記事ポイント
- 破滅派「プルーストが読みきれない あるいは中年男性がビジネスケアラーになるための心構えについて」
- 介護認定・費用・家族信託まで実務テーマを網羅した高橋文樹さんの記録
- 母との最後の時間も描く一冊で、介護に向き合う読者に寄り添う視点
破滅派「プルーストが読みきれない あるいは中年男性がビジネスケアラーになるための心構えについて」は、作家・高橋文樹が母親の介護と仕事、子育てを両立させた約5年間の実体験をまとめた一冊として、2026年9月8日に全国書店・ネット書店で発売されます。
団塊世代がすべて後期高齢者となる「2025年問題」を背景に、介護認定から仕事や子育てとの両立、施設入所、介護費用、家族信託まで、高橋さんが実際に直面した出来事が綴られています。
読書家だった母親が『失われた時を求めて』を読みきれなかった姿から着想を得たタイトルには、介護と向き合った親子の時間も刻まれています。
破滅派「プルーストが読みきれない あるいは中年男性がビジネスケアラーになるための心構えについて」

- 書名:『プルーストが読みきれない――あるいは中年男性がビジネスケアラーになるための心構えについて』
- 著者:高橋文樹
- 発行:破滅派
- 発売日:2026年9月8日
- 定価:1,980円(税込/本体1,800円)
- 判型:四六判並製
- ページ数:192ページ
- ISBN:978-4-905197-09-6
- 発売場所:全国書店・ネット書店
『プルーストが読みきれない――あるいは中年男性がビジネスケアラーになるための心構えについて』は、作家・高橋文樹さんが約5年間にわたる母親の介護経験を綴った実録エッセーです。
2019年に母親がパーキンソン病と診断されたことをきっかけに、介護認定の申請から在宅介護、介護施設への入所、仕事や子育てとの両立、介護費用、親の財産管理、家族信託、認知症への対応まで、当事者として直面した出来事を記録しています。
介護の専門家による解説書ではなく、介護についてほとんど知識のなかった一人の息子が、その都度制度を調べて選択し、失敗も重ねながら仕事と生活を続けてきた記録です。
これから親の介護を迎える可能性のある働き盛りの世代に向けて、実際に介護が始まると何が起きるのかを一人のビジネスケアラーの経験から伝えます。
「2025年問題」とビジネスケアラー

2025年、団塊世代がすべて75歳以上の後期高齢者となり、介護を必要とする高齢者が急増したことで、社会全体で「2025年問題」が現実のものとなりました。
仕事を続けながら親の介護を担う「ビジネスケアラー」は、その子ども世代にあたる40~50代の働き盛り世代にとって大きな課題となっています。
高橋さんもその一人で、2019年に母親がパーキンソン病と診断されたことをきっかけに介護が始まりました。
当時、作家・会社経営者として働きながら4人の子どもを育てる父親でもあった高橋さんは、介護認定の申請から仕事や子育てとの両立まで、日々の選択を重ねていきました。
なぜ『プルーストが読みきれない』なのか
書名の『プルーストが読みきれない』は、読書を好んだ高橋さんの母親が晩年、マルセル・プルーストの大長編『失われた時を求めて』を読み終えることを目標にしながら、病状の進行によって最後まで読みきれなかった姿に由来します。
本書では実際の介護経験を振り返るだけでなく、若き日の母親の写真や著作なども手がかりに、母親がどのような人生を歩んできた人だったのかを息子の視点から辿ります。
介護の手引きであると同時に、一人の母親と息子が過ごした最後の時間を書き留めたエッセーとしての側面も持っています。
本書で扱う主なテーマ
- 介護認定はどのように始まるのか
- 仕事、子育てと介護をどう両立するか
- 在宅介護から施設入所まで
- 親の年金と介護にかかるお金
- 親の財産管理と家族信託
- 介護によるキャリアの停滞
- 認知症が進んだ親との関係
本書では、介護認定の申請から在宅介護、施設入所までの流れ、親の年金や介護にかかるお金、財産管理と家族信託といった制度面のテーマを扱っています。
制度面の実務だけでなく、介護によるキャリアの停滞や認知症が進んだ親との関係にも触れており、働きながら親の介護に向き合う読者に向けた内容となっています。
著者・高橋文樹さんのプロフィール

著者の高橋文樹さんは1979年千葉県生まれで、2001年に『途中下車』で東京大学在学中にデビューし、2007年には『アウレリャーノがやってくる』で新潮新人賞を受賞しました。
著書に『途中下車』『アウレリャーノがやってくる』『いい曲だけど名前は知らない』などがあり、破滅派の代表取締役も務めています。
仕事や子育てをしながら親の介護に直面したとき、先に経験した一人の視点から具体的な手がかりを得られます!
制度や費用、家族信託といった実務的な判断に迷ったとき、当事者の記録が道しるべになります。
母と息子が過ごした最後の時間を辿るエッセーとして、介護を経験した人にも静かに寄り添います。
破滅派「プルーストが読みきれない あるいは中年男性がビジネスケアラーになるための心構えについて」の紹介でした。
よくある質問
『プルーストが読みきれない』はどのような内容の本ですか?
作家・高橋文樹さんが2019年から約5年間にわたって経験した母親の介護を綴った実録エッセーです。
介護認定の申請や仕事・子育てとの両立、施設入所、介護費用、家族信託まで、当事者として直面した出来事が記録されています。
発売日や購入方法を教えてください?
『プルーストが読みきれない』は2026年9月8日に、全国書店・ネット書店で発売されます。
定価は1,980円(税込/本体1,800円)で、四六判並製・192ページの一冊です。
書名の『プルーストが読みきれない』にはどのような由来がありますか?
読書を好んだ高橋さんの母親が、晩年にマルセル・プルーストの大長編『失われた時を求めて』を読み終えることを目標にしながら、病状の進行で最後まで読みきれなかった姿に由来しています。
高橋文樹さんはどのような作家ですか?
1979年千葉県生まれで、2001年に『途中下車』で東京大学在学中にデビューし、2007年には『アウレリャーノがやってくる』で新潮新人賞を受賞した作家です。
著書に『途中下車』『アウレリャーノがやってくる』『いい曲だけど名前は知らない』などがあり、破滅派の代表取締役も務めています。








