『アイス・エイジ』で有名なブルー・スカイ・スタジオ製作、世界を舞台に駆け巡る凄腕スパイの活躍を描いた、スマートでエネルギッシュなアクション・コメディ・アニメーション映画『スパイ in デンジャー』
原題『Spies In Disguise』として2019年12月23日に全米公開された本作を、日本では2020年7月10日よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で楽しむことができます。
今回は、そんな『スパイ in デンジャー』を徹底紹介!
ウィル・スミス氏とトム・ホランド氏がタッグを組んだ本作をレビューしていきます☆
Disney+(ディズニープラス)『スパイ in デンジャー』作品紹介
公開日:2020年7月10日(金)よりディズニープラスで配信予定
原題:Spies In Disguise(2019年12月23日全米公開)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
原案:「ピジョン・インポッシブル」ルーカス・マーテル
『スパイ in デンジャー』の主人公は、世界最強のスパイ「ランス」と、変わり者の発明家「ウォルター」
性格も体格もまるで正反対な2人ですが、とある出来事がきっかけでタッグを組むことに。
難解なミッションやド派手なアクションシーン、カーチェイス、ユニークな道具(ガジェット)と、観るものを引きつけるシーンが次々と登場する本作。
スマートでエネルギッシュ、そしてスピーディーに展開される『スパイ in デンジャー』のストーリーは、まさにスパイ映画の要素“全部入り”!
アニメーションでありながら、本格的なスパイ映画に匹敵する見応えとなっています。
ストーリー/あらすじ
「ランス」はどんな危険なミッションもクールにこなす凄腕のスパイ。
その日もミッションを成功させ、情報局のメンバーから称賛の声を浴びています。
日本での任務で最新鋭の武器を押収し情報局に提出しますが、なぜか中身が消えていました。
武器を横流ししたという汚名を着せられ、情報局から追われることになってしまった「ランス」
追ってから逃れるために、同じ情報局でガジェットを開発している「ウォルター」の元を訪れますが、「ウォルター」がつくった薬を誤って飲んでしまい ハトの姿に変身してしまいます!
自分に罠をかけた悪党「キリアン」と、その仲間である日本の武器商人「キムラ」を追ううちに、世界の平和を脅かす恐ろしい陰謀を知ることになる「ランス」
頼れるのは、頼りない「ウォルター」と仲間のハトたちだけ。
果たして世界最強のスパイは、ハトの姿でこの危機を乗り切ることができるのでしょうか!?
『スパイ in デンジャー』に登場するキャラクター
『スパイ in デンジャー』には「ランス」と「ウォルター」、二人の主人公が登場します。
正反対な二人ですが、様々なミッションに立ち向かっていくうちに徐々に絆が深まっていきます。
ランス・スターリング
身長:195.58cm
体重:約104kg
本作の主人公のひとりで、凄腕のスパイ。
誰もがリスペクトするようなエリートスパイで、情報局でもみんなのあこがれの存在です。
自信家な性格で、少し自己中心的なところがあります。
意図せずハトに変身してしまった「ランス」はハトの習性に悪戦苦闘しますが、“群れる”習性のあるハトたちに気に入られ群れの一員に。
ハトの習性を利用しながら、自分を罠にかけた人物の真相を暴くミッションに挑んでいきます。
ストーリーやキャラクター設定など、本作の企画段階から参加したウィル・スミス氏が演じています。
ウォルター・ベケット
身長:162.56cm
本作のもうひとりの主人公「ウォルター」は、マサチューセッツ工科大学を15歳で卒業した科学の天才。
「ランス」の所属する情報局で様々なガジェットの開発にあたっていますが、彼の作り上げるガジェットは“誰も傷つけない”ものばかり。
ミッション遂行の手助けをするガジェットにしても、負傷者の出ない形で実現したいと常に考えています。
少し頼りない印象の「ウォルター」ですが、彼は常に楽観的であり、とても知的。
ハトに変身した「ランス」に対しても、「ハトは世界中のどこにでもいる。つまりハトは丸見えの状態なのに隠れているんだ」「ハトの視界は360度。ハトの後ろからこっそり近づくこともできない」「最高のスパイだ!」と称賛を浴びせます。
ハトの習性を熟知し、勇気と優しさを持ち合わせた「ランス」を導く存在です。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』などで人気のヒーロー「スパイダーマン」役で知られる若手人気俳優トム・ホランド氏が演じています。
「スパイダーマン」の「ピーター・パーカー」も科学に精通しているという意外な共通点が興味深いですね。
3匹のハト
「ランス」を群れの一員としてみている3匹のハト。
ハトの習性とそれぞれの個性で「ランス」をサポートします。
情報局
最新鋭の武器を横流ししたとされる「ランス」を追う情報局のメンバー。
「マーシー」をリーダーに、監視ビデオ分析エージェント「アイズ」と音声分析専門家「イヤーズ」の3人がどこまでも「ランス」を追いかけます。
“ロボハンド”キリアン
「ランス」を罠にかけた男「キリアン」
片手がなく、そこにロボットのかぎ爪を仕込んでいるため“ロボハンド”と呼ばれています。
世界中の機関がまだその真の姿を突き止めることができていない犯罪者。
「ランス」との間に何かしらの過去があったようで、「ランス」を恨んでいる恐ろしい人物。
『キャプテン・マーベル』などで「タロス」役を務めたベン・メンデルソーン氏が演じます。
『スパイ in デンジャー』のみどころ
『スパイ in デンジャー』のみどころは、なんといっても実写映画さながらのストーリー展開!
ド派手なアクションシーン、カーチェイス、ユニークな道具(ガジェット)と、観るものを引きつけるシーンが次々と登場します。
難解なミッション
スパイ映画といえば「ミッション」がつきもの。
「ランス」の初登場シーンは最新鋭の武器を押収するミッションを遂行する場面からスタートします。
最初のミッションの舞台は日本・岩手県。
スマートに、華麗に、流れるようにミッションを進めていく「ランス」の姿に、思わず釘付けになってしまいます。
武器商人「キムラ」の日本語によるセリフや建物の造形はじっくり楽しみたいシーンのひとつです。
このミッションをきっかけに、情報局から追われる身となってしまう「ランス」
自分に罠をかけた黒幕「キリアン」を追うという難解なミッションを自らに課すことになります。
ところが「ウォルター」がつくった薬を誤って飲んでしまい「ランス」はハトの姿に変身してしまうことに!
最も難しいミッションは、“ハトの姿で危機を乗り切ること”なのかも?
息を飲むカーチェイス
「マーシー」たち情報局から逃れるため、「ランス」の愛車でもある特殊装備満載のスーパー・カーに乗り込む「ランス」と「ウォルター」
しかしすぐさま「マーシー」たちに気付かれ、大迫力のカーチェイスが始まります!
夜の街を舞台に次々とピンチが巻き起こるこのシーン。
車に搭載されたガジェットで追手を一掃しようとする場面では、「ランス」は強力な武器を使いたい一方で、「ウォルター」はより安全に解決したいと言い合いに。
「ランス」と「ウォルター」の性格の違いを知ることのできる一幕です。
キャスト&スタッフ
監督:トロイ・クエイン、ニック・ブルーノ
出演:
ランス・スターリング:ウィル・スミス(鶴岡 聡)
ウォルター・ベケット:トム・ホランド(田谷 隼)
キリアン:ベン・メンデルソーン(内田直哉)
マーシー・カペル:ラシダ・ジョーンズ(佐古真弓)
アイズ:カレン・ギラン(下山田綾華)
キムラ:マシ・オカ(石上裕一)
ウィル・スミスとトム・ホランドにくわえ、マーベル作品の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの「ネビュラ」役として人気のカレン・ギランや『キャプテン・マーベル』などで「タロス」役を務めたベン・メンデルソーンが出演しています。
さらに、海外ドラマ「HEROES」シリーズなどのマシ・オカら、豪華キャストがずらりと肩を並べ、本作を盛り立てます。
凄腕スパイがひょんなことをきっかけにハトに変身してしまうユニークな設定のアクション・コメディ・アニメーション映画『スパイ in デンジャー』
「ウォルター」や群れのハトとの間に信頼関係が芽生えていく様子やテンポよく展開されるストーリーに、家族みんなでワクワクが止まらなくなること間違いなしの作品です。
『スパイ in デンジャー』は、2020年7月10日よりDisney+(ディズニープラス)で配信スタートです☆
(c) 2020 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.