滋賀県立の「陶芸の森陶芸館」にて、特別展「静中動:韓国のスピリットをたどる―開かれた陶のアート」展を開催中。
やきものを中心に韓国の伝統から現代までが一堂に会する展示を紹介していきます☆
陶芸の森陶芸館「静中動:韓国のスピリットをたどる―開かれた陶のアート」
開催期間:2022年9月17日(土)~12月18日(日)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
入館料:一般750円(税込)/高大生560円(税込)/中学生以下無料
滋賀県立の「陶芸の森陶芸館」にて、特別展「静中動:韓国のスピリットをたどる―開かれた陶のアート」展を開催中。
陶芸の森陶芸館30周年として開催されている本展には、やきものを中心に韓国の伝統から現代までが集結。
激変する歴史の中で他文化と交流しながら、独創的な世界観を生み出してきた韓国アート界。
そのアートには、静の中に潜められる動のエネルギー「静中の動」の精神が垣間見えます。
とりわけ、人・文化の交流を通じた変容により、新たな美が生まれる一方、その動きの中で相対的に浮かび上がるアイデンティティや、変わらない伝統の精神性なども根底にうかがえます。
その精神性の代表例の一つとして挙げられるのが、朝鮮白磁の「満月壺(MOON JAR)」です。
満月壺は近年ジャンルを問わず、韓国のアーティストたちに通底する美・文化のキーワードとしてたびたび登場します。
「静中動:韓国のスピリットをたどる―開かれた陶のアート」では、静中動の視点から伝統を踏まえて、様々な表現・理論へと展開された韓国アート、主に陶を素材にした作品を中心に紹介。
その根底にある精神性と魅力について、歴史的に多くの接点を持つ日本のやきものとの関わりを通じて浮き彫りにされます。
展示作品は、約130点ほど。
展示会場は章立て構成になっており、序章から第4章までの全5章で構成されています。
また2022年11月11日からは、陶芸館ギャラリーで「Marty Gross編集 ‘韓国の陶工 作業工程1974’」の連携映像も特別放映されています☆
韓国の伝統から現代まで、主に陶を素材にした作品を中心に紹介する特別展。
2022年9月17日(土)から開催されている、陶芸の森陶芸館「静中動:韓国のスピリットをたどる―開かれた陶のアート」の紹介でした☆