神奈川県にある湯河原温泉 源泉上野屋が、一棟貸しの温泉宿「上野屋別邸」を新たにオープン。
江戸時代から続く老舗旅館の新たな試みとして、掛け流しの温泉と現代アートを愛でる一棟貸しの宿が誕生しました。
湯河原温泉 源泉上野屋「上野屋別邸」
所在地:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上539-3
「泊まれる美術館」をコンセプトにした「上野屋別邸」
湯河原の湯元通りは、石畳の小道が続く温泉街です。
「この情緒溢れる石畳の道での散策を通じて、多くの人に、湯河原という温泉街の魅力を感じてほしい」湯河原で生まれ育ち、湯河原という街を愛する代表の室伏氏は、そのような思いから、床屋さんだった建物を譲り受けてリノベーションし、一棟貸しの温泉宿「上野屋別邸」をオープンしました。
上野屋別邸の外壁は左官山砂の掻き落とし、内壁は漆喰、床は国産の栗の板、古い洋館で使われていたステンドグラスを外壁に移設。
昔ながらの工法と材料が生み出す佇まいが湯元通りの雰囲気と見事に融合し、老若男女に愛される美しい街並みに寄与されています。
別邸から本館までは歩いて2分ほど。
温泉カゴ片手に作務衣を羽織って別邸から本館まで石畳の道を行けば、外湯気分が楽しめます。
別邸に宿泊されたゲストは、本館の自家源泉掛け流しの湯が楽しめるのも魅力です。
小さなお子さんとの旅行や三世代でのご旅行、少人数での同窓会や趣味のお仲間とのご旅行などに利用されている「上野屋別邸」
また、Wi-Fiやコンセント付きテーブル、スクリーンとして使える大画面テレビを備えているため、ワーケーションで利用するのにも便利です。
「泊まれる美術館」としての上野屋別邸
上野屋別邸のリノベーションを手がけたのは、建築家の深山 健太郎さん。
さらに館内には、湯河原にゆかりのある光彫り作家・ゆるかわふうさんの作品が常設展示されています。
ゆるかわさんがこだわったのは、アートの展示箇所です。
滞在時間が最も長いリビングではなく、寝室や浴室、トイレのような、プライベート性の高い空間にアートが展示されています。
江戸時代から続く老舗旅館から誕生した、掛け流しの温泉と現代アートを愛でる一棟貸しの宿。
湯河原温泉 源泉上野屋から2022年7月に誕生した「上野屋別邸」の紹介でした。