奈良県の魅力を東京で発信する「奈良まほろば館」にて、毎月多彩なイベント・講座・展示会等を開催中!
2022年9月は、奈良県の南西に位置する五條市の紹介や、金峯山寺仁王門の金剛力士立像にまつわる講座、吉野ヒノキと手漉き和紙を使用したキャンドルホルダー作り、奈良の隠れた名産品・新製品を紹介する「まほろばチャレンジリーグ」など、東京に居ながらにして奈良の魅力に触れられる催しが盛りだくさんです☆
奈良まほろば館「2022年9月イベント・講座・展示会情報」
所在地:東京都港区新橋1-8-4 SMBC新橋ビル1F・2F
奈良まほろば館は、奈良県の魅力の発信と認知拡大のために2009年に東京・日本橋で開館、2021年8月に新橋に移転し、リニューアルオープンしました。
1階は奈良の名産品を取り揃えたショップと気軽に奈良を味わえるカフェ&バーや旬の情報を届ける観光案内所。
2階にはイベントルームと、季節の素材や奈良の風土と歴史を感じられるよう構成された料理を楽しめるレストラン&バル「TOKi」があります。
「TOKi」では、季節の素材や奈良の風土と歴史を感じる料理を奈良の地酒、季節の果物のドリンクとともに楽しめます。
今回は、そんな奈良まほろば館にて2022年9月に開催されるイベント・講座・展示会などを紹介します☆
「五條ってどんなとこ? ~五條市の歴史に触れてみよう~」
展示
- 期間:2022年9月22日(木)~10月2日(日)11時から19時
- 会場:奈良まほろば館 2階イベントルームA
物販
- 期間:2022年9月30日(金)~10月2日(日)11時から20時
- 会場:1階Shop ※最終日は17時まで
五條市は奈良県の南西部に位置し、奈良盆地とは異なる歴史と風土を持つ地域です。
3万年以上前の後期旧石器時代から人が住みはじめ、古墳時代には新しい技術をもたらした渡来人が活躍したと言われています。
奈良朝における藤原南家文化の発達や御霊信仰のはじまりのまち、南北朝時代には南朝方の天皇が訪れ、近世には政治・経済の中心地として栄え、天誅組の変においては明治維新発祥の地となりました。
今回の展示では、「五條の歴史ゆかりの地」が紹介されます。
「幻の二十世紀梨」~100年以上続く樹上完熟梨
物販
- 期間:2022年9月17日(土)~9月20日(火)11時から20時
- 会場:1階Shop
“樹上完熟”とは糖度の高い、わずか数日の収穫のタイミングを見極めて丁寧に収穫した梨のことです。
吉野の玄関口、大淀町で100年以上前から栽培されているこの梨は、品質の高さが認められ、令和2年、「奈良県プレミアムセレクト」に認定されました。
手間のかかるその収穫方法からほとんど市場に出回らない幻の梨が数量限定で販売されます。
「吉野ヒノキを使ったキャンドルホルダー作り」~奈良のあかりを手のひらに~
日時:2022年9月18日(日)第1部 13:30~14:30
第2部 15:00~16:00
第3部 16:30~17:30
※各部の実施内容は同じです。受付は10分前より
会場:奈良まほろば館2階 イベントルームA
講師:あかり工房吉野 坂本 尚世 氏
参加費:1,650円
対象:4歳以上
定員:各部16名(先着順)
※サイズ7cm×7cm、LEDキャンドル付/通常のキャンドルにも使用可能
吉野ヒノキと吉野手漉き和紙を合わせたシートに、お好みの模様を型抜きする、キャンドルホルダー作りのワークショップです。
吉野ヒノキと手漉き和紙のキャンドルホルダーから柔らかなあかりがこぼれ、模様が優しく揺らぎます。
※作ったキャンドルは、そのままお持ち帰りできます。
聖徳太子とはいかなる存在だったのか
日時:2022年9月10日(土)15時〜17時
会場:奈良まほろば館2階 イベントルームA
講師:奈良女子大学名誉教授・元副学長 小路田泰直 氏
参加費:無料
定員:50名(先着順)
存命中は厩戸皇子と呼ばれていた聖徳太子。
なぜ、百年の歳月を経て聖徳太子と呼ばれるようになったのでしょうか?
近年「聖徳太子は存在しなかった」と論じられることも多い、謎多き人物の秘密に迫ります。
長谷寺への誘い/参ろう室生
日時:2022年9月24日(土)15時から16時30分
会場:奈良まほろば館2階 イベントルームA
講師:総本山長谷寺 東京出張所 執事 小林 観秀 師
大本山室生寺 執事 山岡 淳雄 師
参加費:無料
定員:50名(先着順)
長谷寺(桜井市)と室生寺(宇陀市)の僧侶を講師に迎え、お寺の魅力や伝説を映像とともに紹介する講座です。
総本山金峯山寺講座~南朝と重文木造金剛力士立像の造立
日時:2022年9月25日(日)14時から15時30分
会場:奈良まほろば館2階 イベントルームA
講師:総本山金峯山寺 寺史研究室長 池田 淳(いけだ きよし)氏
参加費:無料
定員:50名(先着順)
国宝金峯山寺仁王門の解体修理(2019年~2028年予定)に伴い、金剛力士立像は現在奈良国立博物館に遷座・展示されています。
1336年、後醍醐天皇が吉野に朝廷を開いた後に造立がはじめられた巨像で、この御像の銘文に大旦那として名を伝える多田兵庫頭入道宗貞は、後に南朝の有力武将として各地で活躍することになる人物です。
この講座では、多田兵庫頭入道が金剛力士像の造立に関わった背景と、金剛力士像の造立時期が持つ意義を考えていきます。
奈良・奥大和ナイト
「奥大和」と言われる吉野・宇陀の魅力を伝える講座やイベントが開催されます。
“棍棒の里 宇陀”を目指して
日時:2022年9月30日(金)17時から18時
会場:奈良まほろば館2階 イベントルームA
講師:全日本棍棒協会 会長 東 樫 氏
参加費:1,000円
定員:50名(先着順)
宇陀市を中心に爆発的な盛り上がりを見せている棍棒を紹介しながら、地域活性化の起爆剤としての棍棒の力と可能性を検討します。
お山になりたい山伏のお話
日時:2022年9月30日(金)18時15分から19時15分
会場:奈良まほろば館2階 イベントルームA
講師:ゲストハウス KAMI INN 女将 片山 文恵 氏
参加費:無料
定員:20名(先着順)
半信半俗の修行者として、お山の上で宿を営みながら修行を積む生き方を選んで5年。
雄大な自然と生身で向き合いながら、多くの人の言葉に耳を傾けることで見えてきたものとは。
心の赴くままに生きる一人の行者のお話です。
風鈴作り・木琴作り
日時:2022年9月30日(金)19時30分から20時30分
会場:奈良まほろば館2階 イベントルームA
講師:東吉野村 地域おこし協力隊 金光 藍 氏
参加費:1,000円
定員:10名(先着順)
吉野産木材を使った、木工職人によるワークショップ。
風鈴と木琴を製作します。
物販イベント「まほろばチャレンジリーグ」
日時:第一回/2022年8月29日(月)~9月20日(火)
第二回/2022年9月21日(水)~10月13日(木)
会場:1階Shop
奈良の隠れた逸品・作り手の想いがつまった新商品を「まほろばチャレンジリーグ」コーナーで約3週間販売。
売れ行き好調な商品は、3か月間奈良まほろば館の定番商品として販売されます。
奈良まほろば館にて、2022年9月に開催されるイベント・講座・展示会情報の紹介でした☆