プレマシードが、全国20歳以上の高校を卒業している男女300名を対象に「高校生活に関する調査」を実施。
その結果が発表されました。
プレマシード「高校生活に関する調査」
調査実施期間：2022年11月24日(木)～11月25日(金)
調査の方法：インターネット調査
調査機関：プレマシード
調査の対象：全国20歳以上の高校を卒業している男女
有効回答数：300名
プレマシードが、全国20歳以上の高校を卒業している男女300名を対象に「高校生活に関する調査」を実施し、結果が発表されました。
高校生活を振り返り、どの程度満足しているかの質問には、「満足している」30.0％、「やや満足している」42.3％と計72.3％が高校生活に「満足している」と回答。
一方、不登校やいじめの経験、人間関係のトラブルにあった経験が「ある」という方も少なからずいるようです。
いじめや不登校の原因となる可能性がある「生徒間の人間関係のトラブル」は28.0％の方に経験があることがわかりました。
また、身近な方の経験では5人に1人に不登校やいじめの経験があるとの結果が出ました。
いじめや不登校は遠い世界のものではなく、身近な問題であると言えそうです。
高校はどのような場所かという質問には、「勉強をする」場所だという回答はもちろん、「将来の進路を考える」、「青春を楽しむ」、「社会性を身につける」場所だと考えている方が多い結果となりました。
いじめや人間関係のトラブル等が原因で、これらの経験ができないという方もいる可能性もあります。
そして通信制高校にどのような方が通っていると思うかを聞くと、「仕事をしている人」との回答が最も多く、「不登校経験がある人」、「ひきこもりの人」などの意見も多く集まりました。
通信制高校は人間関係のトラブルがあった人の受け皿でもある他、現在は芸能活動やスポーツ、趣味など自分が打ち込みたいことと学業を両立させたい、という合理的な考えから選ぶ人も増えています。
通信制高校を詳しく知りたいかという問いに対し、中学生や高校生のときに通信制高校についてもっと詳しく知りたかったとの回答は、計20.6％にとどまる結果となりました。
通信制高校のイメージが「仕事をしている人」や、「不登校経験がある人」、「ひきこもりの人」が通うところであると思っている方も多いのかもしれません。
あなたのお子さまが通信制高校に通ってみたいと言ったら応援したいと思いますかという質問には、「応援したいと思う」方が32.3％、「やや応援したいと思う」方が37.7％と、計7割の方が応援したいと回答。
その理由として、「応援したいと思う」・「やや応援したいと思う」と回答した人の中では「本人が決めたことなので尊重したいから。」(49歳/女性)といった声や、「別に高校は全日制に限られるものではないので、やりたいことがあれば通信制でもかまわない。」(49歳/男性)、「将来の目標に向けて頑張る時間が取れそう。」(23歳/女性)という意見が上がりました。
一方「あまり応援したいと思わない」・「応援したいと思わない」と回答した人は、「将来のことに不安があるから。」(54歳/男性)、「普通に全日制に通ってほしいから。」(62歳/男性)、「なんとなくネガティブなイメージが強いから。」(43歳/男性)と、全日制高校を支持する声が多く上がりました。
多くの方が通う全日制高校は、規律のある集団生活をする中で、青春や社会性を育み、将来の生きる力を培っていく場所であるという認識が広く浸透しているようです。
しかし、集団生活に違和感があり、馴染めない人も少なくありません。
また、やりたいことがあったり、将来の夢があると考えていたりする人にとっては、全日制高校は少し窮屈な場所になっているかもしれません。
全日制高校、通信制高校のどちらが良い悪いではなく、選択肢の一つとして、必要な人が必要なときに当たり前に選ぶことができる社会がより必要になってきています。
高校を卒業している全国の男女300名に調査。
プレマシード「高校生活に関する調査」の紹介でした☆
