日本損害保険協会が、2022年11月30日現在の「令和4年台風第14号」および「令和4年台風第15号」に係る各種損害保険の支払件数・支払保険金(見込含む)等について取りまとめました。
また、現在業者と保険契約者とのトラブルが増加していることを示唆しました。
日本損害保険協会
令和4年台風第14号(2022年9月14日~20日)
【2022年11月30日現在:日本損害保険協会会員会社・外国損害保険協会会員会社等合計】
事故受付件数(件)
車両保険(商品車含む):8,729
火災保険:157,894
新種保険(傷害保険含む):4,476
合計:171,099
支払件数(件)
車両保険(商品車含む):7,335
火災保険:136,373
新種保険(傷害保険含む):3,824
合計:147,532
支払保険金(千円)
車両保険(商品車含む):2,952,796
火災保険:78,674,566
新種保険(傷害保険含む):1,893,973
合計:83,521,335
2. 令和4年台風第15号(2022年9月23日~24日)
【2022年11月30日現在:日本損害保険協会会員会社・外国損害保険協会会員会社等合計】
事故受付件数(件)
車両保険(商品車含む):15,403
火災保険:14,951
新種保険(傷害保険含む):1,059
合計:31,413
支払件数(件)
車両保険(商品車含む):14,041
火災保険:11,291
新種保険(傷害保険含む):880
合計:26,212
支払保険金(千円)
車両保険(商品車含む):17,847,730
火災保険:24,020,461
新種保険(傷害保険含む):1,126,898
合計:42,995,089
※「事故受付件数」には、事故に関する調査の依頼のほか、各種損害保険の補償内容・顧客の契約内容に関する相談・問い合わせなども含まれます
※支払件数・支払保険金は、見込を含みます
※2022年11月30日現在の数字です。今後の事故受付件数に応じ、支払件数・支払保険金は増加する可能性があります
日本損害保険協会が、2022年11月30日現在の「令和4年台風第14号」および「令和4年台風第15号」に係る各種損害保険の支払件数・支払保険金(見込含む)等について取りまとめました。
また現在、訪問やインターネット広告、SNS等で「保険金請求を代行する」・「保険金請求をサポートする」・「保険で直せる」などと言って勧誘する業者と保険契約者とのトラブルが増加中。
保険会社を装った詐欺まがいの勧誘も見られます。
例えば保険会社の者と称し、電話で損害状況を聴取したうえで「調査費用がかかるが、保険金が確実に支払われる」などと言い、実際に訪問して調査費用を要求してくるようなケースがあります。
保険会社では顧客に調査費用を請求することはありません。
また、「日本損害保険協会からの委託により保険金請求を代行する」などどいって勧誘する業者の情報が寄せられています。
日本損害保険協会が保険金請求の代行を委託することはありません。
このような勧誘があってもすぐに契約はせず、まずは加入先の損害保険会社または代理店に相談することがおすすめです。
なお、日本損害保険協会の「保険金に関する災害便乗商法 相談ダイヤル」でも保険申請サポート業者からの勧誘や契約の解除などでお困りの方の相談を受け付けています。
「令和4年台風第14号」および「令和4年台風第15号」に係る各種損害保険の支払件数・支払保険金(見込含む)等を発表。
日本損害保険協会の紹介でした。