輝度(明るさ)再現の革新的垂直ソリューションを開発、販売する日本企業「オクテック」の「HALDiS」が、フランス・リヨンの映画館「ルーメナリウム」に採用されました。
オクテックの映画産業への介入は今回が初となります。
オクテック「HALDiS」
「HALDiS」とは、オクテックの実・高輝度表示システム。
2022年9月30日に、「HALDiS」を常設する仏リヨン「Lumenarium(ルーメナリウム)」のプレオープン・イベントとして、今年度のリヨン国際短編映画祭の審査委員長である女優、アナ・ジラルド(Ana GIRARDOT)の初監督作で特別出品となる<Venise n'existe pas>(ベニスはない)を実験上映します。
リヨン国際短編映画祭創始者である映画監督・プロデューサー、アルノー・ミゾン主導のもと、アナ・ジラルドも参加し、「HALDiS」を用い、シーンごとに違う明るさの調整を試みます。
映画上映時に光の明るさを調整するのは、映画市場、世界で初めての試みです。
2022年9月29日18時には、「ルーメナリウム」が入居する「LUMEN光技術・研究センター」8階会議室にて、クラスター・ルミエールと共同で、「光とシネマ」と題したシンポジウムを開催。
仏映画界の光のキープレイヤーたちが登壇し、「HALDiS」を使用することによってもたらされる映画の未来にも言及します。
ストリーミングによる映画配信が大きな流れとなりつつある現代において、足を運ぶ「映画館」としての魅力や可能性について、光の街であり、映画の父リュミエール兄弟生誕の地でもある仏リヨンで映画関係者たちと探求していきます。
また、「LUMEN光技術・研究センター」2階のLUMEN光技術・研究センター施設が正式にオープンする2022年10月20日以降は、「HALDiS」を常設した「ルーメナリウム」で一般の方にも実験映画が公開上映されます。
仏リヨン「Lumenarium(ルーメナリウム)」に採用された実・高輝度表示システム。
オクテック「HALDiS」の紹介でした!