株式会社ステレオサウンドから、日本のジャズレーベル「イースト・ウィンド」の2作品が復刻して登場!
イースト・ウィンドの作品群の中でも人気の高い『アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』『アイム・オールド・ファッション』の2作品が販売されます。
ステレオサウンド「復刻 イースト・ウィンド 2作品」
価格:各8,800円(税込)
発売日:2022年11月25日(金)
監修・サウンドスーパーバイザー:菅原正二(ジャズ喫茶「ベイシー」店主)
販売店舗:ステレオサウンドストア、一部オーディオ専門店など
株式会社ステレオサウンドから、日本のジャズレーベル「イースト・ウィンド」の2作品が復刻して登場!
「イースト・ウィンド」は、名プロデューサーとして活躍していた伊藤潔さん、伊藤八十八さんらによって、1974年に日本で設立されたジャズ専門レーベルです。
スタート後は、菊地雅章さん、富樫雅彦さん、日野皓正さん、アン・バートンさん、シダー・ウォルトンさん、アート・ファーマーさんら国内外の人気ジャズミュージシャンの作品を矢継ぎ早にリリースし、瞬く間に人気レーベルとなりました。
また、演奏やアートワークのクオリティの高さはもちろんのこと、その録音の良さによりオーディオ愛好家からも大きな注目を集めています。
登場から約半世紀になる今でもオーディオイベントやジャズ喫茶などでイースト・ウィンドの作品が再生される機会が数多くあるレーベルです。
今回ステレオサウンド社が復刻を手掛けるのは、イースト・ウィンドの作品群の中でもオーディオ愛好家の人気が高い『アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード/ザ・グレイト・ジャズ・トリオ』と『アイム・オールド・ファッション/渡辺貞夫ウィズ・ザ・グレイト・ジャズ・トリオ』の2作品。
どちらもユニバーサルミュージックの全面協力のもと、オリジナル・アナログ・マスターテープを使用してのオール・アナログ・プロセスでのLPレコード化を実現。
音質の監修を務めたのは、生前の伊藤八十八さんと深い親交があり、オリジナルリリース時から音質面での相談を受けていたジャズ喫茶「ベイシー」店主の菅原正二さん。
ヴィンテージ機器をふんだんに用いながらも現代ならではの丁寧な制作手法でアップデートされたジャズサウンドの魅力を感じられる2作品になっています☆
アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード/ザ・グレイト・ジャズ・トリオ
いぶし銀と評される名ピアニストのハンク・ジョーンズをリーダーとし、マイルス・デイヴィスのバンドで活躍したベーシストのロン・カーターとドラマーのトニー・ウィリアムスによって、1975年に結成されたザ・グレイト・ジャズ・トリオ。
本作は彼らが1977年2月にニューヨークのライヴハウス「ヴィレッジ・ヴァンガード」に出演した際の白熱のライヴを、名手デイヴィッド・ベイカーの録音でとらえたものです。
聴きどころは何と言っても、トニー・ウィリアムスのドラムス。
特に再生装置のトレース能力が問われる、A面1曲目「ムース・ザ・ムーチ」における繊細かつ爆発的なドラム・ソロは、ジャズ好きのオーディオ愛好家を虜にする楽曲です。
アイム・オールド・ファッション/渡辺貞夫ウィズ・ザ・グレイト・ジャズ・トリオ
1976年5月、単身ニューヨークへ乗り込んだ渡辺貞夫さんが、前年に結成されたばかりのザ・グレイト・ジャズ・トリオをバックにワンホーンで制作した、スウィンギーな傑作アルバム。
オリジナル曲に加えて、チャーリー・パーカーの「コンファメーション」(A面1曲目)やコール・ポーターの「アイ・コンセントレイト・オン・ユー」(B面1曲目)等のスタンダードナンバーが並び、そのジャズの王道を突き進むかのような演奏とともに発売当初からジャズファンの高い評価を受けています。
なお、渡辺貞夫さんとGJTは数多くの共演を重ねていますが、このセッションが記念すべき初レコーディング作品となります。
演奏は丁々発止のインタープレイの連続で、盤面に針を落としたが最後、一瞬たりとも聴き逃すことができません。
オーディオ愛好家の人気が高い、イースト・ウィンド・レーベルの2作品を復刻!
2022年11月25日(金)から発売される、ステレオサウンド「復刻 イースト・ウィンド 2作品」の紹介でした☆