自動車向け組込みソフトウェア開発を多数手がける「デンソークリエイト」が、次世代システム・ソフトウェア設計ツールの最新バージョンの提供を開始。
Git連携の強化やタイミングチャート・状態遷移表にも対応したシステム・ソフトウェア設計ツール「Next Design V3」がリリースされました。
デンソークリエイト システム・ソフトウェア設計ツール「Next Design V3」リリース
価格(年間利用料):
・ユーザーライセンス 66,000円(税込)~
・フローティングライセンス 264,000円(税込)~
動作環境OS:Windows 10、Windows 11
各工程の設計情報の構造と関連を定義した「メタモデル」と、それを表現するための図・文書表現の「ビュー定義」を開発現場の観点・用途に合わせることで専用の設計ツールにできる「Next Design」
これにより、今までWord/ExcelやUML/SysMLで表現されていた仕様書・設計書など、開発現場固有の設計手法・プロセスを整理して1つのツールに統合でき、トレーサビリティを保ちながら組織横断で設計データの共有を実現します。
2020年の提供開始以来、自動車業界だけでなく、電気機器など多様な業種で幅広く利用されています。
最新版の「Next Design V3」では、バージョン管理ツールのGitと密接に連携し、複数の設計者による設計変更点をツール上で簡単に確認しマージすることが可能。
設計ツールでありながらソースコードと同様の分散開発のスタイルが実現できます。Gitの操作もNext DesignのUIで直感的に行えます。
さらに、組込みソフトウェア開発で頻繁に利用されるタイミングチャート・状態遷移表に対応するなど、開発現場からの要望に応えた新機能を数多く搭載。
コミットやプッシュなどのGit操作をNext Design上で完結できるほか、コンフリクトをUI上で確認しながら3-wayマージで解消してくれます。
また、組込みソフトウェア開発で頻出するタイミングチャートと状態遷移表に対応。
フィルタ機能によるトレーサビリティの視認性が向上しているほか、ツリーグリッドでのオートフィルや高度なフィルタなどExcelライクな操作性の実現。
その他、数多くの機能が改善されています。
Git連携の強化やタイミングチャート・状態遷移表にも対応した システム・ソフトウェア設計ツール。
デンソークリエイトよりリリースされた「Next Design V3」の紹介でした。