ITコミュニケーションズが、B2Bマーケティングと共同で「BtoB商材の購買行動に関する実態調査レポート」を実施。
コロナ禍以降のBtoB商材検討における購買行動(意思決定)の実態を調査したレポートが公開されました。
ITコミュニケーションズ「BtoB商材の購買行動に関する実態調査レポート」
調査期間:2022年12月23日(金)~ 12月25日(日)
調査方法:インターネット調査
回答者数:420名
設問数:8問
調査対象:2020~2022年までの過去3年間において、勤務先で購入・導入した製品、あるいはサービスの検討・意思決定に関わった会社員
データを活用し、効果的なマーケティング施策を実践するヒントや運用広告などをブログ形式で紹介している「ITコミュニケーションズ」
そんな「ITコミュニケーションズ」が、B2Bマーケティングと共同で「BtoB商材の購買行動に関する実態調査レポート」を実施。
コロナ禍以降のBtoB商材検討における購買行動(意思決定)の実態を調査したレポートが公開されました。
本調査で行われた設問とその回答の一部を紹介していきます。
直近で関わった、製品やサービスを検討する段階で収集した主な情報源は
製品やサービスを検討する段階で収集した主な情報源についての設問です。
得られた回答としては「各種Webメディア」が47.9%と突出しました。
次いで「テレビ」が37.1%、「提供企業のWebサイト」が35.0%と続きました。
2018年に実施した同様の調査と比較すると、「展示会(リアル・オンライン含め)」の順位が「営業担当者」と入れ替わり、営業担当者からの情報よりも、Webメディアやイベントなどからの情報収集を重視している傾向が見られました。
製品・サービスの検討にあたり、具体的に比較したものはいくつあったか
直近で関わった、製品・サービスの検討にあたり、具体的に比較した候補の数について質問。
「1つ」が18.8%、「2つ」が24.8%、「3つ」が24.5%となりました。
一方、「4つ」または「5つ以上」と回答した合計は14%に留まりました。
この結果から、約3分の2が製品・サービスの具体的な検討を3つ以内に絞っていることが分かり、より検討の早い段階で認知され、比較対象に残るようなマーケティング戦略がBtoB企業に求められていると言えそうです。
2023年以降、製品やサービスの検討に関わる場合、それぞれの情報源をどの程度重視するか
2023年以降、製品やサービスの検討に関わる場合に各情報源をどの程度重視するかを質問。
「提供企業のWebサイト」を重視するとの回答が20.5%で最上位となり、次いで「展示会(リアル・オンライン含め)」が18.1%と続きました。
一方、10.5%の「新聞」が最下位となりましたが、「やや重視する」も含めると4割近くは重視している傾向にあり、この辺りは検討するBtoB商材のターゲットや業界により、参考にされる情報源が変わりそうです。
その他本調査では、製品やサービスを検討する際に参考にした提供企業のWebサイトの主なコンテンツや、最終的に発注・導入に至らなかった製品・サービスの選ばれなかった理由などについても明らかにされています。
コロナ禍以降のBtoB商材検討における購買行動(意思決定)の実態が明らかに。
ITコミュニケーションズが実施・公開した「BtoB商材の購買行動に関する実態調査レポート」の紹介でした☆