『グレイテスト・ショーマン』

映画

名シーンたっぷりのミュージカル傑作!映画『グレイテスト・ショーマン』作品紹介

投稿日:2021年1月23日 更新日:

実在の興行師P・T・バーナムの半生を描く感動のオスカー受賞作品『グレイテスト・ショーマン』

世界を心に残るテーマソングで席巻した類まれなミュージカル映画の傑作を紹介します!

 

映画『グレイテスト・ショーマン』作品紹介

 

『グレイテスト・ショーマン』

 

制作:2017年/アメリカ

上映時間:105分

タイトル:グレイテスト・ショーマン(原題:The Greatest Showman)

世界的な大ヒットとなったミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』

『ラ・ラ・ランド』の製作チームと『美女と野獣』のビル・コンドンが共同脚本でコラボレーションを果たすという最高の制作メンバーで贈られる至極の実写ミュージカル作品です。

 

あらすじ/ストーリー

 

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舞台は19世紀半ばのアメリカ。

貧しい家に生まれ育つも、お嬢様育ちのチャリティに恋をし、求婚の末結婚を果たしたフィニアス・テイラー・バーナムは二人の娘に恵まれ幸せな家庭を築いていました。

 

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笑いの絶えない家庭ではあったものの、一家は決して裕福とは言えず、妻のチャリティに豊かな生活を約束していたバーナムは苦心を重ねた末、口八丁を使って銀行からの融資を受けます。

それを元手におどろおどろしいものばかりを集めた博物館を開館させますが、客の入りはまったく振るいません。

窮地に立たされたバーナムは娘たちのアドバイスを受けて、さまざまな個性を持ちながらも、好奇の目にさらされて日陰で生きることを強いられてきた人々に声をかけ始め、博物館は劇場へと様変わり。

 

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見たこともないような、人々があっと驚くショーをプロデュースし、ついに完売が続出する人気の劇場の支配人となるのでした。

 

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金銭的に辛い思いをさせ続けてきた家族にやっと楽をさせることができるとホッとしたのも束の間、ショーの仲間たちは町の人々からいわれのない差別を受け、また批評家からの評価は辛辣です。

 

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状況を変えるため、バーナムは若き劇作家フィリップ・カーライルとパートナーシップを組みます。

フィリップの尽力もあり、バーナムの一座はエリザベス女王との謁見の機会を得て、一路王宮へ。

そこでバーナムは同じく謁見のために訪れていたスウェーデン人女性の歌手ジェニーと出会います。

すかさず契約を結んだバーナムは、ジェニーの歌声に惚れ込み、彼女の全米ツアーを計画。

名誉を得るために夢中になって周りが見えなくなっているバーナムはジェニーのショーに多大な費用を注ぎ込んでしまい、41公演をこなさなければ赤字という極端な資金の使い方にはフィリップも黙っていられずストップをかけます。

 

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聞く耳を持たないバーナムは家族やショー仲間、フィリップの苦言を顧みることもせず、ジェニーに同行して次々と公演を成功させていきます。

ジェニーの美声はアメリカの人々を魅了し、あらゆる批評家たちの絶賛を浴びたのです。

ところがバーナムが家族やショーの一座をないがしろにしてジェニーを優先してきた態度が誤解を生み、そこから歯車は狂っていってしまいます。

 

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一座の劇場の大きなピンチ、離れてしまうチャリティの心。

 

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バーナムは家族の心を取り戻し、観客を心から楽しませることのできる夢のショーを再び作り上げることができるのでしょうか。

 

キャスト&スタッフ

 

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キャスト:
P・T・バーナム:ヒュー・ジャックマン(山路和弘)
フィリップ・カーライル:ザック・エフロン(木村昴)
チャリティ・バーナム:ミシェル・ウィリアムズ(中村千絵)
ジェニー・リンド:レベッカ・ファーガソン
アン・ウィーラー:ゼンデイヤ
レティ・ルッツ:キアラ・セトル
W・D・ウィーラー:ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世
トム:サム・ハンフリー

スタッフ:
監督:マイケル・グレイシー
製作:ローレンス・マーク ピーター・チャーニン ジェンノ・トッピング
製作総指揮:ジェームズ・マンゴールド ドナルド・J・リー・Jr. トニア・デイビス
原案:ジェニー・ビックス
脚本:ジェニー・ビックス ビル・コンドン
撮影:シーマス・マッガーベイ
美術:ネイサン・クロウリー
衣装:エレン・マイロニック
編集:ジョー・ハッシング
楽曲:ベンジ・パセック ジャスティン・ポール
音楽:ジョン・デブニー ジョセフ・トラパニーズ

劇中で歌われるミュージカルナンバーを、『ラ・ラ・ランド』を手がけたベンジ・パセックとジャスティン・ポールが担当。

主人公のバーナムをヒュー・ジャックマンが演じ、バーナムのビジネスパートナーとなるフィリップ・カーライル役をディズニー・チャンネル『ハイスクール・ミュージカル』でおなじみのザック・エフロンが演じています。

 

『グレイテスト・ショーマン』に登場するキャラクター

 

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一度聴けば頭から離れない楽曲とともに、個性あふれるサーカスの一座のショーは本作の大きな見どころ。

『グレイテスト・ショーマン』に登場するキャラクターたちを紹介します。

 

P・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)

 

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色々な職業を転々とした末に興行師としてアメリカで活動するバーナムは、実在した人物がモデルとなっているキャラクター。

 

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演じるヒュー・ジャックマンは『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役でも素晴らしい歌声を見せていました。

貧しい仕立て屋の家に育ち、父が支えていた屋敷の娘だったチャリティと恋に落ちます。

 

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さまざまな生業に全力で挑戦し、ついに仲間を集めてショーを見せるサーカスを立ち上げ、大成功を収めますが・・・

 

チャリティ・バーナム(ミシェル・ウィリアムズ)

 

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バーナムの妻として二人の娘キャロラインとヘレンとともにバーナムを支え続けたチャリティ。

演じるミシェル・ウィリアムズは『マリリン 7日間の恋』や『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでの演技が高く評価されている名優です。

 

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両親の反対を押し切ってバーナムと結婚し、どんな時もバーナムの味方になって応援していましたが、名誉を得るために躍起になるバーナムに不信感を募らせていきます。

 

フィリップ・カーライル(ザック・エフロン)

 

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裕福な両親のもとで育った劇作家であるフィリップ。

演じているザック・エフロンは幼少期から歌のレッスンを受けており、ディズニー・チャンネルの『ハイスクール・ミュージカル』や『ヘアスプレー』などこれまでもミュージカル作品で素晴らしい活躍を見せています。

 

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バーナムのショーに出ていたアンに一目惚れし、彼女との将来を考えるも両親からの大反対にあってしまいます。

 

ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)

 

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スウェーデン出身の歌手で、素晴らしい歌声を持つジェニーはバーナム同様実在した人物です。

演じるレベッカ・ファーガソンは『ミッション:インポッシブル フォールアウト』や『ヘラクレス』などに出演。

似た境遇を持つバーナムに好意を抱いていて、ツアー中に家族を捨てて自分と生きて欲しいと告白しますがそれを拒絶されてしまったため公演のキャンセルを決意します。

 

アン・ウィーラー(ゼンデイヤ)

 

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バーナムのショーに出演する空中ブランコ乗りのアン。

演じているのは『スパイダーマン』シリーズやディズニー・チャンネル『シェキラ!』や『ティーン・スパイ K.C.』に出演するゼンデイヤです。

アンもフィリップへの恋心を抱きますが、黒人であることを理由に交際に反対するフィリップの両親が原因で二人の恋は妨げられてしまいます。

 

レティ・ルッツ(キアラ・セトル)

 

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見事な歌声を持つ髭の生えた女性レティ・ルッツ。

演じるキアラ・セトルは『グレイテスト・ショーマン』をきっかけに一躍スターとなりました。

力強い歌唱で『This Is Me』を披露するシーンは本作の見逃せないシーンの一つです。

 

素晴らしいミュージカル・シーンが世界中を虜にした映画『グレイテスト・ショーマン』

感動と希望を与えてくれるミュージカル映画の傑作を紹介しました。

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