記事ポイント
- 2026年4月29日~5月10日、金沢21世紀美術館で開催
- 千早茜氏の新作を含む計6編の言葉と香りを体験
- 入場無料、香りの迷路やワークショップも実施
松栄堂が2026年4月29日から5月10日まで、金沢21世紀美術館で「言葉でつなぐ、私と香り展」を開催します。
言葉と香りを自由に結びつけながら、自分の感覚で展示をたどれる参加型の企画展です。
金沢会場では新作展示に加え、「香りの迷路」やトークセッション、匂い香づくりワークショップもそろいます。
松栄堂「言葉でつなぐ、私と香り展」
- 会期:2026年4月29日(水)~5月10日(日)
- 開場時間:10:00~18:00
- 閉場時間:5月10日(日)のみ16:00
- 会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA 全室(1階)
- 入場料:無料
松栄堂は、創業300余年の歴史を持つ京都の香老舗です。
金沢21世紀美術館は、円形のガラス建築が特徴的な現代美術館で、多彩な企画展で知られています。
本展は2025年2月に下北沢で好評だった企画展をもとに、金沢会場ならではの新作と新企画を加えた巡回展です。
言葉を読む時間と香りをたどる時間が重なり、視覚だけでは終わらない鑑賞体験を楽しめます☆
参加型インスタレーションの見どころ

- 展示作品数:計6編
- 香りの栞:550円(税込)
- 販売場所:物販レジ
- 販売条件:各日数量限定
メイン展示は、直木賞作家の千早茜氏が紡ぐ言葉と、松栄堂のお香を組み合わせた参加型インスタレーションです。
金沢会場では新作1編を追加し、計6編の言葉をたどりながら香りを選べます。
白いパネルに並ぶ言葉は短くても余白があり、読むたびに香りの印象が少しずつ変わります。
来場者は言葉と香りを自由に組み合わせ、自分だけの「香りの栞」(550円・数量限定)を作れます。
読みものとしての密度と、お香を選ぶ手つきの静けさが同じ空間に同居する展示です。
日本の香文化をたどる展示

- 紹介内容:平安~江戸期の香文化の変遷
- 展示内容:多様なお香、香原料
会場では、日本の香文化の歴史もあわせて紹介されます。
お香は仏教伝来とともに日本へ伝わり、平安時代には貴族の教養、江戸時代には芸道として広がりました。
原料展示では、色や質感の異なる素材がガラス容器に収められ、香りがどこから生まれるのかを視覚でも追えます。
文学や四季、美意識と結びついて発展してきた日本の香り文化を、体験と知識の両方からたどれる構成です。
新企画「香りの迷路」と感覚の使い方

- 新企画:香りの迷路
- 導入会場:金沢展より新規導入
金沢展から加わる「香りの迷路」は、鼻を頼りに香りをたどって進む体験エリアです。
香りの違いに意識を集中すると、甘さや乾いた質感、残り方の差まで少しずつ見えてきます。
香りを言葉で説明するのが難しいと感じる人ほど、まずは迷路の中で感覚を動かす時間が入り口になります。
見て理解する展示ではなく、自分の感覚を使って答えを探す展示に変わるのが、この企画の面白さです。
会期中プログラムと物販情報

- トークセッション:5月9日(土)14:00~
- ワークショップ開催日:5月2日(土)~5月6日(水・振休)
- ワークショップ時間:11:00/14:00/16:00
- ワークショップ所要時間:40分
5月9日には、千早茜氏、松栄堂の調合師・藤本悌志氏、京都芸術大学准教授の江南亜美子氏によるトークセッションを実施します。
香りを調合する工程と、言葉で情景を立ち上げる工程を並べて聞ける内容で、展示を見た後に理解が深まる組み立てです。
5月2日から6日までは、香原料を調合して自分だけの匂い香を作るワークショップも開催します。
完成品を持ち帰れる体験は、展示で受け取った印象を日常へつなげたい人におすすめです。
物販ブースでは松栄堂のお香に加え、千早茜氏の香り三部作や香の文化史『香千秋』などの書籍も販売されます。
香りをただ鑑賞するだけでなく、自分で選び、組み合わせ、持ち帰れるのが今回の魅力です。
文学が好きな人も、美術館めぐりが好きな人も、五感で展示を味わいたい休日にちょうどいい会期です。
無料で入場できるので、金沢散策の途中に立ち寄って日本の香文化に触れる時間もつくれます。
松栄堂「言葉でつなぐ、私と香り展」の紹介でした。
よくある質問
Q. 開催期間はいつですか。
A. 2026年4月29日(水)から5月10日(日)までです。5月10日のみ16時閉場となっています。
Q. 会場はどこですか。
A. 金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA 全室(1階)です。
Q. ワークショップに参加できますか。
A. 5月2日から6日まで、1日3回(11時・14時・16時)ワークショップが開催されます。所要時間は40分で、自分だけの匂い香を作れます。