記事ポイント
- 「CODE BLUE 2026」のトレーニングコースが前年の4コースから8コースへ倍増
- AI時代の脅威対応から防御実戦力強化まで、全8コースが2026年11月11〜15日に東京で開催
- カンファレンスの早期割引チケット(78,000円税込)は5月31日まで販売
日本最大級のサイバーセキュリティ国際会議「CODE BLUE 2026」のトレーニングコース全8コースの概要が発表されます。
2026年11月、東京・新宿区を舞台にトレーニングとカンファレンスが相次いで開催されます。
CODE BLUE実行委員会「CODE BLUE 2026」

- 主催:CODE BLUE実行委員会
- 運営:CODE BLUE事務局(株式会社BLUE)
- トレーニング期間:2026年11月11日(水)〜11月15日(日)
- トレーニング会場:ベルサール新宿グランド コンファレンスセンター(住友不動産新宿グランドタワー5F)
- カンファレンス期間:2026年11月17日(火)〜11月18日(水)
- カンファレンス会場:ベルサール高田馬場(住友不動産新宿ガーデンタワーB2・1F)
- カンファレンスチケット早期割引:78,000円(税込)※5月31日まで
- ビジターチケット早期割引:18,000円(税込)※5月31日まで
CODE BLUE実行委員会が主催するサイバーセキュリティ国際会議「CODE BLUE 2026」は、2026年で14回目の開催を迎えます。
トレーニングコースは前年の4コースから8コースへと倍増し、「AI時代の最先端スキルへの対応」と「防御側の実戦力の強化」の2軸を柱とした構成となっています。
カンファレンスは昨年と同じベルサール高田馬場で11月17日〜18日に対面形式で実施されます。
日英の同時通訳付き(一部講演を除く)で、オンライン配信は行われません。
ワークショップ、コンテスト、スポンサー企業によるブース出展、ネットワーキングパーティも予定されています。
攻撃技術・エクスプロイト研究系コース
ペネトレーションテストの最前線で活用される高度なエクスプロイト開発スキルと、AI環境固有の攻撃手法を学ぶコースが2種類ラインナップされています。
いずれも英語で実施され、実務経験を持つセキュリティ専門家を対象とした内容です。
OffSec EXP-401: Advanced Windows Exploitation (OSEE)
- 開催日程:2026年11月11日(水)〜11月15日(日)(5日間)
- 言語:英語
- 講師:OffSecトレーナー
Kali Linuxの開発元として知られるOffSec社が提供するOffSec最難関コースです。
経験豊富なペネトレーションテスター向けに設計され、セキュリティ対策バイパス、複雑なヒープ操作、64ビットカーネルエクスプロイトなどの高度なエクスプロイト開発を、大規模なエンタープライズアプリケーションで実践的に扱います。
OffSec: Advanced AI Red Teaming (OSAI)
- 開催日程:2026年11月13日(木)〜11月15日(土)(3日間)
- 言語:英語
- 講師:OffSecトレーナー
生成AIやLLMなどのAI環境に特化した高度なレッドチーム演習コースです。
実際のシステムに潜むAI固有の弱点を特定し、攻撃者の視点でAIワークフローや制御面を悪用して影響を実証する手法を扱います。
発見した脆弱性を防御可能なセキュリティ改善へと変換する思考と方法論も習得できます。
AI支援・ブルーチーム向けコース
LLMや機械学習を活用した検知エンジニアリングの高速化、ブラウザフォレンジック、AIエージェントによるアプリケーションセキュリティの自動化を扱うコースが3種類揃っています。
NATOサイバー防衛協力センター(CCDCOE)や欧州ハイブリッド脅威対策センター(Hybrid CoE)の専門家が講師を務めるコースも含まれます。
AI-Assisted Detection Engineering: Practical Blue Team Workflows with LLMs, Sigma, and MITRE ATT&CK
- 開催日程:2026年11月13日(木)〜11月15日(土)(3日間)
- 言語:英語
- 講師:Martin Cvetko(CCDCOE:NATOサイバー防衛協力センター)/Takahiko Aoyama(CCDCOE)/Tinna Sigurdardottir(Hybrid CoE:欧州ハイブリッド脅威対策センター)
セキュリティチームがLLMと脅威インテリジェンスを活用して検知エンジニアリングを加速させる手法を扱うコースです。
脅威情報の検知アイデアへの変換、MITRE ATT&CKマッピング、Sigmaルールの改良など、ブルーチームの現実的なワークフローを実践します。
自動化への盲信を避け、人間の意思決定と検証を重視した上でのAI統合手法を習得します。
The Browser as a Crime Scene: Browser Forensics and AI-Assisted Investigation
- 開催日程:2026年11月13日(木)〜11月15日(土)(3日間)
- 言語:英語
- 講師:Saksham Tushar(Rippling)
- CodeBlue Exclusive
SaaSや認証情報を狙う攻撃に対し、ブラウザーを主要な証拠源として扱う実戦的トレーニングです。
主要ブラウザーの解析や復号技術に加え、AIを調査の加速手段として活用し、タイムライン作成や分析の自動化ワークフローを構築します。
最終日の侵害調査演習を通じ、従来の手法を超えた高度なAI支援型フォレンジック技能の習得を目指す構成となっています。
AppSec Robots: Building Real-World Agents for Application Security
- 開催日程:2026年11月14日(金)〜11月15日(土)(2日間)
- 言語:英語
- 講師:Abhay Bhargav(AppSecEngineer)/Haricharana S(we45)
繰り返しのタスクに追われるセキュリティチーム向けに、AIエージェントの構築手法を提供するコースです。
OpenAIやClaudeのSDKを活用し、脅威モデル生成、SAST/DASTスキャン自動化、クラウドインフラ監査など「セキュリティライフサイクル」全体をカバーする実用的なツールを作成します。
実践ラボを通じて、適応・推論・拡張するエージェントの構築スキルを習得します。
防御オペレーション・フォレンジック系コース

SOC業務やインシデント対応に即応できる実戦力を高めるコースが2種類あります。
うち1コースは日本語で実施されるため、国内のセキュリティ担当者も受講しやすい設計となっています。
大和セキュリティのツールを利用した高度なWindowsイベントログ分析と脅威ハンティング
- 開催日程:2026年11月13日(木)〜11月15日(土)(3日間)
- 言語:日本語
- 講師:田中ザック(大和セキュリティ)
Windowsイベントログ分析を通じたWindowsおよびActive Directoryへの攻撃検出方法を扱うコースです。
基本的な内容から高度な攻撃まで幅広く対応し、攻撃調査・分析の基礎と独自研究の方法を習得します。
大和セキュリティのオープンソースツールを中心に使用し、Sigmaの検知ルールやAIによる調査にも取り組みます。
フォレンジック調査員、インシデント対応者、SOCアナリスト、脅威ハンターを主な対象とした内容となっています。
Crownless Shield - A Deep Dive into Modern Defensive Operations
- 開催日程:2026年11月14日(金)〜11月15日(土)(2日間)
- 言語:英語
- 講師:Mars Cheng(TXOne)
ブルーチームの視点からサイバー攻撃への対応力を磨く実戦的トレーニングです。
OSINT活用、Wazuhによるエンドポイント検知、ネットワーク分析などの検知技術から、Windows/Linuxのフォレンジック、IDA Proを用いたマルウェア解析まで幅広く網羅しています。
理論とハンズオンを組み合わせた構成で、SOC業務やインシデント対応に即応できる専門スキルを習得します。
DevSecOps・AppSec自動化系コース
高速化するDevOpsにアプリケーションセキュリティを統合する実装手法を学ぶコースです。
CI/CDパイプラインへのセキュリティテスト組み込みから、AI支援DevSecOpsの探求まで実践的に扱います。
DevSecOps Masterclass: AppSec Automation Edition
- 開催日程:2026年11月14日(金)〜11月15日(土)(2日間)
- 言語:英語
- 講師:Vishnu Prasad(we45)/Hari Raksha Kishan Malali(we45)
セキュリティエンジニアや開発者、DevOpsプロフェッショナル向けに実践的なDevSecOpsとAppSec自動化の実装手法を提供するコースです。
CI/CDへのセキュリティテスト組み込み、サプライチェーン制御、シークレット管理、ポリシー適用の統合を扱います。
最新ツールで自動SAST、SCA、SBOM生成などを実践し、全行程でセキュリティを統合するパイプライン構築を目指します。
トレーニング受講者への特典とカンファレンスチケット料金
トレーニングコースの受講者には、11月17日(火)〜18日(水)に開催される「CODE BLUE 2026」のカンファレンスチケットが特典として付与されます。
実践的なスキル習得と最新研究の共有の両方を一連の流れで体験できる構成となっています。
カンファレンスへの参加は2種類のチケットが設定されています。
「カンファレンスチケット」は全エリア入場・ネットワーキングパーティ参加・アーカイブ動画先行配信が含まれ、早期割引価格は78,000円(税込)です。
入場エリアに制限があるビジターチケットは早期割引価格18,000円(税込)で、いずれも5月31日(日)まで購入できます。
通常価格はカンファレンスチケットが98,000円(税込)、ビジターチケットが28,000円(税込)に変わります。
トレーニングコースの詳細・料金・募集人数については、準備が整い次第、公式サイトに掲載されます。
トレーニング参加登録の開始は2026年6月初旬が予定されています。
14回目の開催となる「CODE BLUE 2026」は、AI環境への攻撃手法からLLMを活用した防御エンジニアリング、DevSecOpsの自動化まで、サイバーセキュリティの実戦スキルを体系的に習得できる場として、前年比倍増の8コースを揃えています。
日本語コースも含まれているため、国内の実務担当者にとっても参加しやすい構成です。
CODE BLUE実行委員会「CODE BLUE 2026」の紹介でした。
よくある質問
Q. トレーニングコースの参加登録はいつから始まりますか?
A. 参加登録は2026年6月初旬の開始が予定されています。
各コースの募集人数や料金は準備が整い次第、公式サイトに掲載されます。
Q. カンファレンスチケットとビジターチケットの違いは何ですか?
A. カンファレンスチケットは全エリアへの入場、ネットワーキングパーティへの参加、アーカイブ動画の先行配信が含まれます。
ビジターチケットは入場エリアに制限があり、ネットワーキングパーティとアーカイブ先行配信は含まれません。
早期割引価格はカンファレンスチケットが78,000円(税込)、ビジターチケットが18,000円(税込)で、いずれも5月31日まで購入できます。
Q. カンファレンスはオンラインでも視聴できますか?
A. 対面形式のみの開催で、当日のオンライン配信は行われません。
ただし、講師の了承を得た講演については、カンファレンス終了後に参加者限定のアーカイブ動画を経て、一般公開される予定です。