世界トップ学術誌2誌で実証! Cloud-Clone「全次元肺がんバイオマーカー製品ライン」

記事ポイント

  • Cloud-Cloneが肺がん研究向け全次元バイオマーカー製品ラインを開発しました
  • CEA・CK19・EGFRなど3カテゴリの指標を複数生物種で検出できます
  • 『Cell』『Nature Biomedical Engineering』の研究にも採用された実績があります

 

Cloud-Cloneは、肺がん研究向けの全次元バイオマーカー製品ラインを開発しました。

臨床スクリーニング指標から分子標的治療の耐性監視因子まで、抗体・組換えタンパク質を自社で開発から製造まで一貫して手がけています。

ヒトだけでなくマウスやラットなど複数生物種に対応し、前臨床研究を支えます。

 

目次

Cloud-Clone「全次元肺がんバイオマーカー製品ライン」

 

  • 展開元:Cloud-Clone Corp.(米国ヒューストン本社、中国武漢生産拠点)
  • 対応領域:非小細胞肺がん(NSCLC)、小細胞肺がん(SCLC)
  • 対応生物種:ヒト、マウス、ラット、ブタ、ヒツジなど
  • 分類:臨床スクリーニング汎用指標、腫瘍代謝・増殖関連マーカー、分子標的治療・耐性監視関連因子
  • 品質認証:ISO 9001:2015、ISO 13485:2016

 

肺がんバイオマーカー4種の免疫組織染色例

 

パネル画像には、CK19、LDHA、NSE、EGFRという4種の抗体を用いた組織染色の結果が2列2段で並びます。

茶色の陽性染色と青紫色の核染色が確認でき、各パネル左下には二次抗体のみの対照画像が重ねられています。

 

臨床スクリーニング汎用指標

 

CEA(胎児性癌抗原)は、肺腺癌の治療効果評価や再発リスクの監視に使われる基準指標です。

高精度な定量によって、治療への反応を明確に把握できます。

CK19(サイトケラチン19フラグメント)は、扁平上皮がんを含む非小細胞肺がんに特異的なマーカーです。

肺がんのサブタイプを鑑別する根拠になります。

NSE(神経特異的エノラーゼ)は、小細胞肺がん診断の核心指標です。

小細胞肺がんと非小細胞肺がんの鑑別に加え、EGFR変異患者の予後を独立して示す指標としても使われます。

 

腫瘍エネルギー代謝・増殖関連マーカー

 

ATAD2は、複数のがん種で過剰発現するATPaseです。

腫瘍の増殖や不良な予後と強く関連し、新規治療標的として研究が進んでいます。

PDGFRLは、肺がんの発生・進展に二重の役割を持つタンパク質です。

Cloud-Cloneは高感度なELISAキットを提供し、腫瘍微小環境の仕組み解明を支えます。

LDHA・LDHB(乳酸脱水素酵素アイソザイム)は、ワールブルク効果に関わる中心的な酵素です。

非小細胞肺がんで発現が上昇し、腫瘍の代謝状況や浸潤能を評価する生化学指標になります。

 

分子標的治療・耐性監視関連因子

 

EGFR(上皮成長因子受容体)は、肺がんの精密治療を支える基礎因子です。

初回診断から治療経過、耐性出現まで、全段階での測定に使われます。

Cloud-Cloneは多種間対応の組換えタンパク質と抗体を揃え、耐性回避の研究を後押しします。

 

学術誌での実証実績

 

2020年には、『Cell』に掲載されたヒト肺腺癌の統合プロテオミクス研究で、同社の90kDaヒートショックタンパクαB1 ELISAキット(品番:SED522Hu)が使われました。

複数の独立した集団の血漿サンプルでバイオマーカーが検証され、肺がんの精密分類と予後評価の根拠になりました。

2025年には、『Nature Biomedical Engineering』に掲載された肺がん治療モニタリング研究で、CYFRA21-1 ELISAキット(SEB246Hu)とCEA ELISAキット(SEA150Hu)が基準試薬として使われました。

尿サンプルによって化学療法の効果と腎障害を同時にリアルタイムで測定する手法が世界で初めて実現し、血清学的な基準データの厳密性が担保されました。

 

供給体制と対応可能な研究領域

 

抗原や抗体などの原料から製造工程までを自社で内製化しているため、国際大手に依存しない安定供給体制を築いています。

世界の研究者にとって、試薬の調達コストを抑えられる体制です。

新規標的ATAD2の発見、LDHA・LDHB代謝経路の解析、EGFR-TKI耐性変異の経過監視まで、がんの基礎研究から薬剤スクリーニングまで幅広い工程で活用できます。

 

肺がんの精密診断や治療モニタリングに関わる研究者にとって、Cloud-Cloneの製品ラインは多種間対応と自社一貫生産による安定性を備えた選択肢になります。

基礎研究から前臨床試験まで、幅広い場面での活用が見込めます。

Cloud-Clone「全次元肺がんバイオマーカー製品ライン」の紹介でした。

 

よくある質問

 

どの生物種に対応した試薬が用意されていますか?

 

ヒトのほか、マウス、ラット、ブタ、ヒツジなど複数の生物種に対応した抗体・組換えタンパク質が用意されています。

動物モデルを使う前臨床研究でも、種間交差反応を抑えた検証が可能です。

 

具体的にどのような論文で使われた実績がありますか?

 

2020年の『Cell』掲載研究ではヒト肺腺癌の血漿サンプル検証に、2025年の『Nature Biomedical Engineering』掲載研究では尿サンプルによる化学療法効果と腎障害の同時測定に、それぞれ同社の試薬キットが使われました。

 

製品はどの品質認証を取得していますか?

 

ISO 9001:2015とISO 13485:2016の品質認証を取得しています。

原料から製造まで自社で一貫して手がける体制のもとで、キットが製造されています。

 

3つの製品カテゴリはそれぞれどのような場面で使われますか?

 

臨床スクリーニング汎用指標は治療効果評価や再発監視、腫瘍代謝・増殖関連マーカーは腫瘍増殖機構の解明、分子標的治療・耐性監視関連因子はEGFR-TKIなどの治療経過や耐性研究の場面で使われます。

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