半蔵門ミュージアム「修験と密教の美術 祖師とみほとけ」

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12m以上ある役行者絵巻などを展示!半蔵門ミュージアム「修験と密教の美術 祖師とみほとけ」

投稿日:2023年2月24日 更新日:

半蔵門ミュージアムは、特集展示「修験と密教の美術 祖師とみほとけ」を2023年3月22日(水)から期間限定で開催。

半蔵門ミュージアムが所蔵する絵巻、仏画などの仏教美術を間近で見ることのできるチャンスです!

 

半蔵門ミュージアム「修験と密教の美術 祖師とみほとけ」

 

 

入場料:無料

会期:2023年3月22日(水)~7月9日(日)

開館時間:10時~17時30分(入館は17時まで)

休館日:毎週月曜日・火曜日

 

 

半蔵門ミュージアムは、特集展示「修験と密教の美術 祖師とみほとけ」を開催。

12m以上ある役行者絵巻が展示されます。

修験道は諸信仰が集合した、日本独自の信仰の形で、飛鳥~奈良時代の役小角(役行者/神変大菩薩)が祖とされます。

本特集展示では、役小角の物語を描いた現存数少ない役行者絵巻を展示し、役小角の足跡を辿ります。

絵巻は草花などを金泥で描いた料紙も用いられた、とても美しい作品です。

 

 

また、現存2通しかない聖宝(理源大師)自筆の解由状を展示。

醍醐寺を開いた聖宝(理源大師)は、役小角の約200年後に大峯山を復興、当山派と呼ばれる真言系修験道の流祖になりました。

今回展示する東寺解由状は、東寺の官職交替にあたり引継業務が完了したことを証する文書で、数少ない聖宝の署名がみとめられる貴重な資料です。

 

また、役行者絵巻 第7段 江戸時代 17~18世紀や、

 

 

中央の不動明王と四隅の種子で五大明王を表している「不動明王像」なども展示されます。

 

イベント情報

 

参加費:無料

会場:半蔵門ミュージアム3階ホール(定員40名)

対象:中学生以上

 

外部講師による講演や、客員研究員、学芸員によるレクチャー・講座などを実施。

ここでしか聞けないお話などが聞けるチャンスです。

 

講演会「古代・中世における修験道の足跡をたどる-その教説と実践-」 会場・オンライン併催

 

日時:2023年5月28日(日) 14時~15時30分

事前申込期間:2023年3月22日~5月8日

 

日本女子大学名誉教授である永村眞氏を迎えての講演。

実践の宗教として存続してきた修験道の聖教・著述を通して、発展の足跡をたどります。

 

講演会「山岳信仰と仏教」 会場・オンライン併催

 

日時:2023年6月25日(日) 14時~15時30分

事前申込期間:2023年5月10日~6月9日

 

慶應義塾大学名誉教授の鈴木正崇氏の講演会「山岳信仰と仏教」

日本人の山岳信仰と外来の仏教が融合した経緯をたどり、神仏習合とは何かを問い直します。

 

 

スライドレクチャー「展示品の見どころ紹介」 会場のみ

 

日時:2023年4月9日(日)14時~14時40分(受付開始 13時30分)※事前申込不要(当日先着順)

 

客員研究員である吉田典代氏のスライドレクチャー。

特集展示作品の特徴や見どころを、スライドを用いて分かりやすくお話しされます。

 

江戸歴史文化講座「関ケ原・大坂合戦をめぐる悲哀」 会場のみ

 

日時:2023年7月8日(土)14時~15時(受付開始 13時30分)※事前申込不要(当日先着順)

 

主任学芸員の岡崎寛徳氏が江戸歴史文化についての講座を実施。

徳川家康が勝利したことで知られる合戦をめぐり、当時の人々が感じた悲哀に迫ります。

 

現存2通しかない聖宝(理源大師)自筆の解由状などを展示。

半蔵門ミュージアムが、2023年3月22日(水)から期間限定で開催される、特集展示「修験と密教の美術 祖師とみほとけ」の紹介でした!

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