記事ポイント
- 施設売店の課題で最も多かったのは「価格が高い」53%
- 施設で販売してほしい食品の1位は軽食で61%
- 利用者ニーズと売店の商品構成にズレがある実態
FoodStockが、施設利用時の食事や軽食ニーズに関する調査結果を発表。
過去1年以内にホテルや空港、駅、温浴施設、漫画喫茶、商業施設などに1時間以上滞在した経験のある300名を対象に、施設売店の課題と求められる食品を聞きました。
価格への不満と、片手で食べやすい軽食ニーズの高さがくっきり見える調査結果。
FoodStock「施設利用時の食事・軽食に関するアンケート」

- 調査名:施設利用時の食事・軽食に関するアンケート
- 調査期間:2026年3月
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:20~69歳男女 300名
- 調査主体:FoodStock株式会社
FoodStockは、施設内の売店や食品販売における課題を探るため、価格や品揃え、商品内容に対する満足度を調査しました。
売店で感じる不満と、実際に買いたい食品の輪郭を並べて見せるリサーチ。
結果からは、単に売れないのではなく、利用シーンに対して売場の構成が噛み合っていない可能性が浮かび上がっています。
価格の壁

施設内で販売されている食品への不満で最も多かったのは、「価格が高いと感じる」の53%です。
購入の手を止める大きなハードル。
施設滞在中に手軽に口にしたい場面でも、価格の高さが選びにくさにつながっていることがうかがえます。
品揃えの不足
価格に続いて多かったのは、「商品の種類が少ない」35%、「魅力的な商品が少ない」29.3%、「食事として満足できる商品が少ない」28.3%です。
選ぶ楽しさや満足感の不足。
棚に並ぶ商品の数だけでなく、見た目や食べごたえを含めた中身の設計にも課題があることが示されています。
軽食ニーズ

- 軽食(サンドイッチ・ホットドッグなど):61%
- 小腹を満たせる軽い食事:55.3%
- ご飯もの:47%
- 麺類:47%
販売してほしい食品の1位は、サンドイッチやホットドッグなどの軽食で61%です。
さっと食べられる手軽さへの支持。
さらに「小腹を満たせる軽い食事」も55.3%と過半数に達し、片手でつまめる軽やかなメニューが過半数の利用者に支持されました。
ご飯ものと麺類もそれぞれ47%となり、しっかり食べたい層も一定数いる結果です。
売場設計のズレ
FoodStockは今回の結果について、施設売店の課題は価格や商品数だけではなく、何を置くべきかという商品構成そのものにある可能性を示しています。
利用シーンに合った売場づくりの重要性。
限られたスペースや商品選定の難しさ、利用者ニーズの把握不足によって、価格、品揃え、商品内容のバランスが最適化されにくい状況があると分析しています。
短時間利用か長時間滞在か、持ち帰り需要があるかといった条件に合わせた商品設計が、今後の売店運営で重要な検討領域になりそうです。
今回の調査では、利用者が求めるのは高価格帯の商品よりも、すぐ手に取りやすく、小腹を満たしやすい食品であることが見えてきています。
売場全体をどう組み立てるかが、売上だけでなく利用体験にも関わる視点です。
FoodStockでは今後も、施設における食のあり方について調査を続けるとしています。
施設売店のニーズと課題を映し出した調査結果の紹介でした。
よくある質問
Q. 施設売店で最も多かった不満は何ですか?
A. 最も多かったのは「価格が高いと感じる」で、回答割合は53%です。
Q. 施設で販売してほしい食品の1位は何ですか?
A. 1位は軽食で、サンドイッチやホットドッグなどを含む項目が61%です。
Q. 調査はどのような人を対象に実施されましたか?
A. 過去1年以内にホテル、空港、駅、温浴施設、漫画喫茶、商業施設などを利用し、1時間以上滞在した経験のある20~69歳の男女300名を対象に、2026年3月にインターネット調査で実施されました。