世界中のあらゆる競技のスポーツベッティングを手掛ける「PINNACLE(ピナクル)」のプロモーションを行う「WASABIZ」
そんな「WASABIZ」が、NFL優勝決定戦「スーパーボウル」を控え、アメリカンフットボールコーチの長尾健さんにインタビューを実施。
今回は、そのインタビューの内容を紹介していきます☆
WASABIZ「アメリカンフットボールコーチ長尾健インタビュー」
世界中のあらゆる競技のスポーツベッティングを手掛ける「PINNACLE(ピナクル)」のプロモーションを行う「WASABIZ」
そんな「WASABIZ」が、NFL優勝決定戦「スーパーボウル」を控え、アメリカンフットボールコーチの長尾健さんにインタビューを実施。
長尾健さんは、Xリーグでの活躍後フットボールコーチとして次世代育成に励むアメリカンフットボールコーチです。
埼玉栄高校でアメリカンフットボールを始め、全国大会のプレーオフ出場。
進学先の日本体育大学では3年時からK/P専任になり、4年時はTD ALL JAPANに春、秋シーズン共に選出され、トライアウトを経てオービックシーガルズへ入団。
2014年からXLEAGUEでのキャリアがスタート。
ルーキーイヤーではチーム選出のスペシャルチームのMVPに選出。
2年目には世界選手権のメンバー候補にも選出されたものの、その後は2017年に左足首の靭帯断裂による長期離脱などを経験し、思うようにいかないキャリアが続きました。
2020シーズンでは日本一に輝き、個人としてもチーム選出のスペシャルチームのMVP、HUDLE MAGAZINEのALL JAPANに選出され、華々しく2020年のシーズンを最後にフットボール選手としてキャリアを終えました。
現在はフットボールコーチとしてコーチング団体を立ち上げ、若い世代の育成に励んでいます。
今回行われたインタビューでは、アメリカンフットボールの楽しみ方についての内容が掲載されています。
観ても楽しいスポーツであるアメフトの楽しみ方について教えてください――
実は、NFLとNCAAでは細かいルールが違ったりします。
当然、それによって楽しみ方も変わってくるのですが、それがわかるようになると観戦者としてはだいぶ面白いと思います。
ベーシックなフットボールであるNFLを楽しんでから、複雑なトリックプレーが飛び交うNCAAのフットボールを観ると、より面白さを感じることができると思います。
特に地区のライバル対決では、サッカーでいうクラシコやミラノダービーのような緊張感があり、とても刺激的な試合を観戦できるのでNFLと違った楽しみ方ができます。
ボウルゲームも多く、学生スポーツとは思えない経済効果が生まれ、アメリカでは生活の一部と言ってもいいと思います。
長尾さん自身も、アメリカでプレーするチャンスがあったとお聞きしましたが――
日体大の3年時のシーズン終わりには、ウェストバージニア大学からトランスファーの話を出して頂きました。
色々な想いがありましたが、日体大の同期と最終シーズンを過ごすことを決めました。
学生スポーツでのトランスファーというのは他の競技ではあまり聞いたことがないと思いますが、アメリカという国のダイナミックさを感じるエピソードです。
そんなアメリカを中心に、日本でもこの時期必ず話題になるのが、スーパーボウルですよね。
毎年、アメリカでの視聴率が45%を超える大イベントです。
アメリカだけでなく、全世界から注目されていると言っても過言ではと思います。
日本でも、ハーフタイムショーが話題になっていますよね。
(2022年はドクター・ドレー、エミネム、ケンドリック・ラマー、スヌープ・ドッグ、メアリー・J. ブライジが出演し、2023年はリアーナが出演。)
アメリカの歌手の最高ステータスがスーパーボウルのハーフタイムショーと言われるくらいです。
そんなアメリカを代表するイベントなので、時差のある日本では、日本中のフットボーラー、アメフトファンがこぞっと有給を取得したりする日でもあります。
そんな素晴らしいイベントが毎年開催される喜びと興奮が、今以上に日本にも浸透したらいいなと思っております。
では、今回のスーパーボウルまで試合の見どころ、注目選手を教えてください。まずは、NFCはどうでしょうか。
ここまでレギュラーシーズンを圧倒的な強さで勝ち上がってきたフィラデルフィアイーグルスと、エースQB負傷のアクシデントを乗り越え、要所でタレント力が光るサンフランシスコ49ersの戦いですね。
イーグルスは、なんと言っても2年目のジャレン・ハーツが目覚ましい活躍と圧倒的なリーダーシップでチームを牽引してきました。
また元々定評のあったOLの活躍や、新加入のWRブラウンや同じく2年目スミスの活躍により爆発的な得点力で圧倒し、ここまで勝ち上がってきました。
とにかく穴が少なく盤石の勝ち上がりをしてきた優勝候補大本命チームといっていいでしょう。
それに対して、49ersはシーズン途中にパンサーズではエースRBであったクリスチャン・マキャフリーを獲得し、リーグNo.1の呼び声高いカウボーイズのエッジラッシャーのパーソンズを完封したパスプロテクションと、体格に似合わぬ機動力でオープンプレーのダウンフィールドブロックなどOLの常識を超えているトレント・ウィリアムズ、ランでもパスでも違いを生み出せるディーボ・サミュエルとハイブリッドTEジョージ・キトルとタレント力はリーグ屈指のメンバーを揃えています。
ディフェンスにもニック・ボサや今NFL No. 1といっていいDB並みの守備範囲の広さを誇るベストLBフレッドワーナーが好調なのも明るい材料です。
爆発的なオフェンス力か?総合力か?興味深い一戦にになるのは間違いないですね。
それでは、AFCではどうでしょうか?
5年連続でチャンピオンシップに出場しているカンザスシティチーフスと昨シーズンのAFCチャンピオンであるシンシナティ・ベンガルズという、昨年と同じカードになりました。
言わずと知れた現在NFLNo.1QBパトリック・マホームズが今シーズンもハイパーオフェンスを牽引し、トラビス・ケルシーとのホットラインも健在です。
かつ、RBアイザイア・パチェコのスピード感溢れるランプレーも台頭してきており、例年よりクイックデリバリーのバランスアタックに磨きが掛かった印象のオフェンスですが、唯一の不安要素として挙げられるのがマホームズの足首の負傷状態です。
マホームズのコンディションが勝敗に大きく左右するのではないかという懸念は拭えません。
昨季のAFC王者ベンガルズは、エースQBジョー・バローとWRジャマール・チェイスのホットラインが今季も健在で、勝負所でのビッグプレーが期待されます。
また、エースRBジョー・ミクソンのコンディションも上がってきており、ここにきてスピード・パワーを兼ね備えたRBが試合のリズムを作れるのかも勝敗の鍵を握ると考えています。
またSPECIAL TEAMにも目が離せません。
エースKであるチーフスのバッカー、ベンガルズのマクパーソンという、この実力者二人のどちらかがミスをする展開になると勝敗に大きな影響をもたらすことになりそうです。
アメリカンフットボールコーチの長尾健さんが、日本のアメフトファンに向けて分かりやすく2023年の「スーパーボウル」の楽しみ方などを解説してくださいました。
WASABIZが公開した「アメリカンフットボールコーチ長尾健インタビュー」の紹介でした☆