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名宝をデジタルコンテンツや複製で鑑賞できる!東京国立博物館「デジタル法隆寺宝物館」

投稿日:2023年1月17日 更新日:

国立文化財機構 文化財活用センターが、東京国立博物館 法隆寺宝物館に通年で鑑賞できる展示室「デジタル法隆寺宝物館」を開室!

常時展示がかなわない法隆寺ゆかりの名宝を、デジタルコンテンツや複製でくわしく鑑賞、体験する展示室です☆

 

東京国立博物館「デジタル法隆寺宝物館」

 

 

観覧料:総合文化展観覧料もしくは開催中の特別展観覧料が必要

会期:2023年1月31日(火) 以降は通年展示(半年毎に展示替)

会場:東京国立博物館 法隆寺宝物館/中2階

開館時間:9:30~17:00

 

国立文化財機構 文化財活用センターが、東京国立博物館 法隆寺宝物館に通年で鑑賞できる展示室「デジタル法隆寺宝物館」を開室!

「デジタル法隆寺宝物館」は、常時展示がかなわない法隆寺ゆかりの名宝を、デジタルコンテンツや複製でくわしく鑑賞、体験する展示室です。

 

 

2023年1月31日からは法隆寺献納宝物である国宝「聖徳太子絵伝」を展示。

およそ千年前に描かれた国宝「聖徳太子絵伝」の高精細画像を、大型8Kモニターで鑑賞するデジタルコンテンツを体験できる展示です。

このデジタルコンテンツでは、原品ではよくみえない聖徳太子の表情までもが8Kモニターに映し出されます。

 

 

聖徳太子の生涯にわたる50以上もの事績から、みたい場面を選んで解説とともに鑑賞するなど、国宝「聖徳太子絵伝」の魅力を8K画質で自在に詳しく楽しめます。

 

 

2023年8月1日からは「法隆寺金堂壁画」をテーマに、臨場感あふれるグラフィックパネルと、大型8Kモニターで絵の詳細まで自在に鑑賞できるデジタルコンテンツを展示。

7世紀後半から8世紀はじめに制作されたとみられる「法隆寺金堂壁画」は、かつて法隆寺金堂の内壁(外陣)にあった大画面壁画です。

 

 

「法隆寺金堂壁画」写真ガラス原板は、美術印刷会社便利堂によって1935年に撮影されたもので、焼損前の金堂壁画の姿を今に伝えます。

デジタルコンテンツ<「法隆寺金堂壁画」写真ガラス原板デジタルビューア>は、363枚ある写真ガラス原板から、専用の高精細スキャナーで取得した高精細画像を、大型8Kモニターに映されます。

 

 

この高精細画像は、写真ガラス原板1枚を5分割して読み込み、撮影時のレンズの歪みや現像時に生じた濃淡の差などを補正し、複数の画像データを接合したものです。

壁画1枚の画像は、大壁で300億画素、小壁で170億画素を超えます。

仏教美術の至宝と称えられた法隆寺金堂壁画、その線描の美しさを大画面モニターで体験できる展示です。

 

 

さらに、仮面や装束の当初の姿を考証した復元模造の展示では、かつて人々を魅了した伎楽(ぎがく)という芸能の色鮮やかな世界観にふれることができます☆

 

国宝「聖徳太子絵伝」や、「法隆寺金堂壁画」のデジタルコンテンツを体験できる展示室がオープン。

2023年1月31日(火)から、東京国立博物館 法隆寺宝物館に開室する「デジタル法隆寺宝物館」の紹介でした☆

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