記事ポイント
- Cloud-Cloneの「USCN」試薬がACS Nano掲載の2論文を支援
- 組換えApoA4タンパクで細胞取り込み効率が最大2.58倍向上
- 27,000種超の抗体ライブラリで多様な研究分野に対応
Cloud-Clone Corp.が自社開発のバイオ試薬「USCN」シリーズで、国際的な学術誌ACS Nanoに掲載された2件の研究を支えました。
組換えタンパクと高感度ELISAキットが、ナノ医薬とがん免疫治療の実験データを支える存在になっています。
Cloud-Clone「USCN」

- 検証済み抗体ライブラリ:27,000種以上
- 組換えタンパク:7,000種以上
- プレミックスマルチ因子検出キット:300種以上
- 対応生物種:ヒト、マウス、ラット、ウシ、ニワトリ、イヌ等
- 導入実績:米国NIH、メイヨクリニック、コールドスプリングハーバー研究所、ファイザー、イーライリリー等
Cloud-Cloneはバイオ試薬分野に約20年携わり、組換えタンパク、ELISAキット、抗体製品を全工程自社開発生産する国産ライフサイエンス試薬メーカーです。
海外大手企業が長年独占してきたハイエンド生体試薬市場で、自主技術開発によって国産試薬の選択肢を世界の研究機関に提供しています。
ナノ医薬の「プロテインコロナ」機構解明を支えた組換えタンパク

復旦大学薬学部の張志文教授グループは、リガンド修飾リポソーム表面に形成される「プロテインコロナ」に着目し、ナノ医薬の腫瘍標的機能を左右する鍵分子ApoA4の制御メカニズムをACS Nanoで発表しました。
この機序検証には、Cloud-Clone USCNの組換えマウスApoA4タンパク(品番:URPB967Mu01)が実験素材として使われています。
多重純度検証を経た同製品により、ApoA4添加でリポソームの細胞取り込み効率が最大2.58倍、細胞外マトリックス透過能が最大3.83倍向上することが定量的に示されました。
イオン恒常性を標的にしたがん免疫治療を可視化した高感度ELISAキット
徐州医科大学重点実験室グループは、銅・鉄イオン恒常性を攪乱する新規ナノ医療プラットフォームCCZSMを開発し、ACS Nanoで成果を公開しました。
CCZSMは銅死・鉄死を誘導するとともにcGAS-STING経路を活性化し、樹状細胞やT細胞を賦活化する免疫原性細胞死を引き起こす仕組みです。
免疫サイトカインの定量評価にはUSCN製の高感度ELISAキット(USEA079Mu、USEA056Mu、USEA133Mu、USEA049Mu)が採用され、治療後のマウス血清中でIL-6、TNF-α、IFN-γの上昇とIL-10の減少が明確に検出されました。
この結果から、CCZSMが腫瘍微小環境の免疫抑制状態を反転させる働きが定量的に実証されています。
27,000種超のライブラリと三段階品質検証
Cloud-Cloneは27,000種以上の自社検証済み抗体ライブラリ、7,000種を超える組換えタンパク質、300種以上のプレミックスマルチ因子検出キットを保有しています。
ヒト、マウス、ラット、ウシ、ニワトリ、イヌなど多種属の研究に対応し、ナノ医薬、腫瘍免疫、代謝疾患、心血管研究まで幅広い分野の希少標的をカバーします。
内部実測、第三者検査、論文実績による三重の品質検証体制を導入し、Nature、Cell、Science、Cell Metabolismなど世界的トップ雑誌への数千件の論文実績で再現性を担保しています。
今回の2件のACS Nano論文支援は、国産試薬の性能が国際的なトップレベル研究に認められた事例です。
研究者はナノドラッグ、がん免疫、代謝性疾患など次世代創薬分野の実験で、精度と供給の安定性を兼ね備えた選択肢として活用できます。
Cloud-Clone「USCN」の紹介でした。
よくある質問
USCNのApoA4タンパクはどんな実験に使われましたか?
リガンド修飾リポソーム表面のプロテインコロナ機構を解明する実験で、細胞取り込み効率や透過能の測定に使われました。
高感度ELISAキットはどの物質を測定できますか?
マウス血清中のIL-6、TNF-α、IFN-γ、IL-10といった免疫関連サイトカインを定量的に測定できます。
Cloud-Cloneの試薬はどんな生物種に対応していますか?
ヒト、マウス、ラット、ウシ、ニワトリ、イヌなど多種属の研究に対応しています。
Cloud-Cloneの製品はどんな研究機関で使われていますか?
米国NIH、メイヨクリニック、コールドスプリングハーバー研究所、ファイザー、イーライリリーなどの研究現場で導入されています。








