『ヘラクレス』

Disney(ディズニー) 映画

人気のヴィランズ「ハデス」が登場!ディズニー映画『ヘラクレス』作品紹介

投稿日:2021年2月23日 更新日:

ディズニーぷらギリシャ神話の英雄ヘラクレスの知られざる恋と冒険の旅を描くディズニーの長編アニメーション『ヘラクレス』

天地を駆けめぐる壮大なファンタジーとアドベンチャーにワクワクが止まらない名作を紹介します。

 

ディズニー映画『ヘラクレス』作品紹介

 

『ヘラクレス』

 

制作:1997年/アメリカ

上映時間:97分

タイトル:ヘラクレス(原題:Hercules)

偉大な神ゼウスのもとに生まれたヘラクレスの冒険と旅を描いたディズニーの名作『ヘラクレス』

ディズニーが『アベンジャーズ/エンドゲーム』のアンソニー&アンソニー・ルッソを製作に迎えて実写化が進められていることが話題です。

『アラジン』の制作スタッフが贈るファンタジーアドベンチャー作品を紹介していきます。

 

ストーリー/あらすじ

 

『ヘラクレス』1

 

古代ギリシャの神の世界、オリンポスで、全知全能の神ゼウスが息子を授かりました。

力持ちで笑顔がかわいいその赤ちゃんの名前はヘラクレス。

ゼウスは愛息子にペガサスを従者として贈ります。

一方、その頃死者の国の神ハデスが運命の女神から18年後にヘラクレスがハデスを破ると予言を受け、その予言を現実にしないために一計を案じていました。

それはヘラクレスを人間にして息の根を止めてしまうという計画。

ハデスはゼウスに代わってオリンポスを支配しようと企んでいたのです。

そしてハデスは手下のペインとパニックを使い、ヘラクレスを地上へ落としてしまうのでした。

地上に落ちたヘラクレスはある夫婦に拾われ、人間として育てられます。

たくましく育っていったものの、人間離れした怪力を恐れられてヘラクレスはいつもひとりぼっち。

そんな時、実は自分が神子どもであることを知り、ヘラクレスは故郷に戻ることを決意します。

神の国へ戻るための唯一の手段は本当のヒーローになること。

ヒーローになるために英雄を鍛え上げてきたフィルのもとで修行をしていたヘラクレスはテーベという街で美しい女性と出会います。

メグと名乗る女性は岩の下敷きとなった少年たちを助けるようにヘラクレスに請うのでしたが、その少年らの正体はヘラクレスを地上へと落としたペインとパニック。

これらはハデスの罠だったのです。

メグは恋をした男性を助けるためにハデスに魂を売り、その男性に裏切られるという苦い過去を持っていました。

これを皮切りにハデスはさまざまな怪物を送り込んでヘラクレスを倒そうとしますが、それらをことごとく打ち破るヘラクレスの姿が話題となり、彼は一躍街のヒーローに。

ところが、人の人気や名声を得ることと本当のヒーローになることは違い、ヘラクレスはまだオリンポスには戻れません。

企みがうまくいかず躍起になったハデスはメグを使ってヘラクレスを探らせますが、二人はお互いに恋心を募らせていき、メグはヘラクレスに弱点はないと言い切ります。

メグ自身がヘラクレスの弱点であることに気がついたハデスは24時間の間、超人のパワーを自分に預ければメグを自由にすると持ちかけてヘラクレスの力を奪ってしまいます。

予言された惑星が一列に並ぶ瞬間にあわせてヘラクレスを無力化することに成功したハデスは伝説の巨人タイタン族の封印を解き放つのでした。

ゼウスに封印されたことを恨み続けていたタイタンたちは解放されるや否や暴れ始めます。

力を奪われたまま怪物と戦い続けるヘラクレスは、傷つき意識を失いかけますが愛する人を守りたいという強い願いから、本当のパワーが目覚め、力を取り戻します。

ペガサスに飛び乗った真のヒーロー、ヘラクレスは無事メグやオリンポスの仲間たち、ゼウスら大切な人々を守り抜くことができるのでしょうか。

 

キャスト&スタッフ

 

キャスト:
ヘラクレス:テイト・ドノバン/松岡昌宏(TOKIO)
ヘラクレス(少年時代):ジョシア・キートン/秋山純
ピロクテテス(フィル):ダニー・デビート/永井一郎
ハデス:ジェームズ・ウッズ/嶋田久作
メガラ(メグ):スーザン・イーガン/工藤静香
ペイン:ボブキャット・ゴールドスウェイト/チャップ(フーリューズ)
パニック:マット・フリューワー/パグ(フーリューズ)
ゼウス:リップ・トーン/若山弦蔵
ナレーター:チャールストン・ヘストン/森繁久彌

スタッフ:
監督・脚本:ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー
製作:ロン・クレメンツ、アリス・デューイ、ジョン・マスカー
音楽:アラン・メンケン
美術監督:アンディ・ガスキル

注目のオリジナルの楽曲は『アラジン』や『美女と野獣』のアラン・メンケンが手掛け、作詞はブロードウェイの人気作詞家デイヴィッド・ジッペルが担当。

オリジナルと同時に公開された日本語吹替のキャストには工藤静香さん、松岡昌弘さん、嶋田久作さんら豪華なメンバーが揃い、マイケル・ボルトンが歌う主題歌の『When a Man Love』のカバー曲を藤井フミヤさんが歌っています

 

『ヘラクレス』に登場するキャラクター

 

神話の中の登場人物たちが素晴らしいデザインでキャラクター化されている『ヘラクレス』

全知全能の神ゼウスをはじめ、ギリシャ神話をもとにしたユニークな登場人物たちを紹介します。

 

ヘラクレス(テイト・ドノバン/松岡昌宏)

 

ゼウスの息子として生まれたヘラクレス。

ハデスによって神の力を奪われ人間界に落とされてしまいますが、誠実な男性に成長します。

真のヒーローとなりオリンポスに戻るために旅へ。

 

ピロクテテス(フィル)(ダニー・デビート/永井一郎)

 

半人半獣のサテュロスで、数多くのヒーローを鍛え上げてきたトレーナー、ピロクテテス。

フィルと呼ばれています。

最初はゼウスに脅されてヘラクレスを鍛えることになりますが、そのうちにヘラクレスの強さを信じるようになり、ヒーローになろうと頑張る彼を支えます。

 

ハデス(ジェームズ・ウッズ/嶋田久作)

 

死者の国を治めていますが、ゼウスを倒してオリンポスを支配する野望を持っています。

ディズニーヴィランズの中でもコミカルな喋り口調にファンが多く、悪役ながら憎めないキャラクターです。

 

メガラ(メグ)(スーザン・イーガン/工藤静香)

 

ヘラクレスの前に突然現れた謎の美女で、過去の恋のためにハデスに魂を売ってしまっています。

騙すために近づくも次第にヘラクレスに惹かれていき、ハデスとの契約と板挟みに。

誤解を受けやすいものの本当は一途で思いやりのある女性です。

 

ギリシャ神話の英雄の知られざる恋と冒険の物語『ヘラクレス』

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