R&C株式会社が、2月22日「猫の日」にあわせて『R&Cマガジン』にて猫の飼い主3,000人に毎月の食費・トイレ代、突発的な医療費など「猫にかかる費用」の調査を実施。
猫の毎月の食費や医療費、 お迎えした時の費用をグラフ化したアンケート結果を紹介していきます☆
R&C「猫にかかる費用」
調査期間:2022年12月26日~12月27日
調査対象:2021年以前より猫を飼っている20~60代の男女3,000人
調査地域:全国
R&C株式会社が、2月22日「猫の日」にあわせて『R&Cマガジン』にて猫の飼い主3,000人に毎月の食費・トイレ代、突発的な医療費など「猫にかかる費用」の調査を実施。
一般社団法人ペットフード協会によると、コロナ前の2019年にくらべコロナ渦中にあった2020年、2021年の猫の新規飼育頭数は大きな伸びを見せています。
コロナ禍を機に猫を飼いはじめるひとが増えたといえます。
一方で猫を手放す人も多く、環境省の調査では令和2年度の飼い主からの引き取り数は10,479頭。
その一因として経済的理由、つまり「猫にかけるお金が捻出できないから」というケースも予想されます。
本調査では猫を飼っている3,000人へアンケートを実施。
実際に猫を迎えてから一生を終えるまでにかかる費用の実態が明らかにされました。
3,000人アンケートの結果、猫の一生でかかるお金は平均2,646,956円でした。
その内訳が「日常的にかかるお金」「ときどきかかるお金」「最初にかかるお金」の3つに分けて紹介されています。
日常的にかかるお金
日常的にかかる費用としては食費が644,885円、トイレまわりが360,936円、消耗品(爪とぎ、シャンプー、おもちゃなど)が224,627円。
特に食費は月々3,000円ほどですが、一生で計算すると約64万円という試算に。
さまざまな費用のなかで食費がもっとも高額であることがわかりました。
猫砂をはじめとした「トイレまわり」は毎月2,000円弱の費用がかかります。
比較的少額な印象ですが、一生で考えると約36万円にもなります。
さらに猫の生活にはいろいろな消耗品が必要になります。
猫にもよりますが月々で1,200円ほどの費用がかかり、一生ではおよそ22万円がかかる見込みです。
ときどきかかるお金
ときどきかかるお金は、医療費が468,419円、ワクチン接種費用が67,856円、健康診断が112,746円、冷房費用が262,038円、暖房費用が393,363円。
またワクチン接種と健康診断は実施していないという声が半数を超えているという実態も明らかになりました。
医療費は、猫の個体差が大きいものの一生で約46万円の見込みです。
食費に次いでお金がかかるのが医療費という結果になりました。
ワクチンを接種している猫は50.3%で、「接種派」「非接種派」がほぼ同率という結果に。
接種している場合はほとんどが1年に一度の接種であることがわかりました。
最初にかかるお金
最初にかかるお金は、必需品(猫タワー、猫ベッド、爪切り、食器、トイレ本体など)が23,152円、去勢/不妊手術が19,076円、購入費(ペットショップやブリーダーなどから)が185,201円、譲渡費用(保護猫団体や保健所、知人などから)が4,086円となりました。
ただし飼い主の嗜好やお財布事情により差が出やすく、1万円以内に収める人が多い一方で10万円以上かけるという回答も見られました。
また去勢/不妊手術にかかる費用は1.9万円ほどという結果に。
5,001~20,000円という回答が多く、去勢手術か不妊手術か、そして動物病院によっても差があるようです。
また猫との出会いは、保護猫団体などからの譲渡がもっとも多く39.4%、一方でペットショップなどからの購入はもっとも少なく22.5%という結果になりました。
購入と譲渡の大きな金額差は注目したいポイントです。
「日常的にかかるお金」「ときどきかかるお金」「最初にかかるお金」の3つの内訳で行ったアンケート調査。
『R&Cマガジン』にて公開されたアンケート調査「猫にかかる費用」の紹介でした☆