記事ポイント
- 元恋人の思い出の品を別れてからも保管している人は41.6%という調査結果
- 捨てられない最大の理由は「見ると当時の記憶が蘇って辛いから」が47.7%
- 処分後は74.1%が「スッキリした」と回答し、心の整理につながる実態
元恋人との思い出の品を、別れたあとも手放せずにいる人は少なくありません。
優が全国の成人男女500人を対象に実施した調査では、思い出の品の保管や処分にまつわるリアルな心理が明らかになります。
捨てられない理由から、処分を決意したきっかけ、手放したあとの気持ちまでを数字で見ると、“心のお片付け”の実態が見えてきます。
優「元恋人の思い出の品の処分に関する実態調査」

- 調査名:元恋人の思い出の品の処分に関する実態調査
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:全国の成人男女
- 有効回答数:500名
- 調査期間:2026年4月
- 調査実施:株式会社 優
今回の調査は、元恋人の私物やプレゼントを「捨てられずに保管した経験」がある人を対象に実施されたものです。
部屋に残る物が、単なる不用品ではなく、気持ちの整理と深く結びついていることがデータから浮かび上がっています。
保管期間
別れてから思い出の品をどれくらい保管していたかを聞いたところ、最も多かったのは「まだ持っている」の41.6%です。
すでに処分した人でも、「1年〜3年未満」が17.6%、「半年〜1年未満」が13.0%、「5年以上」が10.4%、「3年以上〜5年未満」が10.4%という結果です。
「1ヶ月〜半年未満」で手放せた人は7.0%にとどまり、多くの人が年単位で保管している実態。
関係が終わっても、物に残る記憶まではすぐに整理できない複雑な心理がうかがえます。
手元に残りやすい品
保管していた、または現在も保管している物のジャンルでは、「アクセサリー・貴金属」が37.7%で最多です。
続いて「手紙・写真・プリクラ」が25.6%、「衣類・バッグ」が19.1%、「趣味の物(楽器、ゲーム、ぬいぐるみ等)」が7.4%、「家電」が3.1%、「家具」が1.9%です。
アクセサリーや衣類は日常的に使いやすく、高価なケースも多いため、別れを理由にすぐ処分しにくい傾向があります。
一方で、手紙や写真は金額では測れない思い出そのもの。
物質的価値と感情的価値の両方が、手放しにくさにつながっています。
捨てられない理由

処分のハードルとして最も多かったのは、「見ると当時の記憶が蘇って辛い」の47.7%です。
約半数が、作業そのものより感情面の負担を大きな壁として感じています。
これに対して「処分の手続きが面倒」は10.2%、「相手がいつか返してと言いそうで怖い」は9.9%、「捨て方がわからない」は4.9%です。
手放せない理由の中心は、手間ではなく心の痛みであることがはっきり示されたかたちです。
処分を決めたきっかけ
最終的に処分しようと決めたきっかけは、「新しい恋人ができた・結婚が決まった」が27.0%で最多となります。
次いで「相手への未練が完全になくなった」が23.2%、「相手のことを忘れるため」が18.1%、「引っ越し」が9.2%、「部屋が狭くて邪魔になった」が8.9%です。
住環境の変化よりも、新しい関係の始まりや気持ちの区切りといった内面的な変化が、処分への後押しになっている点に注目です。
思い出の品を手放す行為が、次の一歩を踏み出す節目になっていることがわかります。
処分後の気持ち

実際の処分方法では、「自治体のゴミ回収に出した」が66.9%で最も多く、「フリマアプリ・ネットオークションで売却した」が21.6%で続きます。
写真や手紙は捨て、ブランド品やアクセサリーは売却するなど、品物によって手放し方を変える傾向も見られます。
処分後の気持ちでは、「非常にスッキリした」が40.1%、「少しスッキリした」が34.0%で、合計74.1%が前向きな変化を実感します。
「寂しさが募った・後悔した」は3.7%にとどまり、手放した先に解放感を感じる人が多い結果です。
回収サービスへの関心
「思い出の品を手間をかけずにすべて運び出してくれるサービスがあれば利用したいか」という質問には、「状況によっては利用したい」が52.6%、「ぜひ利用したい」が13.0%です。
約65%が、プロによる回収サービスに関心を示しています。
思い出の品と向き合う時間そのものがつらいからこそ、自分で抱え込まない選択肢へのニーズがあることがわかる調査結果。
片付けは部屋の整理だけでなく、気持ちを切り替えるための行動としても注目されそうです。
元恋人の思い出の品は、物理的には小さくても感情の重さは簡単ではありません。
今回の調査では、捨てられない理由も、手放したあとの変化も、数字で具体的に示されます。
処分のきっかけは人それぞれですが、手放した人の7割以上がスッキリしたと感じている点は見逃せないポイントです。
過去を整理する行為が、前を向くための実用的な一歩になることを伝える内容です。
優による「元恋人の思い出の品の処分に関する実態調査」の紹介でした。
よくある質問
Q. 元恋人の思い出の品をまだ持っている人はどれくらいいますか?
A. 今回の調査では、元恋人の私物やプレゼントを保管した経験がある人のうち、41.6%が「まだ持っている」と回答します。
処分までに1年以上かかる人も多く、長期間手元に残りやすい実態が見えています。
Q. 思い出の品を捨てられない最大の理由は何ですか?
A. 最も多かった理由は「見ると当時の記憶が蘇って辛い」で47.7%です。
手続きの面倒さや捨て方の問題よりも、品物に触れたときの感情の揺れが大きなハードルになっています。
Q. 思い出の品を処分した後、後悔する人は多いですか?
A. 調査では、「非常にスッキリした」と「少しスッキリした」を合わせて74.1%が前向きな気持ちになったと回答します。
一方で「寂しさが募った・後悔した」と答えた人は3.7%にとどまっています。