
- 日帰りプラン
設定日:2023年3月18日(土)、19日(日)、20日(月)、21日(火)
旅行代金:59,000円(税込)
最少催行人員:1名から
添乗員:同行します
食事条件:食事なし - 宿泊プラン:※宿泊プランはグループ会社であるクラブツーリズム株式会社が企画・実施します
設定日:2023年3月21日(火)
旅行代金:69,800円(税込)
最少催行人員:2名から
添乗員:同行します
食事条件:1日目食事なし/2日目朝・昼食つき
14世紀中頃に築城されたといわれる、別名「白鷺城」とも呼ばれる白亜の姿で厳粛な雰囲気を醸し出している国宝「姫路城」
江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物がいまだに現存しており、主郭部を含む中堀の内側は「姫路城跡」として国の特別史跡に指定されています。
2023年は世界遺産(文化遺産)登録30年の節目の年。
今回販売される「姫路城プレミアムプラン」は、世界に誇る姫路城の文化財としての理解をより一層深め、姫路城の夜の魅力が体感できる限定企画です。
初めての試み、大天守での能楽と夜間の登閣
夜の姫路城を限定で貸し切り見学、国宝である「イの渡櫓」「ロの渡櫓」の2箇所を特別に見学できる今回のプラン。
ほかにも通常は立ち入ることのできない夜間の城内を城郭研究家とともに登閣できます。
解説を交えて、新たな魅力や夜ならではの発見をお手伝いします。
そののち、江戸時代に城主も嗜んだ古典芸能『能楽(半能)』を夜の帳に包まれた姫路城大天守にて鑑賞、公演後にはミニ能楽講座を実施。
姫路城の天守群は本来、人が立ち入る場所ではなく、天狗や妖怪退治の伝説が多々残っています。
その姫路城大天守で能を舞うのは初めての試みであり、美しい見た目だけではない、質実剛健な空間が醸し出す荘重な世界を体感。
姫路城の「知と技と美」が際立つ、昼間の姿とは異なる光と影の競演、人々が畏怖を抱いたその幽玄さなどが五感で愉しめる限定プランです。
夜間の大天守で古典芸能『能楽(半能)』を鑑賞
夜間の大天守で古典芸能「能楽(半能)」が愉しめます。
今回の演目は、実際に姫路城で演じられていたもので、狐の精霊を主人公とし、姫路が終焉の地とされる刀工・三条宗近氏が登場する演目「小鍛冶」(後場のみ)を、世界遺産登録30周年を記念して特別に大天守において鑑賞できます。
刀剣は姫路の刀匠・明珍宗裕氏の刀を展示。
また、公演後には、ミニ能楽講座が開催されます。
能楽ワキ方福王流 江崎 欽次朗氏(写真左)
江崎家は元禄年間より続く姫路藩お抱え能役者である、姫路市出身の江崎 欽次朗氏。
12歳にて初舞台を経験し、平成26年、重要無形文化財総合指定保持者に認定されました。
平成27年3月、湊川神社神能殿にて江崎家当主、十二世欽次朗を襲名。
平成30年度兵庫県芸術奨励賞、令和元年度姫路市芸術文化賞を受賞しています。
城郭研究家 本岡 勇一氏(写真右)
1969年兵庫県生まれ、兵庫県在住の城郭研究家、本岡 勇一氏。
本業として自治体の観光や城跡などの文化財活用に関わる一方で、個人としての活動では城郭の魅力を伝えるべく、テレビやラジオ、各種メディアへ出演・制作されています。
また、兵庫県内のお城ツアーガイドもプロデュース。
著作に「ひょうごの城めぐり」(神戸新聞総合出版センター刊)などがあります。
国宝・姫路城の世界遺産登録30周年を記念したスペシャルプラン。
近畿日本ツーリストにて販売が開始されている「小夜の風雅 幽玄の宴 -映像にはない、息衝く「Real」を-」の紹介でした。