肺がん研究向け新製品ラインを構築! Cloud-Clone「全次元肺がんバイオマーカー製品ライン」

記事ポイント

  • Cloud-Clone、肺がん専用の検出用試薬群を構築
  • CEAやEGFRなど臨床指標を多種間対応で提供
  • 『Cell』『Nature』誌の大規模研究で採用実績

 

Cloud-Clone Corp.は、肺がん研究向けの生体試薬として「全次元肺がんバイオマーカー製品ライン」を展開しています。

臨床スクリーニング指標や腫瘍代謝関連因子、分子標的治療の耐性監視因子まで、非小細胞肺がんと小細胞肺がんの両サブタイプに対応する検出用試薬をそろえています。

 

目次

Cloud-Clone「全次元肺がんバイオマーカー製品ライン」

 

肺がんバイオマーカー4種の免疫組織染色例

 

Cloud-Clone Corp.は、米国ヒューストンに本社を置き中国・武漢に生産拠点を持つバイオテクノロジー企業で、ELISAキットや抗体などの検定用試薬を自社開発から製造まで一貫して手がけています。

今回、肺がん研究に特化した検出用試薬の製品群を新たに構築しました。

肺がんは世界で発症数と死亡数がともに最も多い悪性腫瘍です。

初期症状がほとんど現れない特徴があり、全患者の51%以上が末期の段階で診断されます。

末期で診断された場合の5年生存率は10.5%にとどまります。

新規バイオマーカーの検証や液体生検、抗がん新薬の開発現場では、高品質で安定した生体試薬が求められてきました。

Cloud-Cloneは独自の抗体・タンパク質開発プラットフォームを使い、肺がん専用の検出用試薬群を構築しました。

 

臨床スクリーニング汎用指標

 

  • 抗CK19抗体品番:MAB239Hu21
  • 抗NSE抗体品番:PAA537Hu01

 

  • CEA(胎児性癌抗原):肺腺癌の治療効果評価と再発リスク監視の基準指標です。
  • CK19(サイトケラチン19フラグメント):非小細胞肺がんに特異性を持つマーカーで、サブタイプ鑑別の根拠になります。
  • NSE(神経特異的エノラーゼ):小細胞肺がん診断の指標で、EGFR変異患者の予後判定にも使われます。

 

肺がんの診断や経過観察に使う汎用的な指標として、CEA、CK19、NSEの3種の検出用試薬をそろえています。

 

腫瘍代謝・増殖関連マーカー

 

  • 抗LDHA抗体品番:PAB370Hu01

 

  • ATAD2:多種のがんで過剰発現するATPaseで、腫瘍増殖や予後不良との関連が研究されています。
  • PDGFRL:肺がんの発生・進展に関わるタンパク質で、腫瘍微小環境の解明に使われます。
  • LDHA/LDHB(乳酸脱水素酵素アイソザイム):非小細胞肺がんで発現が上昇し、腫瘍の代謝状況や浸潤能を示す指標です。

 

肺がんの増殖や代謝に関わるマーカーとして、ATAD2、PDGFRL、LDHA/LDHBの検出用試薬を用意しています。

 

分子標的治療・耐性監視因子

 

  • 抗EGFR抗体品番:MAA757Hu21

 

EGFR(上皮成長因子受容体)は肺がんの精密治療を支える基礎因子で、初回診断から治療経過、耐性出現までの各段階で測定に使われます。

Cloud-Cloneは複数の生物種に対応する組換えタンパク質と抗体をそろえ、耐性回避に関わる研究を支えています。

 

多種間対応と自社一貫生産の強み

 

試薬はヒトのほか、マウス、ラット、ブタ、ヒツジなど複数の生物種に対応し、種間の交差反応を抑えて前臨床データの信頼性を高めます。

抗原や抗体などの原料から製造工程まで自社で担うため、海外大手に依存しない供給体制を築いています。

新規標的の発見から代謝経路の解析、耐性変異の経過監視まで、基礎研究から創薬まで幅広い研究段階で活用できます。

 

学術誌に採用された実績

 

  • HSPαB1キット品番:SED522Hu
  • CYFRA21-1キット品番:SEB246Hu
  • CEAキット品番:SEA150Hu

 

2020年、『Cell』に掲載されたヒト肺腺癌の大規模プロテオミクス研究で、90kDaヒートショックタンパクαB1のELISAキットが使われました。

複数の独立した集団の血漿サンプルでバイオマーカーを検証し、肺がんの精密分類や予後評価の根拠となりました。

2025年、『Nature Biomedical Engineering』に掲載された肺がん治療モニタリング研究では、CYFRA21-1とCEAのELISAキットが基準試薬として使われました。

尿サンプルによる化学療法効果と腎障害の同時測定を世界で初めて実現した研究です。

 

肺がんの精密診断を支える生体試薬が、複数の生物種と研究段階に対応しています。

原料から製造まで自社で手がける体制が、安定した試薬供給を可能にしています。

Cloud-Clone「全次元肺がんバイオマーカー製品ライン」の紹介でした。

 

よくある質問

 

Cloud-Cloneの試薬はどの生物種に対応していますか?

 

ヒトのほか、マウス、ラット、ブタ、ヒツジなど複数の生物種に対応しています。

動物モデルを使った前臨床研究でも、種間の交差反応を抑えた検証に使えます。

 

抗原や抗体はどこで製造されていますか?

 

抗原や抗体などの核心原料から製造工程まで、Cloud-Cloneが自社で一貫して手がけています。

国際大手に依存しない供給体制のため、研究者は安定して試薬を調達できます。

 

どのような研究段階で使えますか?

 

新規バイオマーカーの発見から代謝経路の解析、薬剤耐性変異の経過監視まで、基礎研究から前臨床試験までの幅広い段階で使われています。

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