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子どもたちや学校教育に携わるためのスキルを学ぶ!市原市教育委員会「子どもの学びを支える声掛け講座」

投稿日:2022年8月27日 更新日:

市原市教育委員会では、全国4万人超の子どもたちに「話す力」を 提供しているアルバ・エデュ協力による 「子どもの学びを支える声掛け講座」を開講。

「子どもの学びを支える声掛け講座」は、地域の大人が子どもたちや学校教育に携わっていくためのスキルを学ぶ講座です。

 

市原市教育委員会「子どもの学びを支える声掛け講座」

 

 

市原市教育委員会では、一般社団法人アルバ・エデュが提供する「子どもの学びを支える声掛け講座」を2022年8月30日に開催。

「子どもの学びを支える声掛け講座」は、地域の大人が子どもたちや学校教育に携わっていくためのスキルを学ぶ講座です。

地域の大人が、教師でもなく親でもない「第三の大人」として子どもに関わっていくことで、地域全体で教育を支えていく土壌を形成することを目的として行われます。

アルバ・エデュでは「すべての子どもに話す力を」のヴィジョンのもと、これまで8年間にわたり他の自治体でも地域と連携した教育活動を推進してきました。

市原市教育委員会は、2022年秋開館予定の市原歴史博物館にて、子どもたちの学びをより充実させ、地域との連携を今後より一層深めていくために「子どもの学びを支える声掛け講座」開催を決めました。

■取り組みの背景

現在、学習指導要領では、「社会に開かれた教育課程」の実現が求められています。

市原市では、平成12年度から「学校支援ボランティア整備事業」を立ち上げ、優れた知識や技術を学校の教育活動等に生かすとともに、地域に開かれた学校づくりを実現してきました。

今回の講座を担当するアルバ・エデュは、地域の人材を教育現場で活用していくための「ファシリテーター養成講座」を開講し、これまでのべ130人のファシリテーターを育成、当団体が学校に提供する授業プログラムに起用してきた実績があります。

各国で大人の再教育(リスキリング)が叫ばれる中、教育分野における再教育を実施し地域人材を活かす仕組みです。

また、当団体は令和2年度より、市原市へ「GIGAスクール構想アドバイザー」として関わり、本年度までの3年間にわたりICT教育の推進に尽力して参りました。

市原市は、アルバ・エデュの地域人材育成ノウハウを活用し、学校教育に地域人材が参画する機会を積極的に設けることが「社会に開かれた教育課程」の実現に近づくと考え、今回の養成講座の実施を決めました。

 

■地域人材を教育現場に採用するメリット

「社会に開かれた教育」とは、学校が社会や世界と接点を持ちつつ、多様な人々とつながりを保ちながら学ぶことのできる、開かれた環境となること、学校が社会や地域とのつながりを意識し、社会の中の学校として社会とのつながりを大切にすることを目的としています。

今回、地域人材を採用するメリットは大きく3つあります。

・子どもたちに地域との繋がりを生み、人間関係を広げ、新たな居場所を提供できる

・教師でも親でもない、「第三の大人」が子どもに関わっていくことで新たな視点を与え、世界を広げることに繋がる

・地域の大人の再教育(リスキリング)が実現することに加え、子どもたちと直接触れ合うことで、教育に対する関心が高まる

アルバ・エデュがこれまでの活動で蓄積してきた「子どもが心を開いたり、学びが深まったりする声掛けの仕方など」のノウハウを、具体的な実践を交えてお伝えしていきます。

 

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