アベンジャーズとして強く美しく活躍したスパイの過去と秘密を巡るアクション超大作『ブラック・ウィドウ』
『アベンジャーズ/エンドゲーム』での衝撃の選択とその背景が描かれ、ブラック・ウィドウ、そしてアベンジャーズの集大成となるマーベル作品を徹底紹介します。
マーベル映画『ブラック・ウィドウ』作品紹介
公開日:2021年7月8日(木)映画館
2021年7月9日(金)ディズニープラス プレミア アクセス公開
※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。
制作:2021年/アメリカ
上映時間:134分
タイトル:ブラック・ウィドウ(原題:Black Widow)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
アベンジャーズの最強スパイの秘められた過去に迫る超アクション大作『ブラック・ウィドウ』
2021年7月8日(木)より、ついに劇場公開開始、翌2021年7月9日(金)からはディズニープラス プレミア アクセスの公開も始まります。
熱狂を生んだ『アベンジャーズ/エンドゲーム』から2年の時を経て、ついに帰ってきたマーベル映画から目が離せません!
ストーリー/あらすじ
描かれるのは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の間に起こったできごと。
世界最高のエージェント、ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフは過酷な訓練によって育てられたスパイにして超一流の暗殺者です。
世界を驚愕させた『アベンジャーズ/エンドゲーム』での重大なあの決断を下すその背景と、どうしてアベンジャーズになったのかというきっかけ、すべてにつながる答えがナターシャの過去に秘められていました。
ある時、ナターシャの前に突如として現れた妹のエレーナ。
彼女たち姉妹は、スパイ組織のレッドルームに暗殺者として育成されて育ったかりそめの家族です。
ナターシャもエレーナも、レッドルームがスパイによって構成した偽りの家族の中で育ってきました。
エレーナの出現で明らかになったのは、彼女たちがレッドルームの秘密を知ってしまったことで、組織が2人の命を狙っているという驚きの事態。
そして、レッドルームが仕掛けていた恐ろしい陰謀が明らかに。
ナターシャの作られた過去、そして真実を求める戦いが世界の行く末を握ります。
キャスト&スタッフ
キャスト
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ:スカーレット・ヨハンソン
エレーナ:フローレンス・ピュー
メリーナ:レイチェル・ワイズ
レッド・ガーディアン/アレクセイ:デヴィッド・ハーバー
メイソン:O. T. ファグベンル
スタッフ:
監督:ケイト・ショートランド
脚本:エリック・ピアソン
ストーリー:ジャック・シェイファー AND ネッド・ベンソン
製作:ケヴィン・ファイギ,p.g.a.
製作総指揮:スカーレット・ヨハンソン
『アベンジャーズ』シリーズをはじめとしたMCUの各作品で活躍したブラック・ウィドウ単独作品が、シリーズから引き続きスカーレット・ヨハンソン主演で描かれます。
物語の時代設定は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の間の時代設定で、ブラック・ウィドウがアベンジャーズから離れていた時期にあった事件にフォーカス。
妹のエレーナ役には『ミッドサマー』や『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』など、新進気鋭のフローレンス・ピューが抜擢され、監督は『ベルリン・シンドローム』のケイト・ショートランドが務めています。
『ブラック・ウィドウ』に登場するキャラクター&キャスト
ブラック・ウィドウことナターシャの偽りの家族を中心に展開する本作。
それぞれ類まれな能力を持った彼女の妹、母親、そして父親をはじめ、『ブラック・ウィドウ』に登場するキャラクターをキャストとあわせて紹介します。
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)
暗殺者としての過去を背負う、美しき最強のスパイであるナターシャ。
過酷な訓練によって育てられた彼女はもともとKGBのスパイであり、また凄腕を誇る暗殺者でもありました。
マーベル作品を観ると、その後アベンジャーズの一員となっていることがわかりますが、暗殺者として活動させられていた暗い過去が。
かつてのスパイ仲間と成り行きで再タッグを組むことになり、クールで高いプロ意識を持つ彼女の「家族」と呼ぶ仲間のためには我が身も顧みないほどの熱い一面が明かされます。
キャスト:スカーレット・ヨハンソン
2010年に公開された『アイアンマン2』での初登場以来、計7本にも及ぶ作品で美貌と卓越した身体能力、冷静さを発揮するブラック・ウィドウを演じてきたスカーレット・ヨハンソン。
スカーレットはブラック・ウィドウは向こう見ずで簡単にコントロールできるような存在ではないけれど、そこに秘められた驚異的な知性こそが特筆すべき個性だと考えているよう。
本作では「本当のブラック・ウィドウは何者なのか」を表現したかったとコメントしています。
エレーナ(フローレンス・ピュー)
ブラック・ウィドウの妹として、レッドルームのトレーニング・プログラムで生み出された暗殺者エレーナ。
久しぶりに姉妹の再会を果たすも、顔を合わせるやお互い銃口を向け合う一筋縄ではいかない関係です。
ナターシャの「ヒーロー着地」を揶揄したり、2人の間には姉妹らしい会話も。
ブラック・ウィドウとの不思議な絆にしっかりと注目したいです。
キャスト:フローレンス・ピュー
演じるフローレンス・ピューはエレーナを複雑で傷ついた人物だと分析します。
ブラック・ウィドウの妹として育ち、まだ少し幼さの残るエレーナ。
アンバランスな人間的魅力を昨今の映画界の期待のホープ、フローレンスがチャーミングに演じています。
メリーナ(レイチェル・ワイズ)
ブラック・ウィドウの母として偽りの家族を構成するメリーナ。
レッドルームのスパイ養成プログラムを幾度も経験し、熟練したウィドウズであり、天才的な頭脳を持つ科学者でもあります。
キャスト:レイチェル・ワイズ
『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』でブレイク後、『女王陛下のお気に入り』などコンスタントに質の高い作品に出演し続けているレイチェル・ワイズがブラック・ウィドウの理知的な「母」を演じます。
レイチェルに言わせるとMCUは「おそらく現在最も人気の高い現代の神話」であり、出演依頼には興奮したそう。
レッド・ガーディアン/アレクセイ(デヴィッド・ハーバー)
自称が「キャプテン・アメリカの宿敵」というちょっと変わったブラック・ウィドウの「父」アレクセイ。
アメリカがスーパーソルジャー計画でキャプテン・アメリカを生み出した際にロシアが対抗して作り出したスーパーソルジャーがレッド・ガーディアンことアレクセイです。
ところがブラック・ウィドウら「家族」と再会した時にはぽよぽよしたお腹を持つ丸い体格に。
ブラック・ウィドウになる前のナターシャのことを知っている数少ない人間です。
キャスト:デヴィッド・ハーバー
大人気Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でのジム・ホッパー署長役が記憶に新しいデヴィッド・ハーバーが自称キャプテン・アメリカの宿敵を演じます。
キャップと同様にプログラムに選ばれるも、彼のように有名なスーパーヒーローになることはできなかったアレクセイ。
「自分の真の価値が周囲に認められていないと感じている」アレクセイの感情が、悲哀やおどけた態度にあらわれています。
メイソン(O. T. ファグベンル)
ブラック・ウィドウを友人として支える調達屋のメイソン。
逃亡中のブラック・ウィドウの依頼に応じ、ありとあらゆるものを用意してくれます。
ブラック・ウィドウからあつく信頼されていて、冗談を言いあったりと、彼女にとっては数少ない貴重な友達。
追われる身となったブラック・ウィドウを心底心配しています。
タスクマター
正体不明の強敵タスクマター。
姉妹を狙う本作のヴィランの能力はコピー能力で、なんとアベンジャーズの技を駆使して襲いかかります。
ブラック・ウィドウを大解剖
アベンジャーズの中で唯一過去が明かされていないブラック・ウィドウ。
彼女の隠された過去が『アベンジャーズ/エンドゲーム』でシリーズが終了しても「ミッシング・ピース=失われた物語」としてストーリーを完結させずにいたのです。
誰よりもアベンジャーズを想い、支え、仲間の分裂を繋ぎ止める役割を果たしてきたブラック・ウィドウの出演作品を振り返ります。
『アイアンマン2』
制作:2010年
上映時間:125分
自らアイアンマンであることを公表した、億万長者にして天才発明家のトニー・スターク。
政府からスーツの技術を軍と共有するよう求められます。
登場時はナタリー・ラッシュマンを名乗り、勝気な性格を気に入られてスターク・インダストリーの秘書を務めていたナターシャ。
実はトニーがアベンジャーズの一員として適格どうかを判断するためにS.H.I.E.L.D.が送り込んだスパイだということが判明します。
その後トニーとも和解し、ともにファイトするアクションシーンは鮮明に印象に残るデビューとなりました。
『アベンジャーズ』
制作:2012年
上映時間:143分
国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーは、世界の危機に対してヒーローチームが必要であると考えアベンジャーズを結成。
そのメンバーとして抜擢されたブラック・ウィドウことナターシャ。
敵となるソーの義弟ロキはチタウリ軍を率いて結成されたばかりのアベンジャーズを襲います。
ナターシャは知性と人間力をもって、自己主張の強い他のヒーローたちを結びつけていました。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
制作:2014年
上映時間:136分
『アベンジャーズ』でのニューヨークの戦いが終わり、キャプテン・アメリカが現代社会に適応しようと頑張っていた最中、S.H.I.E.L.D.の仲間が襲われます。
ブラック・ウィドウはキャップと共闘して陰謀に立ち向かうことに。
強大で謎に満ちた敵、ウィンター・ソルジャーを前にして苦しい戦いを強いられるブラック・ウィドウ。
頼れる強い女性の一面と、組織と友情の板挟みに揺れて責任の重圧に苦しむ生身の人間としての彼女が描かれています。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
制作:2015年
上映時間:141分
トニー・スタークが開発した人工知能による平和維持プログラム、ウルトロン。
ところがこのウルトロンが暴走し、人類の抹消を究極の平和として選択してしまいます。
再びアベンジャーズが集合し、ブラック・ウィドウもどんな危機に置かれても仲間のサポートを第一に対ウルトロンの苛烈な戦いに立ち向かいます。
ブラック・ウィドウの秘められたハルクことブルース・バナーへの想いが明らかになるのも本作。
暴走状態のハルクに彼女だけが語りかけ、落ち着かせるという胸が熱くなるようなシーンが描かれています。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
制作:2016年
上映時間:148分
キャップこと、スティーブ・ロジャースがリーダーとして率いるアベンジャーズでしたが、地球を守るためとはいえ壊滅的な被害をもたらしたことで政府組織の管理下に置かれることになってしまいます。
これを拒否したキャップ側と、政府に同意を示したアイアンマン側に分かれてアベンジャーズが分裂。
ブラック・ウィドウは一旦アイアンマンに賛同を示しますが、冷静な彼女らしく、両方の言い分をしっかりと理解していて和解のために一策を講じます。
それでも全員が全員我の強いスーパーヒーローたち。
彼女の力だけでは再び手を取り合わせることは困難なのでした。
『ブラック・ウィドウ』は時期的にこの作品と『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の間に起きた出来事を描きます。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
制作:2018年
上映時間:149分
アベンジャーズが迎えた最大の敵サノスが登場しての最終決戦です。
ブラック・ウィドウはトレードマークのレッドヘアからブロンドにイメージチェンジをして登場します。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』での仲間割れから和解を果たすもサノスの圧倒的な強さに翻弄されるメンバーたち。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の究極の戦いへの幕が切って落とされます。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
制作:2019年
上映時間:181分
最凶最悪の敵サノスによって、人類、そしてアベンジャーズも半分が消し去られてしまったフェーズ3のクライマックスです。
指パッチンの消滅から免れたブラック・ウィドウ。
サノスを倒し、失われた命を取り戻すため、勇敢かつ世界を震撼させたある決断を下します。
『ブラック・ウィドウ』で描かれるのはこの決断に至る背景です。
『ブラック・ウィドウ』トレーラー
アベンジャーズとして戦うブラック・ウィドウの姿、『アベンジャーズ』シリーズのキーとなったシーンの数々から始まる予告編。
彼女の過去と、不思議な家族の姿、目を見張るアクションが展開する様子に胸が高鳴ります。
一筋縄ではいかない妹と母と父との関係、そして彼女たちを作り上げたスパイ組織レッドルーム。
ブラック・ウィドウがマーベル映画でこれまで見せてきた雄姿の原点が描かれています。
全世界、公開初週末230億円を超える大ヒットスタート
2021年7月8日より、全国266館・576スクリーンで公開され、初週4日間で興行収入約3億5,978万円、動員234,831人を記録、週末の2日間で興行収入、約2億1,885万円、140,819人を動員し大ヒットスタートを切った『ブラック・ウィドウ』※週末ランキングは3位
待望の初日は、早朝から2年ぶり公開を待ちわびるマーベルファンが劇場に押し寄せました。
夏休み前とあってコアファン中心の興行が目立つが夕方以降には一転して親子連れ・中高年層・小中学生も多数来場、10代~20代の友人同士・カップルが劇場を賑わかせ、初日は興行収入、動員共にNO.1 を記録。
本作の大ヒットは日本だけに留まらず、世界中に波及しています。
全米は7月9日に公開を迎えると、3日間の興行収入はコロナ禍の状況になってから最高の8,000万ドル超えを記録し週末ランキングも1位にランクイン。
他アジア諸国でも、オーストラリア、香港、シンガポール、韓国など世界44ヵ国で週末 NO.1を記録し、全世界で230億円を超える大ヒットスタートとなりました!
ファンからは待望の公開を迎えて歓喜する声が世界中を席捲。
〈感無量!〉〈この映画が 2 年間の寂しさを埋めてくれた!〉〈マーベル・スタジオのオープニングが流れた瞬間、泣きそうになった。。。〉と、全米映画批評サイト“Rotten Tomatoes”ではAudience Score高評価の 92%を記録(※7/11 時点)しました!
アベンジャーズの欠けたピースとなっている孤独な暗殺者の過去と謎の家族の秘密に迫る『ブラック・ウィドウ』
2021年7月8日(木)より、ついに劇場公開開始、翌2021年7月9日(金)からディズニープラス プレミア アクセスの公開が開始します。
世界中の注目を一身に集めて帰ってきたマーベル映画、アベンジャーズの集大成となるアクション超大作『ブラック・ウィドウ』の紹介でした!
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