マーベル・シネマティック・ユニバース、通称MCU作品第6弾となる『アベンジャーズ』
アベンジャーズ・シリーズの第1作目となり、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーらヒーローたちをクロスオーバーさせた夢のアクション超大作です。
公開当時には「日本よ、これが映画だ。」というキャッチコピーで世間を騒がせたモンスター作品『アベンジャーズ』を徹底紹介していきます!
マーベル映画『アベンジャーズ』作品紹介
タイトル:アベンジャーズ(原題:The Avengers)
製作:2012年/アメリカ
上映時間:144分
MCUの6作目にして、フェイズ1を締めくくるマーベルの重要作品『アベンジャーズ』
世界を救う禁断のプロジェクトのため集められた最強のヒーローと人類史上最悪の敵との熾烈な戦いを描きます。
世界中で新記録を樹立した記念すべきアベンジャーズ1作目を紹介します。
あらすじ/ストーリー
およそ70年前にキャプテン・アメリカとレッドスカルの戦いで北極海に沈んだ四次元キューブを回収していたアメリカでは、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.によってキューブ研究が秘密裡に進められていました。
担当者の1人エリック・セルヴィグ博士の研究中、突然キューブのエネルギーが制御不能となり異次元からソーの義弟ロキが出現します。
神の国アスガルドで覇権争いに破れたロキは、地球を侵略しようとする宇宙種族チタウリと手を組み、四次元キューブを狙っていたのでした。
ロキはセルヴィグ博士と警護にあたっていたホークアイの精神を支配し、まんまとキューブを奪って姿を消します。
S.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリーは世界を滅ぼしかねない四次元キューブ奪還のために最強のヒーローたちを招集する計画を進め、スーパーヒーロー・チーム「アベンジャーズ」として、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース、アイアンマンことトニー・スターク、ハルクへと変化するブルース・バナーを集結させます。
一方、さらってきたセルヴィグ博士にキューブの力を使うための装置を作らせていたロキは、装置の完成のために必要なイリジウムを手に入れるためドイツへ。
それを突き止めたS.H.I.E.L.D.がアベンジャーズを派遣してロキを捕えます。
捕えたロキの処遇に悩んだ末、S.H.I.E.L.D.の巨大空母ヘリキャリアに収監することが決まりますが、ロキが捕まる様子に疑いを持っていたアイアンマンはソーからチタウリの存在を聞き、ロキの本当の狙いを察知。
しかし、自分たちの意志に反して集められたアベンジャーズ一同の足並みが揃うことはなく、S.H.I.E.L.D.がキューブの力をどのように使うつもりでいるのかについても疑惑が高まります。
キューブが兵器として軍事利用されることを懸念するアベンジャーズの面々からはフューリーへの反発さえも起きてしまうのでした。
そんな折、ロキによって精神支配されたホークアイがヘリキャリアを襲撃し、その最中S.H.I.E.L.D.の自分に対する不当な警戒を知って不安定に陥っていたブルース・バナーがハルクに変身してしまいます。
混乱に乗じてロキが図った計略によってソーは牢獄に閉じ込められ、ロキの逃亡を阻止するために立ち向かったS.H.I.E.L.D.の若きエージェント、フィル・コールソンは返り討ちに。
収監されてしまったソーは牢獄もろとも、我を忘れたハルクは味方から向けられた攻撃によって、両者ともヘリキャリアから落下してしまうのでした。
アイアンマンとキャプテン・アメリカによってヘリキャリアそのものの墜落はなんとか免れ、ホークアイの精神支配が解除されますが、ロキの攻撃にあったフィル・コールソンが息を引き取ってしまいます。
ソーは落下する牢から自力で脱出を果たし、ハルクはその強固な身体のお陰で助かることができ、ついにアベンジャーズが結束、ロキが狙うだろう場所を突き止め、阻止に向かいます。
アイアンマンの読み通り、スタークタワーを狙っていたロキはついに四次元キューブを使い上空からチタウリ軍を召喚。
人々を守りながらチタウリ軍と戦闘するアベンジャーズでしたが、チタウリ軍は次々と異次元から出現し、今や大軍の様相を呈すのでした。
戦いが激しさを増す中、ブルース・バナーがハルクに変身した姿で現れ、ロキを圧倒的パワーで制圧、身体ごと振り回して叩きのめします。
それによって精神支配が解かれたセルヴィグ博士がロキの杖で異次元空間を閉じることができる可能性を示唆。
ブラック・ウィドウらが空間を閉じようと奮闘する中、世界安全保障理事がフューリーの反対を押し切って核攻撃による一斉掃討を決議し、ニューヨーク、マンハッタンの都市に向けて核ミサイルを発射させてしまいます。
核ミサイルを異次元へと送ることを考えたアイアンマンは、ブラック・ウィドウに空間の封印を待つように伝えると、核ミサイルを抱え込んで軌道を変化させ、ミサイルごと異次元空間へとダイヴ。
ミサイルをチタウリ軍の本拠地へと送ったアイアンマンは、そこでスーツのエネルギーがつきて落下してしまいますが、閉じ始めていた次元ゲートをすんでのところで通り抜けます。
飛行できないアイアンマンをハルクがかろうじて受け止め、ブラック・ウィドウが異空間を封印。
ロキはソーの手に委ねられ、四次元キューブとともにアスガルドへと帰されることになり、任務を達成したアベンジャーズのメンバーらもそれぞれの場所へと帰っていくのでした。
キャスト&スタッフ
キャスト:
アイアンマン/トニー・スターク:ロバート・ダウニー・Jr./藤原啓治
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース:クリス・エヴァンス/中村悠一
ハルク/ブルース・バナー:マーク・ラファロ/宮内敦士
ソー:クリス・ヘムズワース/三宅健太
ブラック・ウィドウ(エージェント・ロマノフ)/ナターシャ・ロマノフ:スカーレット・ヨハンソン/米倉涼子
ホークアイ(エージェント・バートン)/クリント・バートン:ジェレミー・レナー/宮迫博之
ロキ:トム・ヒドルストン/平川大輔
フィル・コールソン(エージェント・コールソン):クラーク・グレッグ/村治学
マリア・ヒル(エージェント・ヒル):コビー・スマルダーズ/本田貴子
エリック・セルヴィグ(博士):ステラン・スカルスガルド/金子由之
ニック・フュ―リー(長官):サミュエル・L.ジャクソン/竹中直人
スタッフ:
監督&脚本:ジョス・ウェドン
ストーリー:ザック・ペン、ジョス・ウェドン
製作:ケヴィン・ファイギ
製作総指揮:ルイス・デスポジート、パトリシア・ウィッチャー、ヴィクトリア・アロンソ、ジェレミー・ラッチャム、アラン・ファイン、ジョン・ファヴロー、スタン・リー
撮影:シーマス・マッガーヴェイ(ASC,BSC)
プロダクション・デザイナー:ジェームズ・チンランド
編集:ジェフリー・フォード(ACE)、リサ・ラセック
衣裳デザイナー:アレクサンドラ・バーン
視覚効果&アニメーション:インダストリアル・ライト&マジック
ビジュアル・エフェクト・スーパーバイザー:ジャネク・サーズ
音楽監修:デイヴ・ジョーダン
音楽:アラン・シルヴェストリ
アメリカン・コミックをクロスオーバーさせた本作には、ロバート・ダウニー・Jr.をはじめ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナーら、これまで各作品でオリジナル・キャラクターを演じた豪華キャストが集結しています。
敵となるソーの義兄弟であるロキを演じるのは『クリムゾン・ピーク』、『ハイ・ライズ』などに出演する人気英国人俳優トム・ヒドルストン。
監督&脚本には『トイ・ストーリー』の脚本も務めたジョス・ウェドンが抜擢され、夢のヒーロー集結の瞬間を最高のエンターテイメント作品に仕上げています。
『アベンジャーズ』メンバーを紹介
これまで各自の世界で活躍していたヒーローたちがはじめて作品の枠を超えて一堂に会する本作。
アベンジャーズとして登場する錚々たるメンバーを一挙紹介!
アイアンマン
自身が開発したパワードスーツで戦うセレブヒーロー、アイアンマン。
最新鋭のアーマーをまといアイアンマンとなるトニー・スタークは、当初アベンジャーズに参加する意思はなく、S.H.I.E.L.D.のコンサルタントを依頼されている状況でした。
世界を破滅させる力を秘めたキューブの存在がトニーにアベンジャーズ加入を決心させ、今作では地球を救う重要な活躍を見せてくれます。
-
アベンジャーズへとつながる超絶タッグバトル!マーベル映画『アイアンマン2』作品紹介
続きを見る
キャプテン・アメリカ
永い眠りから覚め、現代に復活したキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース。
70年もの時の経過に戸惑いながらもそのリーダーシップがアベンジャーズを導きます。
伝説のソルジャーとして誰もが知る英雄である彼は、正直で実直な正義漢。
時にその一本気過ぎる性格でメンバーと衝突することもありますが、地球の平和を願う気持ちを誰よりも強く持った頼れる存在です。
-
アベンジャーズのリーダーの誕生秘話に迫る!MARVEL映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』作品紹介
続きを見る
ソー
雷のパワーを操る破天荒な神、ソー。
オーディンの息子であり、アスガルドの王座を継ぐソーは神話のヒーローであり、その腕力や耐久力はまさに規格外です。
ソーにしか扱うことができないウルのハンマー、ムジョルニアをふるっての戦闘の迫力は段違い。
本作で敵として立ちはだかるロキはソーにとって、手を焼かせられる厄介な義兄弟にあたります。
-
『アベンジャーズ』マイティ・ソー役 クリス・ヘムズワース氏来日!東京コミコン2019
続きを見る
ハルク
怒りで誰にもコントロールできないモンスター、ハルクと化してしまう苦悩の天才科学者ブルース・バナー博士。
爆弾実験から少年を救った際に大量のガンマ線を浴びたことでDNAが変化し、怒りによってアドレナリンが活性化して超人ハルクへと姿を変える体質になってしまったのです。
不幸にもその力を利用しようとする者たちの標的にされることもありますが、アベンジャーズの一員となったことで、ともに戦い自身の制御に力を貸してくれる仲間を得ます。
ブラック・ウィドウ
スパイとしての教育を受け鍛え上げられた一流のエージェント、ナターシャ・ロマノフ。
彼女こそがスーパー・スパイ、ブラック・ウィドウの正体です。
特殊能力ではなく、オリンピック選手にも勝る類まれな身体能力と、血の滲むような訓練で獲得した戦闘技術で敵に立ち向かいます。
S.H.I.E.L.D.最重要エージェントのひとりとしていくつもの秘密工作を成功させ、ハルクの暴走にも恐れず向き合いう勇敢さに、ブルース・バナー博士からも強い信頼を寄せられている存在です。
-
日米同時公開決定!MARVEL 映画『ブラック・ウィドウ』
続きを見る
ホークアイ
並外れた弓術の持ち主クリント・バートン。
世界一のアーチャーである彼の呼び名はホークアイ、その完璧な正確さによって放たれた矢は的を外すことがありません。
ブラック・ウィドウ同様、特殊能力を持つわけではありませんが、彼が放つトリックアローには何種類もの矢尻を装備することができ、どんな局面も打開するパワーを秘めています。
今後大きな展開を見せるMCUのストーリーの中で劇的な変化を遂げる注目のキャラクターです。
アイアンマンをはじめ、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウなど、錚々たるメンバーが揃う夢のヒーロー・ムービー『アベンジャーズ』
壮大なストーリーが展開されるMCUの元祖とも言える必見のアクション超大作です。
『アベンジャーズ』は、Disney DELUXE(ディズニーデラックス)で配信中です。
TM & © 2012 Marvel & Subs.