記事ポイント
- 武者絵・戯画・美人画・風景画など約400点を展示
- 花江夏樹・釘宮理恵による音声ガイドを用意
- 2026年4月24日(金)より愛知県美術館にて開催
江戸後期に浮世絵界へ新風を吹き込んだ奇才・歌川国芳の大規模展覧会が、愛知県美術館で開催されます。
武者絵、戯画、美人画、風景画、役者絵に肉筆画を加えた約400点の作品を通じて、国芳の全貌に迫る展示内容です。
中京テレビ「歌川国芳展―奇才絵師の魔力」

- 展覧会名:歌川国芳展―奇才絵師の魔力
- 会期:2026年4月24日(金)〜6月21日(日)
- 前期:4月24日(金)〜5月24日(日)/後期:5月26日(火)〜6月21日(日)
- 開館時間:10:00〜17:00(金曜日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
- 休館日:月曜日(ただし5月4日[月・祝]は開館)、5月7日(木)
- 会場:愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
- アクセス:地下鉄東山線・名城線「栄」駅/名鉄瀬戸線「栄町」駅下車、オアシス21連絡通路利用徒歩3分
- 観覧料:一般 1,800(1,600)円/大学生 1,000(800)円/高校生 800(600)円 ※( )内は前売・団体料金
中京テレビ放送、愛知県美術館、読売新聞社が主催する「歌川国芳展―奇才絵師の魔力」が、2026年4月24日(金)より愛知県美術館にて開催されます。
歌川国芳(1797〜1861)は、江戸後期に活躍した浮世絵師の最後の世代に現れた絵師です。
力強いポーズの英雄を大胆な構図と派手な色使いで描いた武者絵で一躍人気絵師となり、西洋画法を取り入れた風景画や、市井の女性の日常を捉えた美人画、ウィットに富んだ戯画など幅広い画題を手掛けました。
会期中には展示替えがあり、展示作品の約9割が入れ替わります。
くじけぬ絵師根性―武者絵・役者絵

長く続いた下積み時代にくじけず筆力を鍛え続けた国芳は、「水滸伝」の英雄たちを描いた30代初めに「武者絵の国芳」として浮世絵界に名を馳せました。
天保の改革により役者や遊女を描くことが禁じられても、奔放な発想力で苦境を乗り越えています。

《坂田怪童丸》は、滝の水しぶきの中で赤い肌の金太郎が巨大な鯉に抱きつく力強い一枚です。
藍の濃淡で表現された水の描写が印象的な通期展示作品となっています。
にゃんこ百面相―戯画・美人画

無類の猫好きだった国芳は、猫を美人の引き立て役としてだけでなく主役として描き出しました。
リアルな猫から人間に扮した猫まで、実に表情豊かな猫たちがあちこちに登場します。
本展では新発見のおもちゃ絵《流行猫の変化》も展示されます。

《山海愛度図会》では、緑の着物の女性が白猫を抱き上げる愛らしい場面に、浮世絵風の海景を組み合わせた情緒豊かな構成が楽しめます。
予想外にぶっとんだ構図―武者絵・風景画

国芳が切り拓いたダイナミックな三枚続きの手法は、浮世絵の常識を打ち破るものです。
《宮本武蔵の鯨退治》では、荒波の中を泳ぐ巨大な鯨の背に武蔵が刀を構えて立つ圧倒的なスケールが広がっています。

《忠臣蔵十一段目夜討之図》は、月明かりの下で赤穂浪士たちが吉良邸へ討ち入りする緊迫の夜襲場面を描いた三枚続きの作品です。
画面を貫く大胆な構図は、風景画にも遺憾なく発揮されています。
しゃれをきかせて笑いを誘う―戯画

国芳にかかれば、猫や金魚、狐に狸などの生き物から、ひょうたんや化粧道具のような身近な品々に至るまでコミカルに擬人化されます。
《みかけハこハゐがとんだいゝ人だ》は、複数の人物が集まって一人の男の顔を形作るだまし絵の傑作です。

《きん魚づくし ぼんぼん》では、擬人化された金魚たちが団扇を持って盆踊りを踊るユーモラスな姿が描かれています。
江戸の人々を笑わせた国芳のアイデアには、令和にも響くユーモアが満載です。
音声ガイド

音声ガイドのナレーションは、声優の花江夏樹さん(「鬼滅の刃」竈門炭治郎役ほか)と釘宮理恵さん(「銀魂」神楽役ほか)が担当しています。
国芳がこよなく愛した「猫」も登場し、国芳にまつわるエピソードを織り交ぜながら作品の見どころを紹介する内容です。
展覧会オリジナルグッズ

会場では、落款トートバッグや猫顔リバーシブル巾着、招き猫チェンジングエコバッグなど、国芳の猫モチーフを活かしたオリジナルグッズが販売されます。

みかけハこハゐがの3Dフェイスステッカーや、赤い首輪の猫マスコットはりこ、猫飼好五十三疋アクリルチャーム全55種など、コレクター心をくすぐるアイテムも揃っています。
武者絵から戯画、美人画、風景画まで、幅広い画題を手掛けた国芳の約400点に及ぶ作品を一堂に鑑賞できます。
花江夏樹さんと釘宮理恵さんによる音声ガイドで、作品の背景やエピソードをより深く味わえる展覧会です。
会期中に展示作品の約9割が入れ替わるため、前期・後期で異なる国芳の世界が楽しめます。
中京テレビ「歌川国芳展―奇才絵師の魔力」の紹介でした。
よくある質問
Q. 歌川国芳展の会期はいつですか?
A. 2026年4月24日(金)から6月21日(日)までです。前期は4月24日(金)〜5月24日(日)、後期は5月26日(火)〜6月21日(日)で、展示作品の約9割が入れ替わります。
Q. 音声ガイドは誰が担当していますか?
A. 声優の花江夏樹さん(「鬼滅の刃」竈門炭治郎役ほか)と釘宮理恵さん(「銀魂」神楽役ほか)が担当しています。国芳が愛した猫も登場する、約35分のガイドです。