声だけで魅せるディズニー音楽の世界をつくりあげる、ディズニーの“D”とアカペラをミックスしたアカペラグループ「ディカペラ」
ディズニー初の公式アカペラグループ「ディカペラ(DCappella)」の日本上陸が決定し、2019年8月22日(木)より日本ツアーがスタートします!
全米41都市42公演を大盛況に終えた「ディカペラ」のメンバーが、Dtimes編集部のインタビューに応じてくださり、「ディカペラ(DCappella)」というエンターテイメントの魅力をお話してくださいました☆
「ディカペラ(DCappella)」インタビュー
ディズニー初の公式アカペラグループ「ディカペラ(DCappella)」の日本ツアーが、2019年8月22日よりスタート。
全米各地からオーディションを勝ち抜いて選出された、歌唱力だけでなく、パーソナリティやカリスマ性を持ち合わせた7人「ディカペラ」が、声だけでディズニー音楽の世界を表現していきます。
声だけで奏でられているとは思えない重厚なハーモニーを作り出すメンバーは、オーランド・ディクソン、モーガン・キーン、ジョー・サントーニ、カレン・ケリー、アントニオ・フェルナンデス、ソジャーナ・ブラウン、RJ・ウェスナーの7人。
そんな「ディカペラ(DCappella)」のメンバーがDtimes編集部のインタビューに応じてくださり、貴重なお話を聞かせてくださいました。
今回インタビューさせていただいたのは、自称のんびり屋のオーランド・ディクソンさん(バリトン)、「とにかくかわいいものが大好き!」というモーガン・キーンさん(ソプラノ)、いつも冗談を言ってみんなを笑わせているムードメーカーのジョー・サントーニさん(ベース)の3名。
7名で構成される「ディカペラ」について、オーランドさんは「まさに人種のるつぼと表現したらいいのか、本当に様々な個性が集まっていて、皆それぞれ突出した能力を持っているんです」と表現。
「それぞれエンターテイメントの世界での経歴はバラバラなんだけれども、みんながリーダーの素質を持っている。違う個性が一緒になって、また新しい他にないユニークなグループになったんだ」といいます。
ディズニー初という公式アカペラグループ「ディカペラ(DCappella)」とは、どのようなエンターテイメントなのか、3名へのインタビューをとおしてその魅力に迫っていきます!
「こんなディズニー、聴いたことない!」と表現されるコンサート
「こんなディズニー 聴いたことない!」というフレーズで始まる、「ディカペラ(DCappella)」のWebCM。
「ディカペラ(DCappella)」は、2019年1月に結成された、ディズニー初となる公式アカペラグループです。
「全米規模のオーディションが開催され、1500名ほどの応募者の中から勝ち残った7人で結成されました。
その後、全米41都市42公演を2ヶ月という短期間で行ったのですが、本当にめまぐるしい日程でした。
おかげでグループとしての結束力が深まって、グループ内はもちろん、ファンの皆様との繋がりというものもしっかりと確立できたと思っています」とオーランドさんが当時を振り返ります。
モーガンさんは、「ディカペラ」の特徴を「ディズニーの音楽だけで構成されるステージ全てをアカペラで歌う、声だけで表現するグループなんですが、ただのアカペラグループじゃない。歌って踊れるグループなんです」と“歌って”そして“踊れる”という2つのキーワードで表現。
「みんなが大好きなディズニーの名曲の数々をさらに新しいアレンジを加えてその時代を超えた名曲として表現していくんです。新しいペンキで塗り替えるようにね」とジョーさんがつけくわえます。
「日本には大勢のディズニーのファンがいらっしゃるという風に伺っているので、是非皆さんにも聞いていただきたいと思っています」と力強く話してくださいました。
従来のアカペラのイメージを払拭する「ディカペラ(DCappella)」
モーガンさんが“歌って”、“踊れる”そして、ジョーさんが“新しいペンキで塗り替える”と表現した「ディカペラ」
具体的にはどのようなステージなのでしょうか。
3人は少し熱の入った様子で語ってくださいました。
「アカペラグループなので、本当に声だけで表現しているんですよ。
とはいえライブですのでテクノロジーを使うことがあります。
たとえば、ルーパーという、いわゆる声をサンプリングしてループさせるというものがあるのですが、それも自分たちの声で表現します。
テクノロジーの力を借りて声を重ねていくことで、まるでロックソングのような迫力を出すことができるんです。」(ジョーさん)
「たぶん、私たちのライブを見に来た人達っていうのは、どういうライブなんだろうって、全く予想がつかない方が多いと思うんですね。
ただ、私たちが言えるのは、予想を遥かに超えるものを期待してきて!ということ。
ステージ上に大きいLEDスクリーンがあるんですが、その大きいスクリーンにディズニーの制作したアニメーションの映像が映し出されていくんです。
その映像と自分たちがやり取りをしたり、かけあいをしたりという演出もあります。
照明も非常に華やかで、本当に大きなコンサートに来たような気持ちになりますよ!
全米ツアーでは、お客さんもすごくいい反応で帰ってくれたのでとても嬉しく感じています」(モーガンさん)
「他のアカペラグループと自分たちが違うところは、自分達は歌うのと同時にダンスもするんです。
そのダンスにもしっかり振り付けがあって、ステージ全体を動き回る。
多くのアカペラのグループは同じ場所に立ってずっと歌ってるだけなんだけど、僕たちは動きがあるのでそこから生まれるエネルギーっていうのがお客さんにも伝わってどんどん盛り上がっていく。
そんなライブなんです」(オーランドさん)
公演のみどころ
メンバーの圧巻の歌唱力にくわえ、さらにダンスで盛り上げ、そこへ照明やスクリーンなどの演出が加わるそう。
会場がエネルギーに満ちあふれるコンサートであることが伝わってきます。
日本ツアーで予定されているナンバーや5月に発売されたアルバムの中から、特にお気に入りの曲や、見逃せないポイントなどを明かしてくださいました。
「アルバムの中に収録されているナンバーなのだけれど、「Under the Sea(アンダー・ザ・シー)」の歌詞に日本語を取り入れているんですね。
英語で歌ってるときの感情を日本語でもちゃんと表現できるのかとても難しかったのですが、是非ライブでも楽しんでもらえると嬉しいです」(オーランドさん)
ジョーさんは、「僕は3曲もあるんだけど・・」と前置きしつつ、
「実は僕、ディズニー映画に出てくるヴィランズが大好きなんです。魅力的なヴィランズがたくさんいる中で、今回は『ライオン・キング』の「Be Prepared(準備をしておけ)」をはじめとしたヴィランズの曲のマッシュアップ(2つ以上の楽曲を一つの曲に組み合わせた手法)を行います。そういった脇役にスポットライトを当てた場面があるのでそれをすごく楽しみにしてほしいと思っています。
2つめは、ディズニーのテーマパークの音楽メドレーです。これはすごく見どころだと思います。
3つめは、『トイ・ストーリー2』の「When She Loved Me」。元々ピアノと歌だけのとてもしっとりとした曲なんだけれども、今回は4声4和のハーモニーで聴かせます。素晴らしいアレンジになっているのでぜひ聴いていただきたいナンバーです。」(ジョーさん)
「個人的には「Let It Go(レット・イット・ゴー)」と「雪だるまつくろう」の『アナと雪の女王』マッシュアップがお気に入り。
『アナと雪の女王』は日本でも大ヒットしたときいて、ぜひ皆さんに私たちの新しいバージョンも聞いてもらいたいなと思っています!」(モーガンさん)
Dtimesの読者の皆様へメッセージ
今回、たくさんのお話を聞かせてくださったモーガンさん、オーランドさん、ジョーさんの3名のメンバー。
インタビューをとおして、メンバー同士の仲の良さ、チームワークの良さを垣間見ることができました。
最後に、Dtimesの読者の皆様に向けてメッセージをいただきました。
「ディカペラ(DCappella)は本当に楽しいコンサートです。一緒に素敵な時間を共有し、ディズニーの魔法を体験できる、そんなライブになっています。みんなと一緒に、歌って、踊って、そして一緒におしゃべりができる本当に楽しめるショーですので、みなさんと会場でお会いできることを楽しみにしています!」
7名のシンガーによって“声だけで魅せる”ディズニーの世界。
あたらしいアカペラの形とも出会える、圧巻のステージに期待がたかまります!
ディズニー初の公式アカペラグループ「ディカペラ(DCappella)」日本公演は、2019年8月22日(木)より北海道・札幌を皮切りに全国ツアースタートです☆
ディカペラ(DCappella)公式サイト:http://disney.jp/dcappella
取材協力:キョードー東京
ディズニー初の公式アカペラグループ「ディカペラ(DCappella)」2019年日本ツアーの様子は、Disney DELUXE(ディズニーデラックス)で配信中です!
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