高齢者の生活と自立を支援する高齢者介護ブランド「そよ風」を運営するユニマット リタイアメント・コミュニティが進める「イマドキシニア」プロジェクト。
主に1950年代生まれのシニアを対象とした「イマドキシニア」プロジェクトの一環として行う「介護×スポーツ」の取り組みとして、福島県をホームとして活動するプロバスケットボールクラブ「福島ファイヤーボンズ」と協業を開始しました☆
そよ風×福島ファイヤーボンズ「イマドキシニア」プロジェクト
今回の協業開始により、「イマドキシニア」プロジェクトにおける『介護×スポーツ』の取り組みは6例目となり、ユニマット リタイアメント・コミュニティでは初めてとなる東北エリアのスポーツチームとの契約となります。
また、バスケットボールクラブとの協業において初めて現役選手への栄養支援や、選手らとの介護サービス共同開発交流などを行います。
さらに、この取り組みで短期入所生活介護「郡山南ショートステイそよ風(以下:そよ風)」施設内に併設されている「キッズ東都学園保育所」との交流も予定。
『シニア×スポーツ×幼児』での多世代交流による持続可能な地域活性化への貢献を図るプロジェクトです。
「福島ファイヤーボンズ」との協業概要
1. クラブ現役選手・コーチに対し管理栄養士が監修した食事宅配サービス「食のそよ風」の提供による栄養支援
2. クラブの現役選手やトレーナーと、ユニマット リタイアメント・コミュニティの医療・介護専門職とによる機能訓練の共同開発
3. 両社全面サポートによる「そよ風」利用者や家族でのホームゲームの観戦・応援
4. 「そよ風」施設での利用者とクラブ現役選手との定期的な交流
ユニマット リタイアメント・コミュニティは、2021年5月より開始した「イマドキシニア」プロジェクトで培った経験やノウハウを活かし、いずれも選手が日頃感じている困りごとに対しサポートを行います。
今回のヒアリングでは、選手も栄養管理が課題の一つとしてあげられたことから、ユニマット リタイアメント・コミュニティはオフィシャルサプライヤーとして栄養支援を実施。
具体的には、クラブ現役選手とコーチに対しユニマット リタイアメント・コミュニティの管理栄養士監修の栄養バランスに優れた食事宅配サービス「食のそよ風」を提供します。
またユニマット リタイアメント・コミュニティとクラブは、「そよ風」利用者および「イマドキシニア」に役立つバスケットボールの動きなどを採り入れた機能訓練プログラムの共同開発。
さらに、共同開発したプログラムは、YouTubeで一般公開されるとともに、クラブ現役選手が「そよ風」に来館し、実演・共同実施が行われる予定です。
そのほか、「そよ風」利用者とクラブ現役選手との定期的な交流や、クラブのホームゲームの観戦を実施。
ホームゲームの観戦では、「そよ風」利用者が安心・安全に試合観戦できるよう、移動から試合中の観戦時のオペレーション、人員体制、応援場所の確保など、両社の協力のもとサポートが実施されます。
「福島ファイヤーボンズ」との協業を通じて期待できる効果
・栄養支援を通じてクラブ現役選手のさらなる活躍をバックアップ
・「そよ風」利用者に対して、選手らを応援する楽しみなど新しい価値を提供
・「そよ風」利用者と施設に隣接する保育所園児、さらにその家族、施設スタッフ、選手、地域住民など多世代の地域交流を推進
・バスケットボールを取り入れた新しいサービスの開発、シニアのフレイル・介護予防
今回の協業により、選手にとっては、スポーツ選手としての身体づくりのうえで重要となる「栄養問題」の解決に役立つことが期待されます。
また、若い世代のファンが多い現状から、シニアまでファン層拡大につながるメリットがあります。
「そよ風」利用者にとっては、クラブ現役選手との交流による刺激、選手を応援する楽しみなど、新しい価値や活力が生まれます。
「そよ風」利用者の家族にとっては、「「そよ風」に行くと元気になって帰ってきてくれる」、「自宅のなかでは味わえない楽しみや刺激がある」とより一層感じられるようなサービスになっています。
さらに、バスケットボールの専門性を活かした機能訓練プログラム共同開発は、既存の介護をバージョンアップするものとなり、「そよ風」利用者や「イマドキシニア」の一層の心身の健康につなげること、楽しみながらフレイル・介護予防につなげることを目指しています。
また、「そよ風」で働く従業員にとってもプロスポーツ選手との交流など、他社では得られない経験により、新たなやりがいをもてる環境になることが期待されています。
「介護×スポーツ」プロジェクトの今後について
ユニマット リタイアメント・コミュニティの高齢者介護事業ブランド「そよ風」の施設がある全国地域において、さまざまな競技チームや選手との協業を進め、「そよ風」利用者および「イマドキシニア」に向けたサービス開発を推進していく計画となっています。