ミニシアター「Morc(モーク)阿佐ヶ谷」にて『コマ撮りアニメーションフェスティバル Vol.0』を8月18日まで開催中!
世界中の魅力に溢れたコマ撮りアニメーションが集合したイベントです☆
ミニシアター「Morc阿佐ヶ谷」コマ撮りアニメーションフェスティバル Vol.0
一般 :1,200円 / 学生・シニア 1,000円 / 会員 800円(※一部を除く)
回数券 :5回券 2,900円 / 3回券 2,100円
おやこ券 :1,300円(おとな1名+子ども(小学生以下)1名
子ども+1名につき+200円)
フリーパス:10,000円
※回数券、おやこ券、フリーパスは窓口での販売のみとなります。コマ撮りアニメーション全作品にご利用いただけます。
意志をもったかのような日用品、形を変える粘土、風雨にさらされた金属片、やわらかなゴムやシリコン、削りだされた木材、編み込み織られた糸や繊維の色彩、そして、言葉なく感情にうったえかける人形たち。
コマ撮りアニメーション(ストップモーションアニメーション)とは、1コマ1コマ少しずつ動かし撮影した写真を連続投影し、あたかもモノが動いているかのように表現する技法。世界でも有数のスタジオでも一日かけてたった6秒しか撮影できない。1人で7年かけて制作した作品もある。
この古典的な表現に、日本のみならず、世界中で今なお新しい作家が生まれ、新しい作品が生み出されています。
CG全盛期の今、なぜあえて時間と手間がかかるこの技法に挑むのか?
そして、なぜそんな作品に魅力を感じるのか?
コマ撮りアニメーションフェスティバル Vol.0では、世界中から魅力に溢れたコマ撮りアニメーションが集合!
有名なスタジオや巨匠の名作のみならず、学生の作品集や、遠く離れたエストニアの日本初公開の作品まで、言葉や時代の壁を超え、まとめて楽しむことができます。
エストニア作品集
バルト三国の1つエストニア。
人口130万人ほどの小さな国で生まれたアニメーションは、一見では理解不能かも。
でも、もう一度見たいと思わせる奇妙で、皮肉と不条理な笑いを含んだアニメーションは、シュールレアリスムが好きな方は必見です。
60年以上の歴史を持つアニメ制作スタジオ、Nukufilmから来春公開予定の『Sky Song』の先行上映を含む、3プログラムを上映します。
韓国作品集
実写やドラマ以外でも、アニメーションを見て韓国の“今”を体感する。
韓国唯一のインディーズ・アニメーション映画祭「インディ・アニフェスト」から2011年公開の『Paradise』から2022年公開の『Starlight Soup』まで8作品が集合。
冒険物語から、かわいいキャラクターのほのぼのした作品、摩訶不思議なカエルたちの踊りまで。言葉の壁がない分、日本の作品??と思うものも。
ノルシュテイン作品集
映像詩人 ノルシュテインとロシアアニメーション。
切り絵を用いた緻密な作風で知られ、「アート・アニメーションの神様」として世界中のアニメーターからリスペクトされる旧ソ連生まれのロシア人アニメーター、ユーリー・ノルシュテイン。
代表的な6作品を一挙に上映!
dwarf作品集
日本で一番大きな人形アニメーションスタジオdwarf(ドワーフ)
NHK「どーもくん」を初め、「ぼくもくま」などで知られる日本で一番大きなコマ撮りアニメーションスタジオ、ドワーフの短編6作品と「こまねこシリーズ セレクション」のエピソード7本を上映。
その中でも「こまねこ」に登場する「こまちゃん」は、コマ撮りをするネコ!ストーリーを考えて、絵コンテを描き、背景や人物も作ったりして、コマ撮りを始めるきっかけになりそうな作品になっています。
『ニャッキ!』伊藤有壱のライフワークと、東京藝大生作品セレクション
横浜のアニメーション・スタジオ、I.TOONを率いる伊藤氏のライフワーク「ハーバーテイル」を含む6作品上映!
また伊藤氏が教授を務める東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の学生作品も上映。(その中には「PUI PUI モルカー」で知られる見里朝希氏の学生時代の作品も!)
世界中の魅力に溢れたコマ撮りアニメーションが集合したイベント『コマ撮りアニメーションフェスティバル Vol.0』
8月18日まで開催中です☆