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九州初上陸、高山寺公認の11m絵巻! 企画屋かざあな「鳥獣戯画展 in 福岡・八女」

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記事ポイント

  • ユネスコ無形文化遺産登録10周年を記念した手漉き和紙絵巻が、九州初上陸で福岡・八女に展示される
  • 全長11mを超える巻物は、三種の手漉き和紙をつなぎ合わせた国宝高山寺公認の作品
  • 入場料1,000円で手漉き鳥獣戯画スタンプラリー台紙付き、八女の歴史的町並みを散策しながら楽しめる

 

ユネスコ無形文化遺産「日本の手漉和紙技術」の登録10周年を記念した特別展が、2026年6月6日(土)・7日(日)の2日間、福岡県八女市で開かれます。

展示されるのは、国宝『鳥獣人物戯画』が伝わる京都・栂尾山高山寺の公認を受けて制作された手漉き和紙絵巻『鳥獣戯画~手漉き和紙ができるまで~』で、九州での展示はこれが初めてです。

 

企画屋かざあな「鳥獣戯画展 in 福岡・八女」

 
「手漉き和紙絵巻 鳥獣戯画展 in 福岡・八女」の告知ビジュアル。開催日6月6日〜7日・10時〜16時・八女和紙スタンプ参加の情報と、蛙が和紙を漉く鳥獣戯画風イラストを配置したイベント案内画像

 

  • 会期:2026年6月6日(土)〜6月7日(日) 午前10時〜16時(最終日は15時まで)
  • 会場:横町町家交流館(福岡県八女市本町)
  • 入場料:1,000円(手漉き鳥獣戯画スタンプ用八女和紙台紙付き)
  • 受付:横町町家交流館、または八女伝統工芸館
  • アクセス:JR鹿児島本線 羽犬塚駅から堀川バス「福島」バス停下車、または西鉄電車 久留米駅から西鉄バス「福島」バス停下車
  • 主催:企画屋かざあな(スタイルプラス株式会社)/後援:八女市/協力:栂尾山高山寺、八女伝統工芸館、八女福島町並み保存会

本展は、和紙の原料となる楮やトロロアオイの栽培から紙漉きの工程・流通までを、カエルやウサギといったお馴染みの動物たちを用いて描いた全長11mを超える手漉き和紙絵巻を中心に、手漉き和紙に関するパネルや原料なども展示します。

会場となる横町町家交流館では、手漉き和紙鳥獣戯画のオリジナルグッズも販売されます。

スタンプラリーは横町町家交流館・八女伝統工芸館・福島八幡宮・矢部屋許斐本家・おもやい・うなぎの寝床の6か所を会場とし、八女の歴史的な町家や建築物を巡りながら手漉き和紙文化に触れるかたちで構成されています。

 

全長11mを超える手漉き和紙絵巻

 
絵巻の一部(トロロアオイの栽培シーン)

 

この絵巻は、ユネスコ無形文化遺産に登録された細川紙(埼玉県小川町・東秩父村)、本美濃紙(岐阜県美濃市)、石州半紙(島根県浜田市)という三種の手漉き和紙をつなぎ合わせた全長11mを超える巻物です。

紙の繋ぎ目には、鳥獣戯画の割印として用いられていた高山寺の印鑑を復元して押捺しており、本物同様の仕様で高山寺に奉納された作品となっています。

主催の企画屋かざあなは、生産不足が続く手漉き和紙の原料「ねり(トロロアオイ)」を家庭で育て農家や職人に届ける「わしのねりプロジェクト」を運営しており、本展はその活動の延長として位置づけられています。

 
和室の大広間に長机を並べて手漉き和紙絵巻を展示し、来場者数名が間近で鑑賞している会場内の実景写真。畳敷き・格天井・障子という伝統的な建築空間での展示の様子がわかる

 

畳敷きの大広間に長机を並べて絵巻を全展開する展示形式は、長野県での開催でも採用されます。

格天井・障子が並ぶ伝統的な和室空間で、来場者は巻物の全長を間近から鑑賞できます。

 

八女の歴史的町並みでスタンプラリー

 
福岡・八女の伝統的な商家の町並みを撮影した外観写真。瓦屋根の白壁蔵造り建物が通り沿いに連続し、藍色の暖簾を掛けた店舗が展示会場周辺の雰囲気を伝える

 

展示会場の周辺には、八女手すき和紙の資料館と和紙づくり体験施設を兼ねる「八女伝統工芸館」、応神天皇を主祭神とする「福島八幡宮」、明治元年築の町家を店舗に天然素材の工芸インテリアを販売する「おもやい」、八女茶を名付けた九州最古の茶商「矢部屋許斐本家」、地域文化商社「うなぎの寝床」が点在しています。

瓦屋根の白壁蔵造り建物が通り沿いに連続する八女福島の町並みを歩きながら、6か所でスタンプを集める形式です。

会期と前後して、八女伝統工芸館では5月30日(土)〜6月7日(日)に『九州の和紙展・八女和紙作品展』(9:00〜17:00、最終日16時まで・入場料無料)も開催されており、八女を訪れる際にあわせて鑑賞できます。

 
手漉き和紙絵巻鳥獣戯画展の告知フライヤー。会期2026年6月6日〜7日・会場横町町家交流館・入場料1000円・アクセス情報を記載し、カエルやウサギの鳥獣戯画風イラストをあしらったイベント概要チラシ

 

入場料1,000円には手漉き鳥獣戯画スタンプ用の八女和紙台紙が含まれます。

日本有数の高級茶産地として知られる八女で、手漉き和紙が現代まで受け継がれてきた背景を体感できる2日間限定の展示です。

企画屋かざあな「鳥獣戯画展 in 福岡・八女」の紹介でした。

 

よくある質問

 

Q. スタンプラリーはすべての会場を回る必要がありますか?

 

A. スタンプラリーの参加条件の詳細は、横町町家交流館または八女伝統工芸館の受付で案内されます。

 

Q. 会場の横町町家交流館への駐車場はありますか?

 

A. 駐車場の有無についてはJR羽犬塚駅からのバス利用が案内されており、詳細は主催者から公式情報として提供されます。

 

Q. 「わしのねりプロジェクト」とはどのような取り組みですか?

 

A. 生産量が不足している手漉き和紙の粘剤原料「トロロアオイ(ねり)」を一般家庭で栽培し、農家や職人に届ける取り組みで、企画屋かざあなが運営しています。

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