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分析機器の実習体験を通じた科学技術教育支援!日本科学未来館「JAIMA サマーサイエンススクール2022」

投稿日:2022年9月10日 更新日:

日本科学未来館にて、2022年7月22日に、分析機器体験実習「JAIMA サマーサイエンススクール2022」が開催されました。

中・高校生向けに開催され、富士フィルムや大学教授による講演や、実験が行われました。

 

日本科学未来館「JAIMA サマーサイエンススクール2022」

 

 

開催日時:2022年7月22日(金)12:10~17:00

開催場所:日本科学未来館(7階 水星、金星、火星、土星、天王星、ロビー(1))

参加人数:33名

主催:日本分析機器工業会

 

「JAIMA サマーサイエンススクール」とは、首都圏および関西圏の中・高校生を対象に、参加した皆様に実際に分析機器を操作体験してもらうことで、様々な産業を支える基盤となっている分析機器および技術についての理解を深め、科学技術への関心を高めてもらうことを目的としたイベント。

2011年5月に開催された「ICAS 2011 公開講座」をきっかけに、JAIMA技術委員会の企画として2012年より開催しています。

昨年はCOVID-19影響下、オンライン開催となり、参加校・人数も限定されたイベントになりましたが、今年開催の「JAIMA サマーサイエンススクール2022」は3年ぶりに日本科学未来館での現地開催となり、2012年開始から10周年に当たります。(2020年はCOVID-19影響のため開催中止)

 

開催当日は、JAIMA会員から構成される技術委員会の各協力企業など13社により15機種の分析機器を稼働。

今年は関東圏24名、関西圏から9名の計33名の参加があり、参加者を2名の小グループに分け(1グループのみ3名)、グループごとに1機種の装置を1時間ずつ、計3機種の装置の概要説明と操作体験実習を行いました。

集合対面での開催を安心して実施するための感染対策・検査および検査方法の教育を兼ねて、抗原検査キットを配布して希望者にセルフ検査の体験機会を提供。

検査キットメーカーである富士フィルムより検査方法に関する講演があり、検査への理解を深めました。

また、実習の冒頭に東京都立大学 河西奈保子 教授より『「分析化学」を研究する ~ナノワイヤーによるセンシング」の講演もありました。

 

近年、日本国内においてもSTEAM(Science(科学)/Technology(技術)/Engineering(工業)/Arts(教養・創造性)/Mathematics(数学))教育が注目されています。

日本分析機器工業会は、科学や分析機器の面白さを伝えることを目的に、今後もサマーサイエンススクールをはじめとする中・高校生向けイベントの開催を検討しています。

 

科学技術への関心を高めるイベント。

日本科学未来館「JAIMA サマーサイエンススクール2022」の紹介でした!

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