東京工芸大学の小野文孝名誉教授が、一般財団法人テレコム先端技術研究支援センターの主催する2022年度SCAT表彰で受賞。
「画像情報のエントロピー符号化に関する先駆的業績」の業績により会長大賞を受賞しました。
東京工芸大学「2022年度SCAT表彰」
東京工芸大学の小野文孝名誉教授が、一般財団法人テレコム先端技術研究支援センターの主催する2022年度SCAT表彰で受賞。
「画像情報のエントロピー符号化に関する先駆的業績」の業績により会長大賞を受賞しました。
SCAT表彰は、ICT(情報通信技術)の研究開発により国民生活の安全安心に寄与するなど多大な貢献のあった研究者に授与されます。
今回の受賞は受賞者の画像符号化領域における先駆的かつ基盤的な貢献が高く評価されました。
画像信号のデジタル化が急速に進展し、画像・映像情報が国民の安全・安心の向上など日常生活のあらゆるシーンに欠かせないのもになっています。
これを支えているのが画像伝送・蓄積を高速化・ 高効率化する画像符号化技術。
受賞者は早くからその理論的解析と実用的解決策に取り組み、符号化過程を情報源のモデル化とエントロピー符号化に分離。
前者を「モデル情報量」、後者を「符号化効率」で評価することを提唱したうえで、一般的な情報源モデルであるマルコフモデルの汎用的符号化手法を初めて明らかにしました。
「画像情報のエントロピー符号化に関する先駆的業績」の業績により会長大賞を受賞しました。
2022年度SCAT表彰で行われた表彰式の紹介でした☆