滋賀県立美術館にて、企画展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」を開催!
2019年以降に撮影された川内倫子さんの写真を中心に、映像作品やインスタレーションなど多彩な表現が展示されます。
滋賀県立美術館「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」
料金:一般1,300円(税込)、高大生900円(税込)、小中生700円(税込)
開催期間:2023年1月21日(土)~3月26日(日)
会場:滋賀県立美術館 展示室3
開場時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
滋賀県立美術館にて、企画展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」を開催!
「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」は、国内では6年ぶり、そして故郷である滋賀でははじめてとなる川内倫子さんの大規模個展です。
この10年の活動に焦点を当て、未発表作品を織り交ぜながら川内倫子さんの作品の本質に迫ります。
川内倫子さんは、デビュー作で写真界の芥川賞とも称される木村伊兵衛写真賞を受賞。
2022年11月には、国際的な写真賞であるSony World Photography Award 2023特別功労賞を日本人ではじめて受賞するなど、国内外で高い評価を受けています。
川内倫子さんの写真は柔らかい光をはらんだ独特の淡い色調を特徴とし、初期から一貫して人間や動物、あらゆる生命がもつ神秘や輝き、儚さ、力強さを撮り続けています。
日常にある儚くささやかな対象と、長い時を経て形成される大地の営みとが、独自の感覚でつながり、同じ生命の輝きを放っているところに、川内倫子さんの作品世界の大きな魅力があるといえます。
タイトルでもある〈M/E〉は、本展のメインとなる2019年以降に撮影された新作のシリーズです。
〈M/E〉とは、「母(Mother)」、「地球(Earth)」の頭文字であり、続けて読むと「母なる大地(Mother Earth)」、そして「私(Me)」でもあります。
アイスランドや北海道で撮影された火山や流氷と、コロナ禍で撮影された日常の風景とは、一見するとかけ離れた無関係のものに思えますが、地球の上でおこっており、川内倫子さんの写真はそこにある繋がりを意識させます。
さらに写真にとどまらず、川内倫子さんはこれまでも映像作品の発表や文章の執筆を行ってきました。
本展でも、写真に加え、映像作品やインスタレーションなど多彩な表現が展示されます。
人間や動物、あらゆる生命がもつ神秘や輝きなどを撮り続けている川内倫子さんの大規模個展。
2023年1月21日(土)から開催される、滋賀県立美術館「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」の紹介でした☆